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組織を拡大する

勝ち組遺伝子

身体を構成する約60兆個の細胞それぞれに遺伝子が搭載されていますが、その遺伝子に入力されている最大の情報は『より快適に生き、生き残る』という目的を叶える為の勝ち組遺伝子情報です。

進化の過程で獲得した勝ち組遺伝子情報が今も私達の身体に脈々と受け継がれています。

地球に生命が誕生して20数億年、そして人類が誕生して700万年という長い時間をかけて継承された、ありとあらゆる遺伝子情報が私達の中に内蔵されています。

この勝ち組遺伝子の内部には私達が頭で考え付く事なら何でも実現してしまう事ができる情報が記録されています。『成功したい。お金持ちになりたい。愛し愛されたい』という望みなら難なく実現してしまうくらいの情報量です。

遺伝子の情報は様々な要因でオン・オフに転じてしまいます。通常は10%程度しか働いていないという事です。つまり普段は鍵が掛かったような状態なのです。

ではどうしたら勝ち組遺伝子の情報を引き出せるかと言うとそれは脳を快調に働かせる事です。脳を快調にするには『快の言葉』を注ぎ込んでやる事です。『ああよかった』『ありがたい』『私は本当に幸せだ』『ツイテル、ツイテル』というような快の言葉が引き金になって私達の脳は快になります。

『これが欲しい』と願えば後は勝ち組遺伝子が叶えてくれます。実例として自分の会社を作った後、どうすれば発展させられるのか悩んでいました。失敗したくないので色々な成功者の伝記などを読んで参考にしました。

組織を拡大する

そこで自分の心に存在すると言われている内神様に聞いてみました。会社を発展させるには組織の規模を拡大しなければなりません。全体として飛行機を作る際の要領で機体とエンジンの調和を取る事が要点と感じました。主翼の大きさやエンジンの出力などが小さくても調和の取れた拡大をする事で、新たな人材や協業して頂ける他社の選定について仕事を通じて探しました。

そうする事で紙飛行機の様に小さくても飛べる機体を作れるのではないかとの目論見でした。一人から始めた自分はその中で今不足する部分を支える業務をこなして次の拡大に求められるような人や会社について意を持って探す事でした。

それを続けた事で、ある程度会社が大きくなると次はいわゆるNo.2として業務を手伝ってもらう事で飛行を安定させる事が出来るのではないかと感じました。女房役や補佐役なる地位の人がいれば自分がいない時にも安定して飛ぶ事ができるのではないかと思いました。

女房役と補佐役

いわゆるナンバー2といわれる補佐役や女房役に優れた人材を充てる事になる分けですが、その時に大事な事として、やがてはトップに就くというような人材ではなくて、あくまでも有能な補佐役として存在してもらう事です。しかも功を欲しない、本当に傍にいる人間でありながら黒子としての実力を
持ち手腕を発揮する、いわゆる影としての存在です。

究極の目的を設定するのはナンバー1の仕事ですが、それをいかに実現するかという事を考え出すのがナンバー2の仕事です。そしてそういう人材を網羅出来た組織が更に拡張していけます。

女房役の第一条件は主観的にも客観的にもナンバー1になる可能性を持っていない補佐役です。2番目は自分の名前で物事をしない。3番目はある段階まで仕事を進めたら最後の詰めはナンバー1に譲る。第4には皆が手柄を立てたがる時に陰に回る事のできる自制心がある人間である事です。この辺りの人選と接し方は大変難しく、私もうまく行かなかったように思います。

勝ち組遺伝子の活用で業務拡大

その人自身にも勝ち組遺伝子があるので、理想通りの人材にはなかなか育ちません。これが障害となり、多くの中小企業は大企業に脱皮できない現実があるのではないかと思います。

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