事実

私は10ヶ月働いたお店を辞めた。

メルボルンのロックダウンの狭間で始まったお店

苦難ばかり

最初は普通のスタッフの1人。

ロックダウン中でも働く場所があって嬉しかった。

私は、自分のお給料を少しでも増やすため、お店のためになればと思い、販売促進のアイディアを出したり、代理店時代の経験からWeb広告やSNSのお手伝いをしはじめた。

そんな8月の終わり、前の店長が急に辞めた。

オーナーが一人でお店を回している時、とても忙しそうだったので「手伝いますよ。」と言った。どうせ暇だったし。

そこから私とオーナーの契約が始まった。

固定給にして、労働時間はきちんと決めなかった。ずっとお店にいて、暇な時は裏で好きなことしてていいから忙しくなった時だけ手伝って欲しい。と。

私はその提案に乗った。

法律上、通常は学生ビザで週20時間しか働けない私にとってありがたかった。ロックダウンでどうせ暇だったし。(ペイスリップの調整で紙面上は20時間ということにしている)

暇な時は裏で好きなことしてて良いなら良いや。と。

好きなことをしたことなんて1度もなかった。

人がいればあれもこれもし始め、お店は忙しくなる一方。でも人件費は割けないから、固定給の私が使われる。

休憩をとる暇もないくらい忙しい日々が続き、しまいにはオーナーがお店に来なくなったりし始める。

お店のシフト作成、在庫管理、発注管理、大まかなことを全て任されるようになった。

それでもお給料は変わらず労働時間だけが増える。当然休みなんてない

結局私はひどい時は週100時間を超える週もあった。

時給換算したら$8以下

朝から働いて、夜は営業後にオーナーと打ち合わせ。

オーナーの話が長すぎるのと理解力が乏しく、通常であれば数分で終わるような話も数時間かかる。

口を挟んではいけない、今言い返しては行けない。と、最後まで聞いてから意見を言っていた。一応相手はオーナーだから。

そんな生活を8月末から1月初めまでで134連勤した

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