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2023年冬至図 冬至図からの3か月はどんな風潮雰囲気に?

今年もあっという間に一年が過ぎました。
今年ももうすぐ終わりですね。

気がついたら、もうすぐ冬至だったと思い、今回はその冬至図のホロスコープを読みました。
冬至図は、その年の冬至から翌年の春分までの社会のムードを表すものになります。



1ハウスと9ハウスに星が多いですね。
その1ハウス側では牡牛座の月と木星、9ハウス側では山羊座の太陽と水星が、それぞれほぼ重なり合っています。
そして、月・木星と太陽・水星は120度の調和的な角度でつながり、これらの天体は、魚座の土星(こちらは11ハウス)とも協力関係にあります。この5天体が作る三角形は、月・木星と太陽・水星の調和のエネルギーに沿う方向で、土星が協力していくというポジティブな力を生み出す配置です。
この三角形が、ホロスコープの中で目立ちましたので、この三角形を中心に今年の冬至図を読んでいきます。

まずは1ハウス牡牛座月・木星−9ハウス山羊座太陽・水星について。
1ハウスは、個としての意識を表す場所で、9ハウスは学び、探究などを表す場所です。1ハウスと9ハウスの天体が調和の関係にあるので、学んだり、哲学や思想を追求していくことで自分という“個“を意識するような時期なのでしょう。
9ハウス側の山羊座は、堅実的で安定を求めます。堅実で現実的ですから、実質的に価値を生み出す考え方や、ビジネスについて学ぼうとすることになりそうです。確実に成果を出したい性質なので、長く続いて安定しているものを重要視する傾向があります。学んだり探究したりするものは、伝統があるものや歴史があるものになりそうですね。ビジネスであれば、老舗企業のやり方などについて、探求するのかもしれません。
対する1ハウス牡牛座も現実的な星座です。牡牛座は五感に優れていて、実体験を通して自分の中に取り込みます。学ぶ事柄について見て、聞いて、触れて納得していくでしょう。

その学びに協力するのが、11ハウスの魚座土星です。
魚座の土星は、夢を形にする力を持ちます。
魚座は囲っている枠を曖昧にし、土星は形にしていく力です。矛盾する働きのように思えますが、例えば哲学や思想ならば、違う価値観や考え方を持つものが、土星の力で双方を繋ぐパイプを通し、互いの持つ枠を曖昧にするとも考えられます。ビジネス関連ならば異業種間での提携をとることで、何か学びを得られるかもしれません。
魚座はあらゆる境界線を超えてさまざまなものとつながることができるので、常識を超えたところから、インスピレーションを受け取ることができます。
そして土星のある11ハウスは、社会的な頂点のその先にある、未来の社会の理想にむけて活動する場所です。
魚座土星の協力で、牡牛座月・木星−山羊座太陽・水星の従来の考え方ややり方を超えた新しい視点が与えられ、夢や理想を現実的な形にしていくことのできる力を持つことが出来るかもしれません。

さらに、1ハウス・9ハウスには天王星と火星も位置していますね。
1ハウス側の天王星は2ハウスの入り口近くにあり、1ハウスに位置しているとも2ハウスに位置しているとも取れる場所にあります。
2ハウスは、自分に備わっている能力や価値観を表すので、1ハウスであっても2ハウスであっても自分自身を表す場所になります。そこに変化や刷新を表す天王星が入っているということは、自分を意識する事柄や自分の価値観に変革を起こそうとしているということ。
9ハウス側の火星は射手座にあり、異なる文化への興味、新しい体験を求めます。
天王星と火星は150度の関係にあり、天王星が火星を訓練・調教するという配置です。
つまり、火星の異なる文化への興味や新しい体験の範囲は、天王星が行う自己変革に関わることに限定されるよう仕向けられるのかも知れません。
また、9ハウスは射手座から始まり、途中で山羊座に変わります。これは、山羊座の太陽・水星は火星の挑戦に現実性と安定をもたらし、サポートするようにも思えます。山羊座の太陽と水星は、月・木星や土星の力も得ていますから、先ほどお伝えした夢や理想を
現実的に形する力をもらい、挑戦できそうです。
ただ、火星には海王星が90度の角度で関わり、火星の挑戦を惑わせます。海王星は物事をぼかし、曖昧にさせます。海王星に錯乱させられないよう注意は必要になりそうです。



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