読書とは本の内容を吟味することである

私たちは、普段から新聞、雑誌、インターネットいった様々な媒体から多くの情報を入手しています。

ただ、その情報の中には真相とは異なる内容、科学的根拠の薄いものが混ざっています。

専門書では実験した内容を基に事実が書き記してありますが、実際に体験、経験して五感を通じない限り完全には分からないと思います。

近年、書店に並べれている本のタイトルが一人でも多くの人に読んでもらいためタイトルインパクトが強い本が氾濫しています。

誰しも一度は絶対に〇〇する方法という本を見かけたことがありませんか?

本に書かれた内容を実践してみるも、思うような成果が上がる、上がらない。当然、お金を稼ぐスキルにしろ、メンタルコントロールにしろ個人差があるからです。

また、思考を取り扱った本ではない限り、著者がどのような前提知識を基に判断したのかというは分かりません。

無意識にその知識が降りてきたと言われたらこっちはお手上げです。

どれだけ自身が信頼を置いている著者であっても、目に見える“事実“ではない限り、全ての情報を鵜呑みにしてはいけないと思います。

そのためには本の内容を強く吟味し、確かな情報に辿り着くまで際限なくそのジャンルの本を読んで理解することです。

仮に、努力を全くしなくても人生は上手くいくと本があったとして、その内容の中にはいかにコミュニケーションが大切かというのが書かれているとします。

ただ、一部の読者はコミュニケーションの大切さに目が向かず、楽をしていくための方法だと思い込んでしまい、自分の都合の良い箇所だけ読んで理解した気になる。

本はシンプルに理解する場面と複雑に理解する場面があります。

数学の長々とした公式の場合、一つでも前提条件が欠けてしまえば、一切、式が成り立たなくなります。

複雑な式は複雑な式のまま理解する、コンパクトにするのとは別次元。

長文になってしまいましたが、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

こちらの記事の内容が一人でも多くの人に届き、人生がプラスに作用することを心から願います。

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