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くすのき 「天ぷらを極めた」名店が名古屋へカムバック。

東京四谷に移転するために閉店した「くすのき」が名古屋で新たなステップを踏み出すことなり帰ってきました。

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「四谷くすのき」さんは
日本一の天ぷらとの呼び声が高く
食べログでも☆4.5以上を常にキープ
都内屈指の天ぷら予約困難店です。

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今回は名古屋滞在中にタイミングよく
予約が取れましたので訪問です。

名古屋でかつて「くすのき」のあった場所で
2番手の市原さんが名古屋へ
その名も「くすのき市原」

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【おまかせコース23,000円】
▶︎車海老、筋子、栗のミゾレ和え
筋子は生のまま仕入れお店で塩漬けしている。上品なミゾレ和えです。

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▶︎お造り(鰆の酒焼き、鱧の水晶落とし)
鰆の酒焼きは鰆自体に香りをつけないように酒焼きにし、サワラ自身の香りが引き立ち美味です。

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▶︎天然車海老
三河湾の天然物。
1本目は塩で頂きます。
薄衣の中でまるで蒸されているように水々しく歯を跳ね返すようなぷりぷり感に甘味が口の中で広がります。

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2本目は自家製の海老塩で頂きます。
車海老の甘味に、海老塩をつけることで
香ばしさと旨味がグッと増します。

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▶︎車海老の頭
1本目は塩
2本目は海老塩
衣が思ったよりも厚めです。
個人的には海老塩よりも塩のみの方が
甘味がより際立って好きです。

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▶︎秋縞インゲン
岐阜県飛騨地方で作られてきた野菜で
2002に「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されたそうです。
シャキシャキした食感に甘味が広がります。

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▶︎鱧
皮目に旨味がぎゅっと凝縮され絶妙な火入れです。

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▶︎香茸
サクサクとコリコリ両方の歯ごたえが楽しめます。噛むほどに香りが鼻から抜けて行き
甘味の余韻が素晴らしいです。

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▶︎白エビと小柱
レアに仕上げていて
ねっとりした白海老の甘味と小柱の食感が心地よいです。

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▶︎白甘鯛
甘味と脂の力強さがあり美味です。

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▶︎カボチャ
ホクホクでカボチャの果肉がこし餡のようは食感です。

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▶︎細もずく
2年物のカラスミを添えて。

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▶︎筋子
海苔の香りと弾ける筋子から濃厚な味わいが広がり口当たりがとても良いです。トロ旨!です。

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ポン酢ベースのタレは
これからの料理に合うのでお好みで使用します。


▶︎カマス
揚げたあとに醤油を塗って炙りを加えています。カマスの甘い皮を残すためにレアめに揚げて炙りを加えることで旨味を引き出しています。

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▶︎栗
程よい渋みに甘くほっくりとしてます。

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▶︎舞茸
一言で言うと力強く凄い。
身質がしっとりと香りが立つ!

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▶︎鰆
しっとりレアに火入れした鰆。
旨味の余韻がすごい。

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▶︎サツマイモ
低音でジックリ火入れしており
甘味を引き立たせて天ぷら屋さんのデザートのような感覚のサツマイモです。甘い!

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追加
▶︎松茸 長野県産
松茸の香りを閉じこめているため
一口目の風味が最高で松茸エキスがじゅわっと口の中で溢れ出します。

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▶︎天ばら丼
土鍋で炊いたご飯の上に
海老、黒豆、舞茸、松茸などのかき揚げ。
一口ごとに食材の独立した上品な美味しさが楽しめます。
長芋の醤油漬け

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▶︎デザート
長野パープルシャーベットに梨と巨峰

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ごちそうさまでした。

不思議と油切れよくて天紙に
油ひとつ染みていかないのがこのお店の特徴です。
食べ終えた感じが軽く
揚げ物と言うよりは蒸し物のようで
素材が天ぷらの衣の中で旨味が引き出され火が入ったとは信じられない水々しさは
唯一無二です。
そして生の太白胡麻油で揚げた
天ぷらはとにかく軽い。

天ぷらの魅力は
まさに素材の味を最大限引き出せるところにあると思わさせてくれるお店「くすのき」

予約困難店なのは承知の上だが
年に一度でも良いので
通い続けさせてもらいたいお店の一つです。

YouTube【ウニ王子チャンネル」


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