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今のデュエマについて思う事

どうも、タケシです。Twitterではタケシ&ひらひろの名で動いてます。色々長々と書いているかもしれませんが、もし良かったら最後まで見ていってください。
今回は今のデュエル・マスターズ(以下デュエマと称する)について自分が思う事を書いていこうと思います。Twitterでは文字制限で上手く纏めていける自信がなかったのでnoteに書かせていただきます、noteってのは便利ですね。

カジュアル勢(個人的に)から見た現代デュエマ

デュエマも色々な楽しみ方がありますよね。CSに出て結果を残し続けるプレイヤー(以下DMPと称する)、CS程大規模ではないが近辺の店舗大会に足を運ぶDMP、友人や知人とまったりと楽しむDMP、家族ぐるみで楽しむDMP、等デュエマひとつでも楽しみ方は十人十色です。ここでは少々雑な纏め方ではありますが、CS等で奮闘し続ける方々を競技勢(いわゆるガチ勢)、他のDMPの方々をカジュアル勢という括りにさせていただきます。自分はデュエマフェスだったり店舗の非公認大会にぼちぼち参加しているタイプのカジュアルDMPです。CS等には出た事はないですし、おそらく今後も大規模な大会に触れる事は、唐突にデュエマの戦闘民族みたいな性格(変な言い回しですみません)にならない限りないと思います。

茶番が多くなってしまいそうなので本題に入ります。結論から言ってしまえばカードが高いって話になってしまいます。

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この辺のカードは最近よく見ると思います。
良い値段しますよね…。

強くて汎用性の高いカードの値段が高く付くのは理解していますし、使ってみたいとも思っています。とは言っても「ここまで上がるんかい…」ってなって何となく手を出すのを躊躇ってしまいます。
「高ければ良い」が全てではないけど「強くありたいなら金をかけろ」とは思います。
ただし、相当な額を初期費用として投資しなくてもそこそこ戦えるデッキはありますし、このカード持ってないからってとやかく言われる事はないはずです。人には人のそれぞれの遊び方・楽しみ方があるので。

現代デュエマは楽しいのか。

ここまで言うと、「現代デュエマは楽しいのか?」って話になるはずです。

楽しいですよ。面白いと感じます。

言うのは簡単ですが、じゃあどの辺りが楽しいのか。って事ですが…個人的には

1.カードパワーの高さ、逆転性の高さ
2.好きなカードから様々なデッキに派生できる
3.誰でも環境・準環境デッキに近しいデッキに触れられる

以上の3つだと思います。1つずつ具体的(になっているかは分からないが)に書いていこうと思います。尚、上記の3つはマジで僕自身の感じている事なので「へぇ〜、こう見てるのか。」くらいに感じてもらって結構です。

まず1つ目「カードパワーの高さ、逆転性の高さ」についてですが、デュエマは基本的には相手の盾(シールド)を5枚割って先に相手プレイヤーにダイレクトアタック(直接攻撃)をした方が勝利するゲームです。相手プレイヤーに攻撃するまでに盾を割っていく過程でどうしても考えなければいけないのがシールド・トリガー(以下STと称する)です。STによる逆転劇を引き起こせるのがデュエマの醍醐味と言っても過言ではありません。しかし、それも正直最近では少なくなってきたのでは、と感じる場面も多く、STから場面を返せるカードは、現在ではほんの一部だと思います。何故なら直接的或いは間接的に相手を否定するカードが増えてきたからです。
例えば、このカード

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現在でもデュエマをやっている方なら知らない人はいないと思います。『聖魔連結王 ドルファディロム』。出れば盾を追加&盤面除去、彼の効果で増えた盾が消えた時にも盤面除去。相手に単色呪文を使わせないスピードアタッカー(以下SAと称する)&T・ブレイカー。出た時は中々の衝撃だったのではないでしょうか?
このカードが出た王来篇第1弾『王星伝説超動(レクスターズ・アンド・ディスペクター)』、クリーチャー呪文関係無しに全体的なカードパワーが高いです。特にドルファディロムなんかは一度出せば大体どうにかなったりします。
現代デュエマにおいては、このような「相手プレイヤーから見れば、立ち回りの弊害になりかねるカードではあるが『自身から見れば』逆転性の高いカード」が相手を否定できるカードのひとつだと言えるのではないでしょうか。しかし、これは相手にも言えることですから、返されないように気をつけないといけないかもしれません(基本的な事だから今更言う事ではないが)。最近だとギャイアとかグレイトフルベン辺りがこの話題に該当して且つ「おぉ、暴れてるねぇ」って感じがします。STによる逆転劇とはまた違ったタイプの逆転劇が見られますね。以前までは妨害するなら妨害、攻撃するなら攻撃、サポート系はそれに特化してるカードに分けられていましたが、最近は全部纏めてやってくれるから…カード単体のパワーの高さも時代を感じます(個人の感想)。

