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2021年夏のデュエマが予想以上に満足できたって話

どうも、タケシです。最近またnoteの便利さに気付かされました。Twitterの140字という短い文に纏めることも文章力向上には良いのですが、どうも綺麗に整えられそうにないのでまたここに書こうと思います。
いつも書くことは個人的に感じたデュエマの事についてカジュアルに書くという、ただの個人の感想を並べているだけなんですが…今回もまた感想です、ハイ。
んでんで、「どんなん書いているんじゃ?」って言われたら、『そこそこ悲観的にカジュアル勢から見たデュエマについて』っぽい記事を書いているように(自分でも)見えるので、今回はゴリゴリバキバキにポジティブな思考の記事です。自分で見ても他の方が見てもネガティブになるのは心によくないのでね…
って事で、この夏のデュエル・マスターズについてカジュアル目線で書かせていただきます。最後まで見てくださると嬉しいです。


DMEX-16について

このパック、購入した方も少なくはないと思います。『20周年超感謝メモリアルパック -技の章- 英雄戦略パーフェクト20』です(以下:戦略パックと称する)。デュエマにおける様々なキャラクター20人のそれぞれの戦術が詰まったパックですね。1BOXに16パック入っていて、内13パックは確定、他の7戦術分はランダムになってる仕様ですね。自分も4BOX分購入しました。

率直に言います。面白いパックでした。

買うまでは正直、「いやまぁ、ランダム枠が強い感じだけど確定枠は大したことないっしょ…」とか少しばかり思ってました。でも全然そんな事ありませんでしたな…ランダム枠は無論強いのですが、確定枠は戦略幅が広がった感じがして面白いですね。
また、この戦略パックには大半が歴代カードのリメイクを主軸にしているのですが、たまに「リメイクさせたら微妙になってねぇか…?」とか「あーあ、やってるわ。ぶっ壊れ確定かい…」って感じるカードとかあると思います。でも全然そんな事ありませんでした。どのカードも良調整された感じかありませんでした。さすが20周年、力入ってるなぁ。

ここで個人的に好きになった戦略パックのカードを紹介且つカジュアル目線でポジティブに評価させていただきます。



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まずはチームウェイブから新規バズレンダ呪文『【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】』です。効果はバズレンダ2が付いた、2マナ加速してマナから好きなカードを1枚回収できる比較的シンプルなカード。手札とマナを重要視するチームウェイブらしいカードですね。結構な方がFTの「こんにちゆりゆりしよう…」って部分に目がいったのではないでしょうか。自分はバズレンダさせて唱えた際には「〇ゆりゆりするぜ!」って言いながら唱えてます。(いい歳して何言ってるんですかね)
コレ、シンプル過ぎる故に優秀なんですよ。4マナでゆりゆりしてゆりゆり回収すると、次のターン2ゆりゆりできるようになるんですよ。楽しいの一言に尽きました。皆でバズらせながらゆりゆりしましょう。



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次はミラダンテⅫのリメイク『未来の法皇ミラダンテSF』です。効果はファイナル革命による召喚制限を失った代わりに、唱えられる呪文のコストと文明が緩くなりました。コレで召喚制限あったらとんでもない事になっていたんですかねぇ…
召喚制限はなくなってますが、それでも毎ターン革チェンしてチャフ打つなりファイナルストップ放つなりして呪文を縛れるようになったのは強いんじゃないでしょうか。また、ファイナル革命の効果を使わないという選択肢を取る事も可能なため、打点増幅でまずダンテSFを出し、既に場に出ている別クリーチャーでダンテⅫにチェンジ、召喚制限と呪文詠唱を後から押し付けることもできます。(今時何もせずに革チェンした時の命の保証はないと思いますがね)

上記の2枚、自分は『チェンジザダンテ』という型で採用しています。デッキタイプは結構有名だと思います。チェンジザでハンド確保しながらダンテで相手を縛りつつ殴っていくデッキです。(全盛期の型をあまり把握していねぇんです。「違ぇだろ見直してこい」とか言われたらそれは知らん。すまない。)
チェンジザは何故か(何故かとか言っちゃいけない)アウトレイジのクロニクルデッキに入っていたので、「折角組めるなら…」って流れで組みました。

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リストはこんな感じ。ゆりゆりしながらチェンジザ→ダンテⅫ、SFに繋げていくのが大まかな動きです。チェンジザからダンテSFに革命チェンジした際、そのまま逆瀧と唱えられるのも強み。因みに主軸カードの殆どの効果が強制効果。任意効果ではないので調子に乗ってゆりゆりし過ぎたりしない方がいい…



