B型肝炎の検査技術

Hiro_Matsunoです。
皆知りたいことがあると思います。
痛い検査あるのか、それとも身体に影響がある検査があるのとか知りたいこといっぱいあると思います。
それについて書いていきたいと思います。

○血液検査
血液検査ですが肝臓の数値が問題ないかを確認するために行う検査です。
これは迅速検査などもありますが殆どは1ヶ月程度かかることもあります。
確認はALT・AST・γ-GTPなどの確認になります。
増えてきている場合は脂肪などをチェックする場合もあります。

○抗原抗体検査
B型肝炎の抗原抗体検査ですがB型肝炎ウィルスが存在しているかしていないかを検査するために行っています。
一般健康診断や社内での健康診断で行っている会社もあります。
献血をすると必ず血液の検体を取得して抗原抗体検査を行っています。
私の場合高校2年生のときに献血をして検体からB型肝炎ウィルスが存在していることがわかり通知が来ています。
それ以来は献血はしたことはありません。
ブラックリストに入ってますからね。

○HBV-DNA
B型肝炎のDNAを検査を行い実際のウィルスの状況を調べる事を行う検査です。
採血の試験管が増えるのはこの検査実はがんマーカも合わせてチェックしているため採血量が増えています。
昔はTaqman・今はHBV-DNAを測定し未計測になっていればセロコンバージョン扱いになります。
2年前に未計測になりセロコンバージョンとなりました。

○造影CT
肝臓の内部を調べる検査になります。
肝臓の内部は通常のCT画像ではチェックできないのです。
そこで出てくるのは造影剤です。
造影剤を使って肝臓の内部構造や血管などを見ながら詳細にチェックする検査をしています。
この検査は即値検査報告可能です。
造影液は検査日に全て抜くことになるので水の大量摂取が必要になります。

○造影MRI
肝臓の内部を磁気共鳴を使って取る検査になります。
こちらも造影CTと同じで通常のMRI画像ではチェックできません。
造影剤を使って肝臓の内部構造や血管などを見ながら詳細にチェックを行います。
こちらの検査は読影が必要なので検査結果を聞くために一週間後に検査結果を聞くことになります。
こちらの検査は磁気が発生するので鉄製品やヒートテック・マスク・時計・スマートウォッチを持ち込むことは出来ません。
理由は画像が悪化してしまう可能性があるからです。
この検査を受ける方は検査着の下はほぼ下着のみになります。
酸素チューブを鼻に入れていただけるので呼吸が楽ですが不用意に吸ってしまうことがあるので呼吸を止めるときは気をつけてください。
造影液は検査日に全て抜くことになるので水の大量摂取が必要になります。

○肝生検
これが一番痛い検査です。
なぜなら全身麻酔をかけ針を肝臓差し込みの組織を取る検査になります。
この検査を受けるときは3日の入院をすることになります。
全身麻酔の耐性も確認されることになります。
麻酔をかけるため手術室での対応になります。

皆さんに気をつけてもらいたいのは各検査の順位は上から下に行くほど重い症状の検査になります。
実際に私も一回肝生検受ける寸前まで行きましたがバラクルードからの変更がなくなった為なくなりました。
肝生検は組織検査で実際に行われるのは肝硬変や肝臓がんの検診に近い状態です。
生組織でないと検査できないので組織取得を行うわけです。
肝臓の精密検査は私がすすめるなら造影MRIをおすすめします。
造影CTは造影液の量が多いのと身体に負担が多いです。
今回は肝臓の検査について書いてみました。

Hiro_Matsunoでした。

また、明日。

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