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NiS Fixed 参戦記録 3月分 (W3~7)

リアルのNASCARカップシリーズをなぞったスケジュールで行われるeNASCAR iRacing Series(NiS)。
FixdとOpen2種類のシリーズがありますが、セットアップ固定で行われるFixedシリーズにフル参戦を目標に参戦中です。
今回はその3月分のレース記録です。
W7のリッチモンドは4月に入ってからのレースですが、その週の初戦(木曜)が3月なので3月分として扱っています。
以降も同様にしていきます。

※複数回エントリーした週は、最も獲得ポイントの多かった1レース(ポイントスタンディングの計算対象)をピックアップ。
それ以外は結果と短いコメントで簡単にまとめます。

(投稿時点で既に9月です。シーズン2/3終わってます。2ヵ月遅れ程度で投稿していけるかなと思ってましたがなかなかまとめるのも難しいです…)



W3 Las Vegas

Track : Las Vegas Motor Speedway
Track Length : 1.5mile
Race Length : 134Laps / 201mile

W3は1.5マイルのラスベガスです。
近年は開催が減りつつありますが、1.5マイルトラックはNASCARで最も標準的なトラックと言えます。
その中でもラスベガスはこれといった特徴も無く、走りやすいトラックだと思っています。
故に差が出にくく、拮抗した戦いになりやすい気がします。
自分としては得意ではないトラックですがどうなったでしょうか。

3/3(金) 11:00 Slot

1/16 Split / SoF:5128 / #17 / Start:P25 → Finish:P21 / 132 Champ Pts

一本目に挑んだレース。
予選は走らず25位スタート。

いつものように様子見のスタートですが、そんなつもりでいられたのは数周だけでした。
序盤からペースが無く、まともに戦えません。
練習不足も甚だしい状態です。
どうにかライン変えたりタイヤ潰す気で攻めたりと試しますがどうにもならず。
終始30位付近をうろちょろするだけで特に語ることもなくレースは進行。

121周目にフロントストレッチでの事故を起因としたチェーンリアクションの中で#14と接触。
これで右フロントを壊してしまいオレンジディスク。

事故のチェーンリアクションの中で#14と接触。
#14はすぐ奥にいる青白の車に当てられ、横向いたところに突っ込んでしまった形。

オレンジは短い修理で解消したものの、大きくペースは落ちた状態。
その後も2度コーションが出ましたが修理しきれず。
何台かリタイアしたおかげで順位は多少上がりましたが結局24位でフィニッシュ。
ファイナルラップの事故で何台かincペナルティを受けたらしく繰り上がりましたがそれでも21位。
全くダメなレースでした。


3/6(月) 11:00 Slot ※ポイント対象外

2/22 Split / SoF:5109 / #26 / Start:P30 → Finish:P22 / 123 Champ Pts

2本目に挑んだレース。
最も集まりの良い月曜だけあってまたもトップスプリットを逃しました。
セカンドスプリットでも競争力不足は明らかで、20位台での争いです。
中盤にロングランが続くと21位まで上げましたが、終盤のコーションからリスタートで一つ落とします。
またもやコーションでGWCに突入しますが、何も起こらないGWCでした。
あまりに奇麗に走るので前をうかがう隙はほぼありません。
そのまま22位でフィニッシュでした。

フィニッシュシーン。
ほぼ最後尾争いでした。


W4 Phoenix

Track : Phoenix Raceway
Track Length : 1mile
Race Length : 156Laps / 156mile

シーズン最初の1マイルトラック、フェニックスです。
現在は最終戦、チャンピオン決定の舞台にもなるトラックですね。
メインストレッチ内側の広いエプロン、通称ドッグレッグが名物で、ここを突っ切り豪快にショートカットする走りはここならではの光景です。
特に終盤のリスタートではいきなり3ワイド4ワイドになることもあり面白いですね。見る分には。
NiSではそれ故、非常に荒れやすいトラックの一つです。
ドッグレッグ含め広いメインストレッチからバックストレッチに向かって狭まっていく形なので、どうしてもT2あたりで接触が起こりがち。
速さだけではなく、ポジショニングの上手さも重要になります。
去年の最終週では非常に良いレースが出来ているので、今回も競争力をみせたいところです。
ではレース内容へ。

