絵には隠されたメッセージが必ず存在する

本日は絵についてお話します。
上の絵はさっさと3分くらいで書いた私の絵になります。(汚くてすいません)
皆さんが美術館に行った際、何を基準にして、自分の中で絵を評価していますか?
色彩、鉄道なら鉄道をしっかりとありのままに映し出せている、“美“というのを表すために曲線の使い方が適切であるなど様々だと思います。
今回、私が伝えたいことは絵には必ず作者のメッセージが込められているということです。
漫画にしろ、読者に主人公の心境を理解してもらうために少しだけ輪郭を歪ませてみて、あえて、ボカした色を使うというような工夫。
作者は必ず一枚の絵に真摯に向き合い、その瞬間に湧き上がる感情を隠すように伝えます。
恥ずかしさというよりかは謎を残し、ミステリアスな自分を込めると表現した方が正しいでしょう。
たとえば、上記の絵の場合、心臓の中に目を入れ、心の目で何事も俯瞰することの大切さを表現しました。
又、心臓から手が生えているのは救済のサインであり、誰かに気がついてもらいたいという悲痛な叫びを表しました。
そして、その救済は虚しく、目まぐるしく忙しい鳥に食べれてしまいます。
それを第三者の鳥が見て人ごとのように眺めている様。
少しテーマが重苦しいですが、このように作者は絵に意図を含ませます。
その絵の意図に気がついた時に、恐らく、今まで味わったことのない感動と出会えると思います。
以上です。

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