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乙女座冥王星世代の変革

冥王星は動きが遅いため、ひとつのサイン(星座)にとても長く滞在します。そのため、冥王星のサインの影響は、個人の性質というよりも、その世代の人々の集団的なエネルギーがどの分野に現れるのかをということを示します。
今年の3月、その冥王星は、山羊座から水瓶座に移動します。それにより、また新たな変革力を持つ世代が生まれてくることになりますね。

そんなことを考えていたら、私の世代は何を変革してきたのだろうかと、ふと思いました。私は乙女座冥王星世代です。
乙女座が象徴するものに「実務」や「雇用」がありますが、私が社会に出た頃は、今のようなパソコンはまだあまり普及しておらず、会社にあったのは、端末でした。その後コンピューターの分野はどんどん発展していき、今ではリモートワークで家で仕事ができるようになりました。
乙女座冥王星の時代には天王星もまた、乙女座にあった期間があります。コンピューターが働き方を変え、無駄なく効率よく作業ができるようになった要素もありました。
また、雇用というところでは、終身雇用は保証されなくなっていき、パートや契約社員という働き方が増えていきました。最近では、副業をする方も増えてきていますね。
乙女座は社会で役に立とうとするサインなので、オーバーワークにもなりがちです。さらに乙女座は自分を主張するよりも、サポート役にまわって貢献していくような性質です。それが極まれば、少々行き過ぎた表現になりますが、組織の中の駒のような存在となってしまいます。そこに「無駄なく、効率よく」が加わって、パートや契約社員が増えていったのかな、とも思います。
冥王星はそうやって、そのサインの質を極めていって、問題点をあぶり出させるのでしょうね。

乙女座冥王星世代が現役として働いている期間に、このように働き方が変わっていったことは、なるほどと思えるところがあります。
現在乙女座冥王星世代は、50代から60代前半。仕事において、一番影響力を持つ年代に、今この世代がいるというのは、その働き方の変革もクライマックスというところにあるのでしょうか。

また、乙女座は医療にも関連します。
ここ数十年で医療技術も大きく発展していきました。今後もさらに高度に発展していくのでしょうが、一方でそうした医療に頼らず、健康を維持していこうという考えも出てきていると思います。
乙女座冥王星世代が、高齢になり医療との関わりがより増えてくれば、この分野でもさらにまた変革が進んでいきそうです。

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