わくわく、楽しみ

1月から、自身の学びの場として参加させていただいているエッセンシャルマネジメントスクール(EMS)。
何より、他の学校と違うのは参加している方々です。
とてもあたたかく、他者の立場に立って考えてくださる方々が多いのです。

妙な安心感、居心地の良さを感じます。

ここにいる方々と話していると、何時間話していても話したりないぐらい楽しい時間になります。

エッセンシャルマネジメントスクールは、様々な講義があり学びとしても多くのものを得られる場なのですが、特筆なのは、講義後の時間に催される懇親会。

懇親会は、毎回こだわった食べ物や飲み物が用意され、講義中に同じグループでなかった近くに座っていない参加者の皆様と食事をしながら歓談できるのです。

私は、ちょっとしたきっかけから懇親会の当日の準備をたまたまご一緒させていただくようになったのですが、この当日の準備のお手伝いが結構楽しいのです。

私が体験したことは、「お好み焼き取りに行き隊」。

スクール会場近くのお好み焼き屋へ、予約されているお好み焼きを取りに行く、ただそれだけ。

これが、なぜか楽しいのです。一緒に行く仲間と行き帰りの時間を使ってワイワイ。

お好み焼き屋さんまでの下り道を歩きながら、ワイワイ。
赤信号で渡るのを待っているときに話ながらワイワイ。
お好み焼き屋さんでお好み焼きを受け取って登り路でワイワイ。
建物に戻ってきてワイワイ。

日頃、外を歩いていても、ここまでわくわくすることがないのに、数人で、「お好み焼きを取りに行く」時はわくわく。
(仕事であれば絶対にわくわくしないだろうのに、エッセンシャルマネジメントスクールでは、わくわく、です。)

感じるのは、学生時代の文化祭の準備のときみたいだ、ということ(授業が終わってみんなで夜に準備していたな、わいわい、と)。

学生時代に感じていた情動を、社会人になって、いま、また感じている、と。

たぶん、日中はそれぞれ異なる場所で異なる立場で仕事をしている人同士が、日中
の仕事の境界を越えて、同じ関心を持って、一緒に行くから楽しいのだろうなと振り返っています。

エッセンシャルマネジメントスクールでは、自分たちで、自主的、主体的に一人一人が動いている様子が見られます。

これがまた、自分も何かしよう、何かしたいな、という気を起こさせてくれます。

互いに尊重しながら、みんなで作っているという感覚。

エッセンシャルマネジメントスクールという素晴らしい場に出会えたことに感謝しています。

一緒にいく仲間の皆さんと、エッセンシャルマネジメントスクールの別コースである、お好み焼き運び隊、またやりたいな。

社会人になると誰しも、特に組織に勤める立場である者は、組織内で置かれている立場でふるまうことが暗黙のうちに期待され、本人もそれに応えようと、時にペルソナを被りますよね。
管理者は管理者然として、リーダーはリーダー然として、先輩は先輩として、後輩は後輩として、部下は部下として。

そんな役割という殻を自ら打ち破り、そこに存在した境界を越え、集まり、時に同じ目線で本質を考えようとする場があるのがエッセンシャルマネジメントスクールだと、私には感じられます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?