2つ目の「好きなカードから様々なデッキに派生できる」についてですが、デュエマって他TCGに比べてスタン落ち(スタンダード落ちの略。定期的に過去のカードの使用を制限していくこと。各プレイヤーの資産の差を少なくできる、TCGの環境を新鮮な状態にできる、等のメリットがある。)って概念がないのでそれも相まってこう言えるのだと感じます。殿堂入りやプレミアム殿堂にならない限りは半永久的に最大4枚まで使えるので、そこは嬉しいところではないでしょうか。
因みに王来篇で一番好きなカードは

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『ゲンムエンペラー〈デスザ.Star〉』です。スター進化組でもあまり使われているイメージはありませんが、書いてある事はシンプル且つ単純(褒めています)なので比較的使いやすい(って個人的には思っている)のではないでしょうか…。
(イラストが好きなのはある。)

ここでゲンムエンペラーを挙げたのは、単純に彼が好きであると言う事とここでの話題の例に出しやすいと思ったからです。
このカードが使われるデッキとしてはおそらく『青黒スター進化』『赤黒スター進化』『黒単スター進化』、この3種類には入れても比較的使えると思います。
…こんな感じで採用するかどうかは別として、少なくとも3種類のデッキ候補が挙げられます。因みに自分は『赤黒スター進化』で組みました。ボルシャック・モモキングNEXは強いし、ゲンム自体も結構出しやすいと感じたので。あとは赤黒(火&闇文明)のカラーリングが元々好きなので。

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【現在使用している赤黒スター進化の構築】

ゲンムエンペラーを挙げたので例に出したデッキタイプは少なめ(別にディスっている訳ではない)でしたが、他のカードだったらもっとデッキの枠が広がるはずです。自分が使いたいカード1つで様々なデッキリスト候補が挙げられるのは(他TCGをよく知らないので言い切ることは出来ないが)デュエマの良さでもあると思います。

3つ目の「誰でも環境・準環境デッキに近しいデッキに触れられる」に関してですが、デュエマ ってスゴいと思いました。「手軽に、誰にでも、勝てるチャンスを」って感じで。最近流行りの『赤青エクス』や『赤白ノヴァ』の基盤にもなった『DMBD-15 蒼龍革命』がここでの話題に挙げられると思います。(自分も2つ購入しています。)

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このような構築済みデッキのおかげで環境デッキに近しい構築で誰でも遊べるようになりました。比較的周囲にも勧めやすい内容でもあったと感じます。こうやって手に入りさえすれば誰にでも勝てるチャンスがあるようなデッキってのは嬉しいですね。ありがとうWizards、ありがとうタカラトミー。

今のデュエマについて思う事

心機一転って感じの新規カード、誰でも勝利を掴める構築デッキ等、デュエマ歴関係無しに遊べるように思います。しかし、デュエマもTCG、1vs1の対戦ゲームです。相手と面と向かって派手にやりたいところですが、世間は荒れてるし時期がねぇ…って感じで対面で出来る環境が減った。コレが結構キツい。新規参入者も呼び込みづらい感…
一応、リモート対戦が可能ではある為、自分もたまにリモートでやってます。リモートって便利ですね、お世話になります。

とは言っても対面で派手にやりたい!

ってのが本心です。こればっかりはどうあがいても自力ではどうにもできないな、ってのが現状。リモートにはリモートの良さ、対面には対面の良さがあるんだけども。
正直、「対面でカードゲーム出来なくなったらいよいよ終わりでは?」なんて事は自分も考えてました。「あー、フェスないんか。マジかぁ。」って感じで。自然とカードに触れる時間も減っていたかもしれません。

だけどデュエマは終わってない。廃れてないのが現実です、現にCSもオンラインで開催してるところもあるし。
どのような形であれ、周りがデュエマを諦めていないのが嬉しいですね。自分は最近、(自称)旧枠デッキクリエイター状態なので見ていただけるDMPの方々には感謝しております。

人との繋がりは大事。

最後に

自分はフェスとかでたまーにゆるっと優勝したりする程度のカジュアル勢です。実力よりも如何に自分が楽しめているかを重視するタイプのDMPです。更に、今のデュエマに関しては新鮮且つ斬新な効果のカードが多く、まだまだ楽しめそうだと感じました。ジャンル問わず、新しいモノって何となく怖い感じがするけど面白いですよね。新しいモノって高揚感に溢れると思うんです。デュエマを続けてきて十数年経ちますが、新弾の楽しみはいつの時代も消えていないです。20年経っても廃れないコンテンツであり続けられるのはスゴいところ。

デュエマ20周年のこのご時世、本来なら「20周年おめでとう!」みたいに盛り上がってもおかしくはないのかもしれませんが、中々対面でやるのは難しい時代になってしまっています。ですが、相手がいてこそのTCG。どんな時でも相手は大切に、且つご自愛ください。

色々長々と綴ってしまいましたが、この辺にしておきます。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。最後の最後まで自分語りになっている上に上手く纏っていない部分もあったと思います。ですが何となく、どこかしら共感できる点もあるかもしれません、あれば嬉しいです。
それでは。

end