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3枚目に紹介するのは『ガル・ラガンザーク』。初の多色ドルスザク・クリーチャーで且つ、夢幻無月の門という現時点で唯一無二の効果を持つカード。効果はオニカマスと赤い稲妻の良いとこ取りってところですかね。呪文で選ばれない且つ踏み倒しを許さない効果はかなり強力だと思います。従来の青魔導具に入れたり、新規デッキタイプ『青黒ガルラガン』って呼ばれるデッキタイプの主軸カードです。コイツの良いところは魔導具を出すor魔導具呪文で出せる圧倒的出しやすさ。

マジで余談なんですけど、自分が最初にデッキらしいデッキを組んだのがデスザークだったんですよ。分からない方もいると思いますが、何だかんだで「思い出のデッキ」ってのを、自分は崩せない派の人間なんですよ。色々悩んだんですけど…デスザーク、リメイクさせました。『青黒ガルラガン』に生まれ変わらせました。進化と適応は適度に必要ですね。

『卍デ・スザーク卍』のリメイクだとは思うんですが、スザク要素はどこへやら…。
(ガルラガン、イラストイケメンじゃね?)



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ついでに紹介しておきたいカード『罪無ズゴブ垓/堕呪バケドゥ』。クリーチャー面はムゲンクライム2のスレイヤー、呪文面はバウンス効果。魔導具では初のツインパクトカード。
因みに、個人的な初期評価はあまり高くなくて「まあツインパクトだし、弱くはないか…」って思っていたけど、すみません、舐めてました。かなり良カードです。呪文で使って墓地に落ちても2コスト払えば墓地から出せるのは便利過ぎます。4t目にヴォガイガ辺りで落として5t目にラビ+ズゴブのクライム2で出してから無月宣言で全ハンデスできるの、デスザーク時代より器用な感じがしましたよ。

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因みに自分が使用している『青黒ガルラガン』はこんな感じ。「闇決断(パーフェクトダークネス)入ってねぇやんw」とかは言うな、分かっているから。「なくても結構器用に回るんじゃ!」って事だけ言わせてください…



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4枚目に紹介するのは『真邪連結バウ・M・ロマイオン』。Mロマノフとバウライオンのディスペクター。効果は出た時に墓地から呪文回収、攻撃時と自身のEXライフが離れた際に手札から呪文を踏み倒すというもの。いやどう考えても強いでしょコレは。これが箱確定なんだから箱買い得ではなかろうか?あと何で回収呪文と踏み倒し呪文の文明してないんだお前、優秀過ぎないか?
…コイツ、ジェンドルのパックに入ってるし5cコントロール系のデッキで暴れるのかと思ったら『ラッカ天門』って型で採用されまくってますね。「誰だよラッカカラーで天門使い始めたの。強いやんけ。(褒め)」ってのが動画とか見て思いましたね。(何様のつもりで見てるんでしょうか私)

バウMロマ、因みに自分は5cコン系統に採用しました。天門のパーツ、財布が許してくれなかった。



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次は彼の紹介、『悪魔神バロムハデス』。効果は悪魔神バロムと死皇帝ハデスの混ぜたような感じ。さては貴様ディスペクターだな?(錯乱)
彼の攻撃時の踏み倒しは闇文明であれば文明、進化非進化を問わないのでそのままドルバロムでも乗せてランデスするとか、バーロウ呼んで2体目のバロムハデス召喚とか、ギガンディダノスやゲンムエンペラーみたいなデカブツ置いてみたりとか…。某自動車メーカーのハ●ラーの「遊び心あるぅ!」って感じがしますね。
でもさ、バロム系統って何だか静かな雰囲気醸し出してるから毎回会う度に「キャーヒャッヒャッヒャー!!」みたいに叫んでる黒城凶死郎とは性格が似てない感…
(白凰&聖霊王が静かで高貴なイメージだから、もしかしたらバロム様は騒がしいのが好きなのかもしれん。)

(イラストカッコいいと思いますよ、彼)