3/12(日) 2:00 Slot

1/14 Split / SoF:5165 / #19 / Start:P30 → Finish:P14 / 195 Champ Pts

2本目に挑んだレースです。
今回も予選は走らず後方スタート。
フェニックスは荒れやすいトラックのひとつですから序盤は様子見です。

スタート。

案の定スタート直後のT1でいきなりコーションが出ました。
その後も10周程度で細かくコーションが出る展開。
5回のコーションを経て、落ち着き始めたのは47周目のリスタート後から。
30周の間グリーンが続きます。
また様子見モードだったのもあり、このグリーンランの間はポジション争いは程々にペースチェックです。
上位とは差がありそうですが、中段グループとはどっこいな感じです。

78周目にコーション。
83周目のリスタート後は少し前を狙っていきます。
今度は20周グリーンが続き、104周目にコーション。
この間にリスタートの23位から2つ上げました。
この辺りの車と比べると、ペース的には勝ってそうですが、抜いていくのは少し厳しそうです。
20周の走行でしたが、結構リアが消耗してしまっている感じがあります。
すでにレース2/3を消化し、終盤に入っているのでこの辺りからリスタートでも積極的に前を狙っていくことにします。

109周目にリスタート。
前を狙っていきたいところですが、案外スムーズなリスタートで、あっというまにシングルファイルに落ち着きます。
しかも周りもプッシュしているようで、ペース差がそんなにないのでポジションを上げていくのは厳しそうです。
思ったより長く13周グリーンが続き120周目にコーション。

この後はリスタート直後にコーションが2度続きます。
やはり終盤になると荒れてくるようで、この先も荒れそうな雰囲気です。

125周目。
130周目。
どちらもリスタート直後のバックストレッチ。

135周目、残り22周でのリスタート。
結果的にこれが最後のリスタートになりました。
17位でのリスタートでしたが、リスタート直後の事故が続いた為少し慎重になってしまい、1周終えて21位まで落としました。

135周目、リスタート直後のT2。
T1までに#3と#27に先行され、T2立ち上がりで#9と#13に挟まれ引く格好に。
一気に4ポジションダウン。

リスタートから数周は様子見でしたが、2ワイド3ワイドの争いがありつつも非常にクリーンな進行でコーションが出る雰囲気はなさそうです。
さすがにうかうかしていられないので自分もフルプッシュに切り替えます。
しかし、リスタートで失った4ポジションは大きく、元の17位に戻った時点で残りは5周。
16位の車にも襲い掛かりますが、タイヤの消耗が進んでいるらしくあと一息が足りずそのままファイナルラップへ。
このまま終わりかと思った矢先、数台前の車がT2で接触。
接触のあった2台と、そのあおりを受け失速した1台、計3台を最後に抜き14位フィニッシュ。

ファイナルラップのT2、#27と#8が接触。
#13もそのあおりを受け失速。
フィニッシュ。

結果的に、「最低限この辺は」と思っていた位置には来ました。
しかし、最後のリスタートで慎重になりすぎ、順位を落としたのは勿体無いロスでした。
落としてさえいなければ、ペース的にTop10も狙えていたはずです。


3/10(金) 11:00 Slot ※ポイント対象外

1/16 Split / SoF:5799 / #33 / Start:P32 → Finish:P20 / 162 Champ Pts

SoF5800と、非常にハイレベルなレースになりました。
上位に入れば大量ポイントのチャンスですがそんなに甘くはありません。
20位台での争いがやっとのレースが続きました。
147周目にビッグワンがあり、巻き込まれながらもなんとか軽傷で耐えました。
とはいえ少し脚が曲がったらしく、ステアリングがズレています。

