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「TOKYO NIGHT PARK」水野良樹 3月26日放送分 ~いきものがかりや水野やHIROBAはこれから何をするの?~

今日が最終回です。1年間、金曜の深夜に聴いていただきありがとうございました。最初は、金曜だからみんなお酒とか呑んで帰ってきて、ちょっとリラックスしている時間に聴いてもらうのかなって思っていましたけど。お酒を呑みに行くことがなかなかできない1年になってしまって。この番組もいろんな分野のひとに遊びに来てもらって、夜だからできるお喋りを聴いてもらおうというコンセプトがあったんですが、対談番組なのに会うことが難しいと。だから収録の大半はリモートでした。今日も僕は自宅のスタジオからお送りしているんですけれども。そういう意味では、繋がることについて考えさせられる番組になったなと思います。

まずは1曲聴いてもらおうかな。「繋がる」という意味では、距離を感じさせないということを、この1年すごく感じて。何の距離かというと、世界との距離。リアルタイムで世界中が同じような状況になっているので、曲が届いていくんです。いきものがかりの場合「ブルーバード」が『BORUTO』『NARUTO』シリーズのおかげで世界中で歌われていて。この曲も『BORUTO』『NARUTO』シリーズの曲なんですけど、YouTubeでMVが公開された途端にコメントがブワーっと来て。それが半分以上、下手したら7~8割ぐらい、外国の方なんですよ。いろんな言語がコメントで飛び交っていて。あと、カバー動画も結構上がっていて。たとえば鈴木雅之さんに「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」という曲を書かせてもらいましたけど、あの曲も世界中でそれぞれ楽しまれて動画を上げられていたり。こうやって曲って世界に届いていくんだなと思いました。それではまず、この曲を聴いていただきましょう。いきものがかりで「BAKU」。

いきものがかり「BAKU」

歌詞:https://www.uta-net.com/song/296535/

「TOKYO NIGHT PARK」が始まったのは昨年の春ですけど、そのさらに1年前ぐらいから『HIROBA』という活動を初めて。もうギリギリ、綱渡りみたいに続いている活動で。今、HIROBAの公式noteがあるんですよ。もともとは公式HPを持っていて、そこがウェブメディアになっていて、いろんなひとと対談すると記事が載ったり、当時は曲を作ったり。“自分の場所”というか“自分のプラットホーム”を作りたいと思ったんです。ちょうどHIROBAを作り始めた頃は、サブスクとかがどんどん出てきて、みんなSNSを使っていて、プラットホームがめちゃくちゃ強い世の中になっていて。どうしたら良いんだろうと。

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