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続いて紹介するのは『神羅ケンジ・キングダム』。究極進化クリーチャーで登場時に山上から3枚墓地に置き、その中からクリーチャーを出すというもの。ケンジ自身の上に効果で捲った別のケンジを重ねる事でケンジを連鎖させながら出したいクリーチャーを連れて来れるのは強いのではないか。また、墓地から召喚できるため、清められなければ派手に踏み倒せるチャンスも多くあるかもしれないなぁ。
気になった点としては、種族デーモン・コマンドはどこからやってきたのだ。ジョージはデモコマなんて知らないよ多分…

上記の2枚に共通しているのは「闇のクリーチャーならとりあえず何でも出せる」ってところですね。ロマン感じますね。嫌いじゃないですよこういうの。

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って事で、組まれたリストがコレ。バロム様降臨ルートは2つ。1つは純正ターボ型、古き良きギミックですね。まあ、ボルシャック軍団に良いとこ全部吸われた感ありますが。もう1つはケンジ→バロム型。デスマーチがいないと始まりませんが、スクリームチャージャーで大体回収できる上にケンジは墓地から召喚できるので、チャージャーで墓地に行ってもノイズになりにくいです(手札にいる方が厄介感あるんだなぁ)。
フィニッシャーはバロムハデスorケンジキングダムから出されるドルバロム、バロムクエイク、スカルムーンですね。スカルムーンはロマンあると思うんですよ…

(マジで出して自慢したいだけデッキなのでオススメしません。楽しいですよ、とは言っておきます。)



DMBD-17について

戦略パックで登場した、取り上げたかった注目カードやデッキリストは説明出来た(はず)なのでここからは構築済みデッキの事について話したいと思います。

…2021年夏のクロニクルデッキ、『決闘‼︎ボルシャック・デュエル』『熱血‼︎アウトレイジ・ビクトリー』は買った方も多いと思います。自分も買いました、アウトレイジの方を2つ。ボルシャックの方も買っておくべきでした。てか、どっちも強い。CS等の大会で先に結果を見せたのがボルシャック。しばらくは自分のTLにも「ボルシャック入賞」って感じの記事やデッキリストがちらほら。その後しばらくしてからアウトレイジの方も結果を出し始めていました。

今回はアウトレイジのクロニクルデッキの感想を書かせていただきます。ボルシャック買ってたら両方とも書けたんですけどねぇ…

デッキリストは別に書く程じゃないし、公式で載せてるから敢えて書きません。しかし、デッキリストを見て感じたことは言わせていただきます。

デッキリストを見た最初の感想は「墓地ソース(以下墓地ソと称する)スターターキットなんか…」って事です。イワシンは4枚入ってるし、オブザだって3枚入ってる。墓地ソ始めろってかオイ。
因みに自分は墓地ソ始めました。と言うより、墓地ソ再開しました。と言う方が正しいです。一時期クローシス(火闇水)カラー墓地ソを愛用していました。かーなーり強くて愛用していたのですが、当時は結構墓地ソパーツが高く、自分の金銭的事情も相まって売ってしまいました。イワシは4枚に捌かれ、墓地肥やしのキーパーツはお清めされて百万超邪と暴走龍は荒れ狂うように僕の手元を走り去って行きました。

「さようなら墓地ソ、多分今後組む事はないかもしれないけど楽しかったよ…」

なんて思っていたら、なんとまさかのクロニクルデッキでアウトレイジが復活、しかも墓地ソパーツが結構入っているではありませんか。これはもう買うしかないのではないか、と。
しかしながら自分、何故か毎年クロニクルデッキへの購入意欲は消極的。結局いつも「買っておいて損はねぇやん。」って事で買うんですが、2021年夏のデュエマへのモチベは従来通り下降傾向。

遂に今回こそ買わないか…!

と、思っていました。しかし、先述した戦略パックでランダム枠だったはずのアウトレイジ組が、4箱開けてその全てからアウトレイジが爆誕。謎の運が戦略パックのアウトレイジを4枚ずつ揃えて、自分の元にやって来てしまいました。

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戦略パックのアウトレイジ組の注目カードは彼、『反逆龍5000typeR/無法頂上会談』です。効果は、クリーチャー面は5000GT同様のコスト軽減、登場時5000以下全破壊、さらにクリーチャーを手札以外から出す事を禁止させています。呪文面はSトリガーの抜けたサイバーチューンとなっています。
「いや強いな、本当に。あと何か顔がイケメンだし。」
メリットとして相手も作用してしまいますが、自分もtypeR下ならクロックが出せる、という事。更に手札以外の召喚及び踏み倒しをさせないという事で、墓地ソには殆ど引っかからない制限付き。typeR下でならGゼロでモールスだって出すことができます。
デメリットは蘇生等が使えなくなる事。墓地ソでリアニメイトするなんて滅多にない話ですが、新規ブルースの呪文面への制限や新規カツキングを踏み倒しをしにくくさせているのは何となく面倒だと感じました。


