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[指定企画]地方観光DX!フリーランスチームで、全国の困っている地域の活性化をいくつ手がけられるか
こちらは私が参加しているランサーズ株式会社主催の「新しい働き方LAB」の「研究員制度」指定企画「地方観光DX」の研究計画書noteです。
◆実験の目的と背景 原点は東日本大震災
気づけばずいぶん長く映像の仕事をやってきました。キャリアのおよそ2割が地方をベースに、8割が東京ベースの仕事です。そして全体のほぼ8割がテレビ番組の制作です。
自分自身が西日本の風光明媚な地方出身ということもあり、地方への帰属意識は持っていたつもりでした。企画取材は東京近郊ではなく地方のネタを探す、というスタイルです。しかしテレビを含むメディアの仕事はほぼ東京目線の仕事です。
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また自分から進んで地方のお仕事をとりに行く、というスタイルはほとんどなく、どちらかといえば代理店さんなどからの「依頼」によるものでした。
そんな最中。東日本大震災が発災。私は石巻市の小さな新聞社の記者たちを逆取材するというドキュメンタリ番組を制作しました。(「情熱大陸」石巻日日新聞編/続編)その時に地域に向き合いながら仕事をする記者のみなさんに、非常に心を動かされ、自分も地域に向き合いたいと強く思うことになります。
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転機:なぜこの実験をやってみようと思ったのか?
それは僕自身が地方に拠点を持ったことに尽きます。東日本大震災の取材現場で知り合ったイギリス人のカメラマンと共同事務所を作り、その相棒が瀬戸内海の島に移住したのがきっかけです。
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これまでは地方で暮らしつつ、東京のクライアント様の仕事を続けており、それは今後も変わらないと思います。一方で自足を生かして地方のお客様と並走しながら手がけられる仕事をしてみたいと思い、今回の実験に参加しました。
◆検証したいこと
この実験のストレートな目的は地方観光DX!フリーランスチームで、全国各地の活性化プロジェクトをいくつ手がけられるか?
僕は映像や写真のスキルがありますが、それをDXのツールとして捉えたことはあまりありませんでした。
観光のDX化に、そもそもデジタルツールと言っても差し支えない映像や写真が、どう役割を担えるのか再定義をしてみたいと思います。
僕自身の映像制作にはカメラマンや、編集者、プロデューサーといった専門職のスタッフがつくことはありますが、デザイナーやプランナー、イラストレーターやライター、プロジェクトマネージャーがつくことはあまりありません。フリーランスとしてそうしたスキルを持つ皆さんとコラボレーションした時に、映像などのコンテンツがどう進化するのか、これは非常に楽しみにしています。
映像の専門家集団はたくさんたくさん存在します。しかしジャンルを超えたコンテンツ集団的なものは、まだ多くありません。これは映像クリエイターをはじめとする「映像屋」が「映像は専門家集団が作るもの」という意識が強いことが影響していると思います。自分自身がまずはその垣根を取っ払い、どのような科学(化学じゃない)反応が出るのかを期待したいと思います。
◆活動の概要
可能であればプロジェクトマネージャー(PM)として、映像を含むプロポーザルに主体的に参加してみたいと思います。
またPM的な役割が難しい時には映像の専門家としてチームの一員として参加します。
現在チームでは数百の企画候補が出てきており、それを目にするだけでも大いに刺激になります。
◆アウトプット・成果
これまで地方に拠点を持ちつつも、地域の仕事のきっかけさえ掴むことができなかった現状。
しかしそのきっかけを知ったいま、手を上げて主体的にプロジェクトに取り組みます。具体的にはプロポーザルへの企画提出、そして契約の実現が最大の目標です。
仮にプロポーザルに落ちたとしても、その地域の役場に顔を出す、プロジェクトメンバーとつながる、この2つだけでも大いなる収穫です。
PMではなく、メンバーとしても自分のスキルが、複合的なスキル・プロジェクトの中でどのような役割を担えるか、そして継続のためにはどんなスキルや機材があればよいのか、検証したいと考えています。
◆実験の見える化
そのプロセスや成果は、もし契約に行った場合は守秘義務の範囲にはなるかと思いますが、随時こちらのNOTEにて発表していく予定です。
せっかくですので自身のスキルである写真や動画を使いながら、空気感までお伝えできればと思っています。
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に応募するために、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/
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