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S&P500ってなに?初心者向けにやさしく解説!

米国株投資を始めると、「S&P500」って言葉をよく聞きますよね。でも、それが何か知っていますか?この記事では、S&P500についての基本的な情報と、その上手な活用方法をやさしく解説します!

S&P500の基本情報

S&P500は、アメリカを代表する大企業500社の株価をもとに計算される株価指数です。米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、投資家が市場全体の動きを見るために使われます。

例えばこのような銘柄たちです。


S&P500の計算方法

S&P500は、現在の時価総額を基準時の時価総額で割って求められます。

S&P500指数 = 現在の時価総額 ÷ (基準時の時価総額 × 10)

この計算で、1941〜43年の基準時に比べてどれくらい成長したかがわかります。例えば、S&P500が3000なら、基準値10に対して300倍成長したという意味です。

セクター別の構成

S&P500は、全部で11のセクターに分かれています。例えば、ITセクターの割合が高いのが特徴です。各セクターごとの指数もあり、セクターごとのパフォーマンスもチェックできます。


上位銘柄 TOP10

S&P500を構成する上位10社は、全体の時価総額の20%以上を占めています。特に、マイクロソフト、アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックなどの巨大IT企業が上位を独占しています。

S&P500に連動する投資信託・ETF

S&P500を基準にした投資信託やETFがたくさんあります。これらは市場平均に連動しており、安定したリターンを期待できます。

投資信託

- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

- iFree S&P500インデックス

- iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

投資信託は、少額から始められるのが魅力です。例えば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬が0.16%と低コストでおすすめです。

国内ETF

- 上場インデックスファンド米国株式(S&P500):1547

- SPDR S&P500 ETF:1557

- iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF:1655

国内ETFは、日本円で売買でき、手軽に取引ができます。SPDR S&P500 ETF(1557)は信託報酬が0.09%と低コストです。

米国ETF

- SPDR S&P 500:SPY

- iShares Core S&P 500:IVV

- Vanguard S&P 500 ETF:VOO

米国ETFは、ドルでの購入が必要ですが、運用コストが非常に低く、長期投資に向いています。VOOは信託報酬が0.03%と超低コストです。

S&P500のパフォーマンス

S&P500は、市場平均を表す指数ですが、長年にわたり高いパフォーマンスを見せています。米国株市場は世界で最も強い株式市場であり、そのためS&P500も安定した成長を続けています。過去10年間の平均リターンは13%で、複利計算では約6年で資産が2倍になる計算です。

まとめ

今回は、S&P500について基本情報やおすすめの投資信託・ETFを紹介しました。以下にポイントをまとめます。

- S&P500は、アメリカの大企業500社の株価から計算される株価指数です。

- ITセクターの割合が高いです。

- 上位10社が全体の20%を占め、巨大IT企業が上位にランクインしています。

- おすすめの投資信託・ETFを紹介しました。

- S&P500は市場平均ですが、年平均13%ものリターンを上げています。

S&P500への投資はシンプルでありながら、安定した収益を狙える王道の投資法です。この指数の意味を理解すると、米国株ニュースもより深く理解できるようになりますよ!


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