ビッグワン。ここまで大きいのも珍しい気がします。

その後もコーションが続く展開で、コーションの都度修理を重ねながらも、リタイアやダメージ持ちが多いおかげで少しずつ順位があがります。
GWCに突入しつつも荒れたままで最後のGWCへ。
しかしここのピットでミスって最後尾に。
後から考えればもう入らなくて良かったと思いますが、可能な限り修理しようと入ったのが失敗でした。
リスタートでダメージ持ちの#25につまって出遅れた上、S/Fライン手前で抜いてしまいペナルティ。
出遅れたとはいえ、ダメージの大きい車も多いので15位にはなれたはず。
落ち着いてリスタートすればいいのに焦って勿体ないことをしました。

エンジンダメージ持ちの#25に詰まる。
速度調整をミスりS/Fライン前に抜いてしまいペナルティ。


W5 Atlanta

Track : Atlanta Motor Speedway
Track Length : 1.54mile
Race Length : 130Laps / 200.2mile

一昨年のオフに大改修され、以前のバンピー&スリッピーな荒れた路面から一変、非常にスムースな路面になったアトランタです。
バンク角も大きくなった一方、トラック幅は減少とかなり変わりました。
改修に伴いマシンパッケージも変更になり、1.5マイルトラックでありながらデイトナ、タラデガと同じくSSWパッケージでのレースになります。
SSWパッケージなだけありドラフティングレースになりますが、トラックの狭さからかデイトナ、タラデガとは若干様相が異なる印象です。
特にロングランが続くとタイヤ消耗の影響もありマネジメントの差が大きく出るように思います。
個人的にはまだまだレースの運び方がつかめていないトラックですがどうなるでしょうか。
それではレース内容へ。

3/16(木) 6:00 Slot

1/11 Split / SoF:5513 / #27 / Start:P28 → Finish:P13 / 212 Champ Pts

この週はこれ一回だけの参加になりました。

予選は走らず28番手スタート。
荒れるレースになりやすいはずなので序盤は様子見です。

スタート。

案の定、序盤から細かく2回のコーションが出ました。
しかし、21周目に2度目のリスタートを迎えた後は長いグリーンランに。

70周目を超えたあたりから、ちらほらとピットに入る車が現れます。
71周目、ピットインする車を避け損ねて失速した車に詰まる格好に。
これにより前の隊列から遅れることになり、置いてけぼりになった5台だけのパックになってしまいます。

71周目、ピットインする#32をギリギリで避け失速した#34に追突。
72周目、前の集団から5台だけが置いてけぼりの状態に。

前の隊列からじわじわ離されていく状況で、こうなってはコーションが出ることを祈るしかありません。
とりあえず燃料が持つ限りは走り続けるのがセオリーの状況です。
しかし75周目、前の車がピットインを表明。
コーションは出そうに無いので、誰かとパックを組むことを優先し、一緒にピットへ向かいます。
しかしお互いにスピードオーバーの大きなミス。
ペナルティにより3周遅れになり、一緒に入った#14とはピットアウトのタイミングがズレたため孤立してしまいます。

おとなしく引っ張れるところまで引っ張った方が良かったかもしれません。
とはいえ、コーションは出ないままピットサイクルが終わりました。
そして同じパックにいた車は全員ピット後に孤立しています。
引っ張ったとてあまり良い状況にはなっていなさそうです。

90周を迎えようかという辺りでピットサイクルが一巡。
リーダーもピットに入ったことで1周戻し、2周遅れになりました。
また、はぐれ者が何台か集まってきたことでとりあえずパックに入ることは出来ました。
これ以上の周回遅れになることは避けられそうなので、コーションに期待したいところです。
しかし隊列は細かく分かれた状態。
5台前後のパックが点在している状態で、これだとコーションは期待できません。

100周を過ぎ、残り周回的にリードラップに戻るのは無理だろうと半分諦めかけの心境になってきました。
その少し後、112周目についにコーションが。
どうやら終盤に入ってトップグループで動きがあり、それによってパックのスピードが落ちてセカンドパックが合流。
さらに争いが激しくなり出したことで接触が起こったようです。

