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釣りを楽しむための「デラシリーズ」

こんにちは!
今回は、僕自身がプロデュースさせていただいたルアーの紹介をしようかなと思います。
主にバスフィッシングで使用することが目的ではあるんですが、ルアーによっては海でも使えたりするなど、場所や魚種問わず使ってもらえるようなものも存在しています。
普段からバスフィッシングをしている方であれば、ご存じの方もいるでしょう。

デラシリーズとは?

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デラクー、デラバズ、デラスピン、デラブレイク、デラボール、ベビーデラボール(全てJACKALL)

この「デラ」という名古屋弁が入っているルアーがそれにあたるもので、最初に出させていただいたデラクーから全部で6種類のルアーをこれまでに出させていただいてます。
そもそもデラクー自体が、プロトの段階からとにかくバスがたくさん釣れて、「バスがルアーをめちゃめちゃ食う」ところから名前の由来がきています。
「めっちゃ、とても」=デラ
「食う」=クー

僕の地元は岐阜県ですが、30分の距離に愛知県名古屋市が位置していて、いわゆる名古屋弁は昔からよく耳にしていました。おまけに、僕の母親が名古屋市出身ということもあり、非常に身近に感じるワードでした。

そんなところから名前が付いたデラクー。後に、上述したように何作か作らせていただき、そのルアーのコンセプトが、誰にでもたくさんのバイトを味わってもらうことができ、釣りを楽しんでもらえるように…という思いも込めて、その全てに「デラ」を付け、結果的にこの6作を総称してデラシリーズと呼んでいただけるようにもなりました。

それではここでルアーの紹介をしていきましょう!
それぞれに出しどころというか、こんなシチュエーションで使ってもらうとより効果的!という部分もあるので、ここではその特徴と、ザックリとした使いどころをご説明します。


代表作デラクー

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いわゆるテールスピンと呼ばれるタイプのルアーで、鉛製のボディーの後ろにブレードがついていて、巻いて使うことによってそのブレードが回転し、そのキラメキと回転する波動で魚を誘うもの。
しっかりと飛距離が出せて、とにかく巻くという作業をするだけで、あらゆる魚を釣っていくことが可能。
もしくは、リフト&フォールというロッドでアクションを付ける誘い方も一般的で、厳寒期から春、そして魚が広範囲に散る傾向のある晩夏以降の秋シーズンに最も出番の増えるルアーです。

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投入する場所は?

魚の密度が高い場所で投入すれば、ワームを使うよりも手っ取り早いことがあるくらい実釣能力はズバ抜けているんですが、ボディーが小さいがゆえに、アピールという点においては少し弱いんです。
つまり、どういうことかと言うと、魚がどこにいるかまだ把握できていない状況下や、あまりにも広すぎるロケーションの中で投入してしまうと、魚に見つけてもらえないということが当然起こります。
なので、このデラクーのポテンシャルを最大限に引き出す上で大事なことは、


・他のルアーで魚の居場所をある程度絞り込んだ状態。
・すでに何本か釣った後に、ルアーローテーションで同じ場所から、さらに魚を出したい時。
・元々、フィールドのキャパが狭い時。

などといったように、なんとなくでも「この辺」という感じで、場所が絞れたタイミングで使用してもらうと良いと思います。

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発売になって何年も経ちますが、使っていただいた皆さんの中で「使ってるけど、釣ったことがない」という方がいましたら、この辺に注意して投入してもらうと良いと思います。


完全表層系のデラバズ

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超小型のバズベイトであるデラバズ。一見、釣りをしない人からしたらおもちゃのように見えてしまうでしょう。そんな特徴のあるバズベイト。
これはもう、リールをただ巻くだけ。そうすると音を立てたり、水飛沫が上がってバスのアピールしてくれる完全表層系のルアーです。
このバズベイトというルアー自体、結構限定的というか、使うシチュエーションが狭いタイプのルアーなので、今までに一回も釣ったことがないという方も多くいるのではないでしょうか?
そんな方々のために作ったのが、小型でバイトの数をより多く出せるデラバズなんです。

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小型で弱々しいので、釣れる魚のサイズやコンディションを選びにくいので、必然的に数が釣れる。そして狭いフィールドでもプレッシャーを最小限に抑えながら釣っていくことが可能です。
また、直進性が高いタイプで、バズベイトによくありがちな左右どちらかにコースが寄るという現象もデラバズに関しては皆無。思った通りのコースを引っ張ってくることが可能です。

投入する場所は?

 さてこのバズベイトの出しどころなんですが、表層を巻いて誘うことしかできないタイプのル
アーなので、一瞬のアピールでバスを水中から水面まで引っ張りださなければなりません。
となると、ルアーとバスの距離感があらかじめ近いところにないと、バイトはおろかその存在に
すら気付いてもらえません。
 個人的には、水深1m以下のシャロー。そのような浅い場所で、雨が降ったり風が吹いたり、
ウィードやアシ、ヒシモのような水生植物が生えていたりするなど、バスがそのスポットに入り
やすい条件で投入していきます。

使う時期は、産卵が終わった5月下旬から10月下旬くらいまでの、水温がだいたい20度以上
ある時期が効果的で、それ以外の水温が低い時期に使うと、バイトがないとか、バイトしてもノ
らないといった現象が起きやすいので、その場合はもっと他にホットなルアーが存在するはず
です。

このバズベイトは、僕の中で最も好きなルアーのジャンルなんです!
そもそも、個人的に巻き物が大好きなんですが、このバズベイトに関しては水面系のルアーなのでバイトシーンが見ることができるし、根掛かりしにくいタイプのルアーで、ガンガンとカバー周りを積極的に攻めることができ、釣りのリズムも良くなりますしね。
そんな魅力のあるバズベイトの釣りでもっと多くの人に楽しんでもらいたい、この楽しい釣りを経験してもらいたいという思いを込めて作らせていただきました。

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小さいバズベイトだから食ってくれるという状況も狭い日本のフィールドには多々あるし、弱いアピールだからこそ細身のベイトフィッシュを主食としているフィールドにも効果的です。


今回は、デラクーとデラバズについての紹介でした。
一回で全てのルアーを紹介できるかなっと思ったんですが、書きたいことがありすぎましたので、小出しにしていきますね。
ルアー紹介に関しては、有料化記事は考えておりませんので、今後もまた見てやってください。
読んでいただき、ありがとうございました。
続きは次回…


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