さすがに何かのバグではないかと自分を疑います。脳裏によぎる買取価格「typeRの初動買取は4500円…紙4枚で4箱の値段が返ってくる…」とかめちゃくちゃ考えました。同封されていたツインパクトの新規テスタロッサも1枚1000円以上で初動買取が行われていました。


クロニクルを買うか、アウトレイジを売るか。
悩みに悩んで出した結論は…




クロニクルデッキ、お買い上げ。やっぱり何だかんだで買ってしまいました。箱で4枚揃えておいてこんなプチ自慢するところ他にないぞ、ってくらいのモチベで買って来ました。
更に、さすがアウトレイジだ、墓地ソだけがアウトレイジじゃなかったんです。
そうして組まれたのが…

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『クローシス墓地ソース』『赤青テスタロッサ』という2つのデッキです。箱で4枚揃わなかったら絶対組まなかったであろうデッキです。

上記の『クローシス墓地ソース』のリストは、自分が使用しているデッキリストなのですが、まあまあ普遍的なクローシスタイプなのではないでしょうか。typeR登場以前の墓地ソースではフィニッシャーがGT&クロスファイア+バルチュリス(+たまにオブザ)みたいな形で詰めるパターンが多かったと思います。そう考えると「墓地ソのフィニッシャー少なかったんだなぁ」って感じますね。typeR登場後はフィニッシャーが増え、より鋭くなったと感じます。ただ、GT&typeRの双方で制圧すると万が一受け切られてしまった場合にこちらのSトリガーが機能しなくなるという唯一のデメリットが発生してしまうので、個人的にはGTかtypeR&クロスファイア+バルチュリスで詰めるのが理想的だと思っています。まあ、ゴリゴリに横に並べて圧かければそんな心配ないと思いますが。あとは一王二命三眼槍とか入れておくと安心できると思います。(入れるのはオススメ)
※灼熱の闘志がいるおかげで灼熱ドロンゴーが稀に警戒されたりされなかったりする…

最近では『デアリ(火闇自然)墓地ソース』とかいう輩が登場しましたが、おそらくデアリの方がパワーあります。(自分のように)クローシスカラーが好きな方、typeRが揃っている等の幾つかの壁を越えるのが面倒であれば、正直なところデアリ墓地ソを勧めます(noteの記載、本末転倒)。
自分もデアリ墓地ソース組みたいです。

『赤青テスタロッサ』は新規テスタロッサの登場と灼熱連鎖の再録、新規カツキングの登場によって生まれたデッキです。2t目に2コストドローのテスタロッサの着地からカツキングの踏み倒しとドロンゴーによる踏み倒しで詰めに行くのが基本の動きです。ナインも再録されてましたが「何でお前なんや、もっとええアウトレイジいたやろ…」とか思っていたのですが、2コストで我我我が上から乗って来るので何も関係ありませんでした。変なシナジーをありがとうございます。
上記のリストでは、我我我を採用しているのでマニフェストを採用しましたが、我我我の枠が罰怒ブランドの採用でも問題ありません。その場合には、マニフェストをイワシンにしてあげると良いと思います。

2デッキとも、多少のクセはありますが、その分アウトレイジの種族に恥じない暴れっぷりを見せてくれるのでオススメです。特に赤青テスタロッサは比較的安価で3、4tキルも可能なので気になる方は使ってみてほしいです。

最後に

かなり長くなってしまいました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
買った方、買ってない方、特に戦略パックに関してはとても良い強化・新規パーツが多く入っているのでオススメです。幾つかデッキリストを載せていますが、一例として読んでくださった方の参考になれば良いと思っています。デッキリストは緩い感じのモノが多く、ガチ勢向けなデッキではありませんが、それなりのパワーが出せると感じて組んでいます。

※もし自分のnoteを見て気になった方、Twitterの方もありますので、アイドルとデュエマの事をメインで(五月蝿く)呟いていますが…フォローしてくださると嬉しいです。(露骨な宣伝)(唐突な意思表示)
アカウント→@Lmrkn_ogSD817


また面白いと感じたことがあれば書いていこうと思います。

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