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アレクサンダーテクニーク東京グループレッスンのご報告-2015年11月30日(月)午後のクラス

昨日11月30日(月)午後の東京でのアレクサンダー・テクニークのグループレッスンの記念写真です。

ピアニストの方おふたり(おひとりは初めての方)
鍼灸師兼体操教室教師の方 おひとり
就職支援講師の方おひとり(初めての方)
ヴィオラ奏者の方おひとり(初めての方)

いつもいらっしゃるピアノ奏者の方のテーマは、本日のレッスンの伴奏のお仕事で、声楽の先生が昔やはり伴奏のお仕事で行った先生の親しいお友だちで。。。そうしたら、昔の克服したはずの弾き方に戻ってしまうという、興味深いテーマでした。

同じようなことは、昔苦労した曲を弾くとき、久しぶりの衣裳を着たときにもおこります。

こういうことを伺うと、脳科学者のダマジオ博士のソマティック・マーカー仮説って、本当にありそうだなと。。。

実はアレクサンダー・テクニークは神経系の反応を変えていくワークなのです。インヒビション-自分自身に余裕を与えて、前進を伸びやかにする方向を与え、前進の、そして周囲の環境からの情報が神経系を通って、背骨から脳に上がってきて、そして手放すと、過去に引っ張られなくなる。。。ということをやりました。

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多芸多趣味な鍼灸師さん、昔伊藤昇さんのお弟子さんだった人ですが、今日は能管を吹いてくださいました。そんなこともされていたのね。

最初はじゅうぶんに音が出ていなかったので、前進を伸びやかにしつつ、脚を解放する手順を行ないました。

そして楽器を構えるときにとくに背中側を潰さないようにしたら、なりが変わりますね。

もうひとつ、リクエストで武道の崩しについて行いました。

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就職支援の方とは、話すときの息継ぎをとるようにしたら、慌てて話すことがなくなり、相手にとっても聴きやすく、反応を見て話題を変えることもできるようになりました。

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もうおひとりのピアノの方。初めて、曲をご用意されていなかったので、結局スケールと、フォルテの楽なやり方について行いました。次回は苦手な曲をご用意くださるそうです。

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ヴィオラ奏者の方。楽器を構えるときに、合気道でいうところの四方投げがかかっていたので、

胴体の奥行きを大事にしていただき、
楽器を挟むときに、左を向き、背骨の一番上から傾け、かつ胴体の後ろ側を上に解放し、
遠い弦を抑えるときに、二の腕と肩甲骨にある方向を与えると、楽になる
そして音の響きが変わることを体験いただきました。

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