112周目、先頭のパックで事故。
これで85周ぶりのコーションに。

このコーションで上位勢は全員ピットへ。
自分は当然ステイアウトを選択し、ウェーブアラウンドで1周戻します。
この時点で1周遅れは自分含め2台。
コーションが続けばラップバックのチャンスです。

期待通りリスタート直後にコーションが続く展開になりました。
先にもう1台の周回遅れがフリーパスを受け、次のコーションは自分の番。
122周目にラップバックを果たしました。
残りは13周ですが、元から本当の勝負はこのあたりからです。

124周目、28位でリスタートを迎えます。
前を狙っていきたいところですが、慎重な姿勢の車も多く、それらに阻まれリスタート直後から前と離され気味です。
とはいえ何も起こらない訳もなく、126周目に入ったところでコーション。リスタートで慎重な車を数台抜いたのと、この事故でリタイア・後退した車がいたことで22位に上げました。

130周目のリスタートでも、1周回ってきたメインストレッチで上位の一台が押されてスピン。
再度コーションです。

134周目、1ポジション上げて21位で迎えた残り2周のリスタート。
当然争いは過熱し、3ワイドも当たり前の様相です。
リスタートのバックストレッチまでは前を塞がれ気味でしたが、T3で大外が開いているのを見てそれに賭けます。
これが大当たりで、T3,4だけで一気に4台抜き。
蹴り出しで1台に先行されていましたが、4台抜いたので都合18位でファイナルラップへ。

134周目、T3,4を大外から4台(#28,25,18,23)抜き。

T1~バックストレッチは沈着状態でしたが、T3,4では外隊列のスピードが伸びているのを見て、再度外ラインへ。
ボトム側では接触もある中、混乱をすり抜けさらに4ポジションアップ。
最後のストレッチでは若干混乱に巻き込まれましたが14位でチェッカー。

ファイナルラップT4。
ボトムでの混乱を避けポジションアップ。
最後は接触もありましたが14位でチェッカー。

さらに最後の混乱で1台がincペナルティを受けたらしく降格。
13位に繰り上がりました。

中盤の判断ミスやピットミスなど大きなミスもありましたが、運よく取り戻せたのは大きかったですね。
戦いに戻ることが出来、最後も判断が当たり、大きくポジションアップに成功しました。
ポイント的にも今シーズン初の200pts越え、ようやくまずまずの結果が出せました。
とはいえこのレベルでは満足していられません。
安定して200pts以上は取りつつ、調子が良いときは250pts以上も狙いたいところです。
また、結果的には良かったとはいえ、ピットスピードオーバーのミスは大きな反省点になりました。
こういう初歩的なミスをやっているようでは、いずれ大きなチャンスを逃すことにもなりかねません。


W6 Circuit Of The Americas

Track : Circuit Of The Americas
Track Length : 3.427mile (5.52km)
Race Length : 34Laps / 116.518mile (187.68km)

今シーズン最初のロードコース戦はCOTAです。
F1用に作られた典型的なヨーロピアントラックですね。
NASCARには不相応でカレンダー入り当初は強烈な違和感がありました。
しかしロード開催が増え、あげくストリートまで入った現在では気にならなくなってきましたが。
NASCARには不要なトラック、と思いつつも個人的にロードの中では好きなトラックだったりします。
特にT3~6のS字区間やT12~16辺りが好きですね。
テクニカルなセクションで重っ苦しい車をどうにか曲げていくのは結構楽しいです。
また、2021年にはNiS参戦4年目にして初のポールポジション獲得経験があったりといい印象もあります。
ではレース内容へ。

3/26(日) 1:00 Slot

1/4 Split / SoF:2487 / #7 / Start:P5 → Finish:P6 / 134 Champ Pts

2本目です。
2年前にPP経験があるものの、Gen7ではイマイチ攻め切れない感じで予選は5番手。
実際去年もそれほど良くなかったので想定内ではありますが。

スタートでは若干出遅れ6位に後退。

スタートのT1。
6位スタートの#14(自車のすぐ外、緑/白の車)に先行を許します。

3周目にバックストレッチエンドのT12でオーバーシュートしてしまい、さらに1台先行を許します。
ここで抜かれた車はペースが悪く、前と比べてラップ1秒弱遅い様子。
抑えられているうちに前と差が広がります。
8周目にようやく抜き返すも、前を行く5位の#14は遥か6秒先。

