恵比寿のギャラリーMEMで開催中の金川晋吾写真展、『祈り/長崎』を見てきた。金川さんは今年の木村伊兵衛写真賞の最終候補に選ばれ、写真の町東川賞新人作家賞を受賞した…
東京都現代美術館で開催中の「翻訳できないわたしの言葉」展に行ってきた。 この展覧会は、5人のアーティストからなるグループ展で、私たちが普段使っている音声言語だけ…
木村伊兵衛写真展「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」を東京都写真美術館に見に行った。木村伊兵衛は日本を代表する写真家であり、その名前を冠した写真賞は数々の写真…
◾️失恋体験が撮影のきっかけに 『Yoyogi Park, Shibuya-ku, Tokyo』は写真家・森本洋輔さんの初の写真集だ。森本さんは2006年から足掛け17年かけて1,000人以上の女性を…
Hiroyuki Watanabe
2024年5月27日 13:12
恵比寿のギャラリーMEMで開催中の金川晋吾写真展、『祈り/長崎』を見てきた。金川さんは今年の木村伊兵衛写真賞の最終候補に選ばれ、写真の町東川賞新人作家賞を受賞した写真家だ。金川さんはこれまでに2冊の写真集を出版している。失踪癖のあった父親をテーマにした『father』。長年消息不明だった叔母を撮った『長い間』。そして、今年7月に刊行予定の『祈り/長崎』が3冊目になる。写真展、「祈り/長崎」
2024年5月6日 13:37
東京都現代美術館で開催中の「翻訳できないわたしの言葉」展に行ってきた。この展覧会は、5人のアーティストからなるグループ展で、私たちが普段使っている音声言語だけでなく、視覚言語や身体言語も含めた広い意味での言語コミュニケーションをテーマにしている。私たちは誰もが異なる経験や文化、歴史をの中で生きてきて、同じ言葉を使ってはいても、他者とは違う「じぶんの言葉」を持っている。言い換えれば、誰もが「
2024年4月24日 20:30
木村伊兵衛写真展「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」を東京都写真美術館に見に行った。木村伊兵衛は日本を代表する写真家であり、その名前を冠した写真賞は数々の写真家を輩出してきた。日本の写真史を語るうえで欠かすことのできない重鎮である。木村伊兵衛といえば、市井の名もなき人々やその生活をライカで軽やかに切り取る、スナップ写真の名手であったことは、写真好きなら誰もが知っていると思う。もちろん僕も知
2024年4月19日 13:59
◾️失恋体験が撮影のきっかけに『Yoyogi Park, Shibuya-ku, Tokyo』は写真家・森本洋輔さんの初の写真集だ。森本さんは2006年から足掛け17年かけて1,000人以上の女性を撮り続けてきた。そのなかから選んだ130名のポートレート写真に、撮影場所の風景写真を組み合わせた形で編集されている。この作品のもともとの始まりには、森本さんの失恋体験がある。2001年に地元