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#27_ワークエンゲージメント向上に向けて 〜信頼関係構築と相互理解〜

先週末の部門内研修後、セルフリフレクションしています。

5分、10分の対話の中で、聴き手が3つのことを意識するだけで、対話の質がまるっきり変わると思います。

1.相手に興味関心を持つ
2.自分の話は控える
3.問題解決しない

言われてみると、当たり前のことのようですが、これがなかなかできていないですよね。

例えば、男性が仕事でよく陥る「問題解決型の思考と対話」

これは、夫婦の会話でもよく起こります。

妻は、単に話を聞いてほしいだけなのに、それを聞いた夫は、解決策を提示しようとする。 「それは、こうしたらいいやん」とつい自分なりの解決策を言ってしまう。
(妻はそんなこと求めていないのに)

また、そういう時の聞き方は、概ね話が聞けていない(笑)

妻が話始めてから、すぐに「自分の経験を当てはめて」▶︎「だいたいこんなことだから、こう解決すればいい」▶︎「妻の話が終わったらこの解決案を伝えよう」と考えているから。

意識していないと、よく起こることです。

そして、職場の上司と部下の間でも、これとほぼ同じことが起こっていると思います。

ワークエンゲージメント向上を考える時、シンプルに、職場のまず上司と部下の対話頻度を上げ、5分、10分、いえ3分でも対話することで、ずいぶんと良くなると、先日の研修を受けて改めて感じています。

この対話の頻度から、相互理解が生まれ、信頼関係が築かれていくのだと思います。

こう書きながら、色々関連することを思い浮かべます。

「働く人の幸せに関する調査結果」

働く人の幸せ因子、不幸せ因子は各7つあると考えられ(前野隆司教授とパーソル総研の共同開発にて)、これは現場実感とも合うと私は感じます。

ワークエンゲージメント向上に特効薬はないのかなと思いますし、

人間の心理を大切にする職場にしていくことが大切だと思います。

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