HSPによる人間関係リセット症候群

※大分毒を吐いています。

今年2度目の転職をした。
今の職場では主にRPAエンジニア。
まれにITコンサルと、中々良い状況が続いている。
状況が上向いてきたので、両親にも仕事を変えたことを話してみた。

これが失敗であった。

仕事を変えたと言った途端、「また!?」と非難めいた大声。
「いい加減、ちゃんと仕事をして・・・」
HSPの長所であり、短所である点は洞察力が鋭い、という点である。
防御力を攻撃力に全振りしているようなものだ。
今、私はきちんと働いていないのか?
日本人の平均年収を上回る額を稼いでいるのに?
RPAエンジニアとはプログラムに人間の仕事をやってもらい、日本企業をより強くしてゆくという人口減の我が国では非常に重要な仕事と認識している。
日本国の衰退を、少しでも防ぐ仕事なのだ。
父は団塊の世代で、会社が宗教と呼ばれた時代に就職し、一度も転職をしなかった人間である。
昨今の情勢や私の事情など理解できないのであろう。

今年、実弟が小さな家を買った。
中古だけど、場所は東京。23区外だけど、東京。
こんなときに一番有難いのは現金であろうと、風流さの欠片もないが、現金書留で少し包んでやった。
弟からはlineでの礼と返礼にカタログギフトを貰った。良いのに。
父はこれも理解できないらしい。
「そんな金があるなら、自分が家を買う時の足しにしたら・・・」

HSPで数年ごとに職を変えている私が生後関係を保ち続けている唯一の関係が両親と弟である。
積極的に保ってきた訳ではないが、切れなかった。
ここ数年は年末年始、実家で過ごしていたが、今年はもうそんな気にもなれなくなった。
実家の犬には会いたいが、あの両親の顔など見たくもない。
上司と親は選べない。まさしく。

師走は冬が好きな私にとっては最も嬉しい時期だ。
お店はどこもクリスマス一色で、浮かれた気分。
折角の楽しい時期なのに、なんとも浮かばれない。
仕事では早々と頼りにされだしており、時間が過ぎるのが早い。
充実しているのだろう。
失業も経験して分かったことだが、人間、やはり仕事だ。
仕事が楽しくないと。
いや、仕事以外にも充実感が得られる何かがあれば、良い。

こういう悩みを聞いたとき、「なんだそんなこと。他人がどう思おうと良いじゃないか」という人間がいる。
地獄に落ちろ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?