洗脳

この辺りからお店のメイン商品への取り組み方が変わったことや、レジの仕組みを変えること、今まで持ち帰り容器で対応していたのを陶器皿に変更したこと、など、一気に色々変わった。

さらにはメイン商品のキャンペーンも行い、お店はてんやわんやだった。

人が足りずに忙しすぎるのに、オーナーは相変わらず来ない。連絡も取りづらい。ストレスしかたまらなかった。

急に「あー辞めたいなー」と思った。

久々に見たオーナー。私とは会話もせずに買いものだけ置いて出ていく。その時

「辞めていいですか?」突然聞いた。

向こうは「またか」みたいな顔で「後で連絡します」と言った。


その夜また電話で話し合い。

今回は特に理由もなくただ辞めたかった。

どうしたらいいか、聞かれて困った。理由はない。

「んーーとりあえず金土の2時まで営業やめてもらっていいですか。」

適当に答えた。でも実際金土の深夜2時までの営業は本当に辛かったから、言ってよかった。笑

ここまできたら金より睡眠時間が欲しかった。

今回もすんなり了承。しかもその週から2時まで営業の分でまたさらに給料を上げてもらった。


これで文句はなかった。時給換算したら昔よりグッと良くなったから

一般スタッフ21ドル、マネージャーの私約20ドル


ここまできてもこの給料体系で、おかしいと思わないくらいに私は洗脳されていた




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