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「TOKYO NIGHT PARK」 大橋彩香さん対談 HIROBA編集版 後編

声優、アーティストとして幅広く活躍する大橋彩香さんを迎えた
J-WAVE「TOKYO NIGHT PARK」の対談。
違うようでいて意外と共通点も多いという歌とお芝居の本質から
声で表現する絶妙なニュアンスまで。
前後編のHIROBA編集版としてお届けします。

【後編】歌う人が変わると、ニュアンスも変わる

水野 ここでリスナーからのメールをご紹介します。

ラジオネーム こむこむさん 22歳 女性
私には悩みがあります。 それは「自分の声がすごく低くて好きでない」というコトです。 水野さんは「自分の声」は好きですか? 自分の声って変えるコトは出来るのでしょうか?

大橋 声が低いのはうらやましいですけどね。

水野 ああ、逆に。自分の声は好きですか?

大橋 私、あんまり好きじゃなかったですね。

水野 声の仕事をしている人はそういうパターンが多いですよね。変えていったりはするんですか?

大橋 変えていくというか、そもそも自分の声を気にしたことがなくて。自分の声がいいから声優になったというわけではなかったので。

水野 なるほど。

大橋 いざ、テレビやラジオを通して聞く自分の声が浮いて聞こえて「なんか気持ち悪い!」って思うんですけど、他の人からは「そんなことないよ」って言われるので。たぶん、自分だから気になっちゃうだけなのかなと。これは一生囚われていくものなのかなと思っちゃいますね。

水野 もし、誰かの声になれるなら、どうしますか?

大橋 イケボ!イケボになりたいです(笑)。

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