見出し画像

ランチェスター戦略について(戦う戦法)

今回はランチェスター戦略についてのメモ
内容を絞った形で綴っていきます。

まずは強者と弱者をカテゴリー

[強者とはシェア26.1%以上]⇔[弱者はそれ以外のプレイヤー]
(●●事業など各領域で判断)

強者がとるべき作戦

ミート戦略(他社の良い商品を真似をする)

強者こそ真似をするべき。
真似をして+αの機能を付けたし大量に打ち出す。

弱者と強者がとるべきマーケティングについて考えてみます。

一概には言えないと思いますが、マーケティングをやっていくと
多くの人がどうなのかという視点になりやすいと思います。
が、多数にフォーカスするという事は一概に言えませんが強者がするべきことで、弱者は少数の方にフォーカスするべきともいえるのかなとも思いました。

そもそも論ですが、マーティングをするという事は
・多数派が何なのか
・少数派が何なのか
とかを知る手段の1つでもあるけれど、多数派に舵を切るべきとは限らないということかな。

脱線したので一言で強者の戦略についてまとめると

強者は真似と+αの機能を足して差別化の無効化を行う。

対して、

弱者がとるべき作戦

強者とは違ってミートではなく、差別化戦略で戦えとのこと。

(戦い方)
・局地戦で勝負。
弱者の広域戦は逆効果なので商品や地域などを絞ること。

・一騎打ち。
新規開拓する際のBtoBで例えると
1社としか契約していない企業へ営業をかけた方がいい。一騎打ちできるところで勝負するということ。

・接近戦
商品を売りたいなら自分で直接販売するべし。
卸売りという遠隔戦はNG。
どちらかというと大金を使ってマスコミで告知するのは強者、弱者はSNSで告知するというイメージ。

・一点突破
チャンスが見いだせるスポットを見つけて一点突破。
突破ができたら3:1の法則(3倍の資本を投下)

・奇襲攻撃 包囲攻撃

弱者の差別化について

・強者がやってないからと言ってすぐに真似される差別化は差別化と言えない
・価格を安くすることはやってはいけない。
→強者の方が価格を安くする体力がある
・むしろ価格を上げるための何かを考えるべき。
・顧客が望まない差別化はやるべきではない。(トリッキーすぎること)
・強者からするとコスパが悪いことこそいいのかも。
・ちょっと○○を組み合わせることも差別化の一つ
・他業種の常識にヒントがある
・小手先のテクニックは真似されるから結構理念も大事

手順項目

・why:理念
→強者がなしえないことを理念とする

・where:領域・地域
→絞る

・what:商品
→何を商品とするかというのもあるけれど何を特徴、優位点にするか

・who:顧客・人材
→強者をみてターゲットを考える

・when:先発・後発、成長過程
→一点突破を行ったあと、資本を投下して拡大を行い、中盤戦は足下攻撃として真似をする(強者の真似はダメ)
その後シェアを伸ばし、整理整頓を行う。

・how:戦略
→フェーズに応じて強者の戦略か弱者の戦略を行う。
(ミート戦略or差別化戦略)

以上とします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?