見出し画像

【馬券組戦略】5.馬券力養成ギプス(検証期間と配分の話)

確率の収束ということ

カジノとかでよく言われるマーチンゲール必勝法というものがあります。
ほぼ1/2確率のルーレット赤黒勝負(胴元が勝つ様に0や00の目があるので1/2ではない)で、負けたら次の勝負は倍賭けを繰り返すもので、1/2の勝ちを取った時点で必ずプラスになるというものです。

大体3〜5回目くらいでうまくいきます
ただこの必勝法は「超危険なもの」としても有名で、少し確率の収束が遅れるととんでもないことになります。

1000円スタートの勝負でも8連敗で255,000円の負けで、次に256,000円賭けなければいけません。(1,000円勝ちを得るために256,000円勝負が必要という辛さw)
15連敗すると32,767,000円の負けで、次に32,768,000円賭けなければいけません。

実は私カジノホテル事業に関わったことがあり(その話、機会があればどこかで^^;;)、こうした「ありえない事」は起きうるものと実感もしています。

6倍の単勝オッズに超絶信頼性があるサイコロの1番も6回振って1回出るかどうかは全く不明ですしね。

何が言いたいかと言うと、「必要馬券的中率」がうまく行っているかどうかの判断を、どのくらいの試行回数で結論づけるかという話です。

「確率の収束」については小難しい理論とか色々ありますが、ザックリある程度の収束には母数の1000倍の施行が必要と言われます。
でも、そこまで厳密に収束させる必要もなく、また、そこまで待てません。

で、最低でも「母数の10倍施行」までは結論出さずに我慢する必要があるかと思います。

例えば1/3以上の的中率を必要とする私は、30レース参戦して10回以上的中したかどうかで判断。(勿論、その時の回収率も勘案が必要ですが、ここでは置いておきます)
1/10以上の的中率を必要とする助さんは、100レース参戦して10回以上的中したかどうかの判断、といった感じです。(母数の10倍でも少ないかもしれませんが、傷口広がる前に見直しも必要ですしね)
必要馬券回収率1000%の穴党助さんは「90連敗上等!最後10連勝で馬券ポリシークリアできるし」といったメンタルが必要ということです。

馬券ポリシー達成にオッズ情報と配分検討はとても大事

さて、引き続き私の馬券ポリシーと馬券力養成ギプス(馬券フォーム)を例に取り、補足説明させて頂きます。

私の馬券ポリシー

私の馬券力養成ギプス(馬券フォーム)

今の私の馬券力養成ギプスの上記買い方、便宜上「カルテットH」と命名しておきます。笑
的中馬券4重奏目指すものです^^

さて、このカルテットHも馬券ポリシー満たすもの(回収率実現できるもの)でないと意味がありません

先ずザックリですが、私は俺プロさんの自動投票設定で以下の通り配分しています。

◎単勝:2000円
◎◯馬連:2000円(枠連登録できないため。自動投票登録後、枠連に修正)
◎◯ワイド:3000円
◎▲ワイド:3000円

「単体買い目で回収率150%までセーフ」という甘いルールw考えると、以下オッズが必要です

単勝:7.5倍以上
枠連:7.5倍以上
ワイド:5倍以上

馬券ポリシー可視化すると、印付けにひと工夫いるし、無理して印替えず「ケン」という判断も必要になる部分です。
これは勝ち組に向かう為に馬券ポリシーを可視化するメリットと思います。

たとえば◯がどうしても逆らえない人気馬、◎に7人気程度の面白い馬の場合、オッズに応じて配分替えて投票しています。

◎単勝15倍:1000円
◎◯枠連5倍:3000円
◎◯ワイド3倍:5000円
◎▲ワイド18倍:1000円

◯が1.2倍くらいの糞人気馬で◎◯枠連2.5倍、◎◯ワイド2.0倍とかならケンにするか◎の単勝と◎▲ワイドだけで参戦といった感じですね。

私の◎が6倍程度の馬であることも多く、その場合は枠連、ワイドに単勝分を配分し、「単体買い目で回収率150%までセーフ」がクリアできるならば参戦しています。

要はオッズに応じて馬券ポリシー満たすように配分変えたり買い目点数の調整したりしているということです。

20倍7人気に◎打てたときなどは、フォームのまま大激勝を狙うこともありますが、枠連1点、ワイド2点追加することもあります(それでも馬券ポリシーを大きく上回る期待値なのですが、本当はこれをやらない「強さ」が必要だと思います。が、弱いんです^^;;)

年間回収率110%クリアするために馬券ポリシーを実現していくのは相当困難な挑戦です。

だからこそ「的中馬券回収率」に沿った馬券組みのために、オッズ情報はとても大事であり、無駄馬券にならぬようしっかりリターンを意識することが必要です。
私の前日予想、少しでもあてにならない初期オッズが最終オッズに近づくように、早寝早起きして朝4時くらいから開始している理由がこれです(←競馬バカ笑)

〜次回「6.馬券力養成ギプス(先週成績での振り返り方法)」に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?