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「ミソラプロジェクト」を始めました

合同会社テンマドでは、2022年から「ミソラプロジェクト」を始めました。

「ミソラプロジェクト」では専門性のある仕事に組(くみ)で取り組むことによって、複数人でカバーし合える体制を構築します。コミュニケーションはオンラインを原則とし、きちんと勤務内容での評価を行うようにしていきます。時間単位での勤務を可能とし(従業員としての雇用)、単に柔軟な働き方を提供するだけでなく、コミュニティとしても活動します。

テンマドの創業は2014年。それからずっと、代表社員二人の体制でやってきました。ほぼフリーランスのユニットと言ってよい状態だったと思います。しかし年を経ていろいろな会社や人たちの働き方を見ているうちに、テンマドとして用意できる働き方もあるのではと思うようになったのです。

コロナ禍やテクノロジーの進化で、働き方は多様化しています。会社によって働き方が違っていて、その中から自分に合った働き方ができるところを選べばいい。そういう世の中になったとき、テンマドとしての働き方を用意するならどんな感じだろう、と思ったのがプロジェクトのきっかけです。

多様化したのは働き方だけでなく、私たちの仕事に対する考え方もです。仕事と暮らしをどう両立していくか、そもそも分けるべきなのか。ライフステージややりたいことによって、仕事の位置付けが変わっていくのは当たり前です。仕事は人生の一部でしかないのです。しかしそれにかける時間を考えると、決して小さなピースではありません。そうした状況に寄り添うことのできる場所を作りたかったのです。

そして何より働くにあたって、気後れや申し訳ない気持ちを持ってほしくないと思っていました。例えば小さなお子さんがいたら、突然保育園から電話がかかってくることもあるし、そもそも毎日の送り迎えがあります。昔に比べれば職場の理解も進んでいると思いますが、まだどうしても気兼ねして引け目を感じてしまいがちです。従来通りの働き方をする人が大多数の環境だと、仕方ないことなのかもしれません。

しかしそれなら、例えば全員が時間単位で働くようにしたらどうでしょう。また、一人だけで取り組む仕事を減らします。一人一つずつしている仕事があるのなら、二人(理想は三人)で二つの仕事をするようにしていきます。必ず組(くみ、つまりチーム)で動くようにすれば、時間の調整や急な休みにも対応しやすくなります。時間の調整がしやすく、休みを取りやすく、助け合いやすくなるはずです。

「ミソラプロジェクト」を始めるにあたって、次のようなステートメントを書きました。

いろいろな場所、それぞれの立場で空を見ること。
もちろん、違ったふうに見えること。
それでも空はつながっていること。

オフィスにいたとしても、リモートだったとしても。
誰もが気兼ねすることなく、気後れすることなく
自分たちのペースで働けるベースキャンプ。

気がつけばいつもそこにある。
ミソラプロジェクト、始まります。

「ミソラ」は社名の「テンマド」と空つながりです。「見空」「美空」「御空」のような意味と、音階の「ミ」「ソ」「ラ」をかけて名付けました。音階の並びと同じように、より上を向いて明るい気持ちにつなげていけるようなプロジェクトにできたらと思います。

開始時点(現在二名が参画中)では全員リモートワークです。コロナ禍でもありますし、通勤のコストが大きすぎるからです。会社としては無駄に大きな事務所を用意しなくてよいというメリットもあります。

しかし対面の方が明らかに効率がよいコミュニケーションもまだまだあるので、月に一回は集まって皆でちょっと豪華なランチをすることにしています(ミートアップと呼んでいます)。毎日の通勤だとつらく感じてしまうかもしれませんが、月に一度であれば楽しいイベントに変わります。

既にいくつかの案件に取り組んでいますが、今できることは次の通りです。

  • Webデザインとそれに伴うディレクション

  • セマンティックや後々の保守性を意識したWebページコーディング

  • WebサイトやWebメディアに関するご相談(新規構築、メンテナンス、リニューアルなど)

  • Webシステムに関するご相談(コーディングだけ相談したい、も可能です)

もし「ミソラプロジェクト」に興味を持っていただき、一度話を聞いてみたい、あるいは仕事を依頼してみたいということがあれば info@10mado.jp までお気軽にご連絡ください。もしくはTwitterで山岡(@hiro_y)宛にDMでご連絡いただいても結構です。

「ミソラプロジェクト」、どうぞよろしくお願いいたします。

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