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運がいい時・悪い時

生きている限り運がいいと思う時とそうでない時があります。これはリズムととらえればいいでしょう。運がいい時は波に乗ってぐんぐんやればいい。プラスがプラスを呼んでいきます。ただし好事魔多し、油断大敵です。初心忘れるべからずです。

悪い時は先ずジタバタしない事です。無理を強いるとマイナスがマイナスを呼びます。反省の機会でもあるし、周囲を整える機会でもあります。また次のプラスになる時に備えて十分に養生する尊い期間でもあります。

仕事がうまくいかないのは景気や人のせいばかりとは言えないし、運のせいにしても始まりません。結局仕事をしているのは自分です。思い通りにいかない時は苛立つ事や弱気になる前に『天が教えてくれている。天が授けてくれた絶好の機会だ』と思うといい。今は成功している人でも若い時には深い挫折を味わっているものです。

病気療養で長期間入院していたり、左遷されて窓際に座ったままだったり、同僚や仲間がバリバリ出世していく中で一人取り残されて孤独感にさいなまれたりしています。しかし多くの場合後になって言います。『あの時に時間が有ったので色々人生の本を読んだり、考えたりする時間がたくさんありました。もしあのような事が無ければ今の自分はありません』

その時不運だと思ったマイナス要因が時間が経ってみると実は今日の自分を作った促進要因であった事を思い知ります。何が幸いか分かりません。大事な事は、どんなに意にそぐわない嫌な事があっても、こと志と違う結果に遭遇しても『天のメッセージ』だと思って絶対積極の心を失わない事です。

忍耐力

わずかな人だけが失敗の経験から忍耐力の重要性を学び取ります。彼らは失敗したとしてもそれは成功を生む為に不可欠な陣痛にすぎないと受け止めます。その様に受け止めて、そして再びすぐに立ち上がっていきます。

忍耐力の強い人だけが最後に失敗を勝利に転換できます。ほんの少数の人だけが失敗を『努力の糧』と受け止めます。これは一つの習慣と言ってもいいでしょう。習慣によってそのような心構えが形成されます。またそのような心構えによってその思考習慣は強められます。

そのような人だけが幸運にも人生の後戻りをしなくてすみます。絶望的な場面に遭遇した時でもそれに対抗する不思議な力が自然に湧き上がってきます。心の中にそのように考える回路が出来上がってしまっているからです。しかしその力を見た人もその存在に気付いた人も少ないものです。その力は忍耐力と呼ばれています。

そしてその力はもっと伸ばしていかなければなりません。忍耐力が無ければどのような分野においても大きな成功はできません。

忍耐力を習慣として身に付けた人は、たとえ失敗しても、あたかも失敗そのものを保険にかけているように涼しい顔をしています。その様な人こそ、どんなに失敗を重ねても最後には梯子の最上段に登り詰める事ができます。時には何者かが陰に隠れて、様々な種類の失敗を経験する事で忍耐力のテストをしているように思える時すらあります。

しかし、その失敗にもめげず、挑戦を続ける人だけが目標地点に到達できます。

想像力(Imagination)

自分では想像もつかないリッチな生活とはどんなものだろうと好奇心を働かせる事であなたもその世界に一歩近づいています。

そういう可能性をみすみす閉ざして、あれは自分には関係のない事と決めてかかったら殻を打ち破る事はできません。ここで殻を打ち破るとは想像力の殻を破る事です。創造力が溢れる程豊かな人は心もお金も豊かになれる可能性に満ちています。

想像の世界

想像と共に夢が大きく膨らみ、その大きな夢が大きなお金を呼ぶからです。逆に想像力が貧困な人は心の世界も貧弱なものとなり、お金の面でも低迷状態から抜け出す事ができません。そうした意味で想像もつかないほどリッチな生活を楽しんでいる人々の暮らしぶりを間接的であれ、見たり聞いたり、出来る事なら直接会って話を聞いてみたいと意欲を持つ事はとてもいい事です。

それが脳に強烈な刺激となり、考え得る限りの上の人生を希望できるようになるばかりか、人生そのものを大きく変えるきっかけになります。

桁外れにリッチな人々を見て『私もああなりたい』と切に望む事、それが大金持ちになる為のスタート地点です。

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