3周目、T12でオーバーシュート。
#21に先行される。
8周目、T1で6位に戻す。
既に前とは6秒の大差。

前の#14より若干こちらの方が速いらしく、じわじわ縮めるもハーフウェイの17周目終わりでようやく4.5秒。
追いつくのは厳しそうですが、15周目辺りから4位のペースが悪い様子。
#14もそれに付き合わされているので、確実にギャップが縮みつつあるのも確かです。

20周目時点で2秒近くまで詰めましたが、今度はT13でリアが流れコースオフで約5秒のロス。
ポジションは落としませんでしたが、前との差は7秒まで拡大。
元に戻りました。

20周目、T13でリアが流れ立て直しに失敗。
コースオフして約5秒のロス。

23周目、お互いピットサイクルを終えたところで差は4秒。
どうやらイン・アウトラップだけで3秒差があったようで大きく縮まりました。
20周目のミスがなければ前に出ていた可能性もあります。
そう思うと非常に痛いミスでした。
ちなみに4位の#6はさらに速かったようで、#14との差を5秒近くに広げています。

再度ギャップを縮めていきますが、ラップ0.2程度でとても追いつける差はなさそうです。

31周目に#14がT13でコースオフして約1秒のロス。
一気に1秒まで縮まります。
相変わらず#6はペースが悪く、数周前から#14に追い立てられていました。
残り3周しかありませんが、3台での4位争いになりそうです。

32周目に入るところ。
1秒間隔で3台が連なる。

#6が遅いのもあり、真後ろにはつけるも決め手に欠く状態で、仕掛けるまで至らず。
かなり接近して迎えたファイナルラップ、T1でインに飛び込みます。
が、当然厳しく閉めてくるので立ち上がりが厳しく巻き返されます。

ファイナルラップT1。
インに飛び込むも抜けず。

対して前の#14はT11で#6の前に出ます。
続きたいところでしたが、少し開いていたので飛び込めず。
続くバックストレッチでは、#14のドラフトを使い上手くスピードを稼いだらしく、T12で飛び込める距離までいけません。
その後の低速セクションでもしっかりインを抑えられて付け入る隙がなく、結局僅か0.16差ながら攻略できずにフィニッシュ。

フィニッシュシーン。
前の#6とは0.16秒差。

レース後にリプレイを見ると、飛び込めたんじゃないかと思う部分もありましたが、思い切りが足りなかったようです。

後半の展開を考えると3周目と20周目、2回のミスは非常に痛かったです。
どちらのミスでも結果的に約5秒ずつロスしています。
このミスが無くともトラック上で#14を抜くのは難しかったと思いますが、ピットサイクルで逆転、終盤は#6を攻めて4位を狙うことも出来たはず。
1本目に続きミスが目立つレースになってしまいました。


3/25(土) 19:00 Slot ※ポイント対象外

1/3 Split / SoF:2969 / #9 / Start:P7 → Finish:P8 / 131 Champ Pts

1本目のレース。
予選は振るわず7番手。
スタートのT1、非常にゴチャつくというのもありますが、ここで若干突っ込みすぎたのもあり、4位スタートの車と接触。
一旦落としますが、他のターンでも若干混乱があり、1周終えて6位。
その後5位に上げ、4位にもペース的に勝っているので攻めていきます。
16周目、T10で4位がミスったのを見て、続くT11でインに飛び込みます。
バックストレッチに向け並んで立ち上がりますが、ここで少し膨らみすぎたらしく接触。
共にコースオフで大きくロスし、9位まで落としました。

16周目、T12立ち上がりで接触

その後ピットサイクルで接触のあった#14を逆転。
7,6位ともペース差があり、アタックしていきますが抜くまで至らず。
後から振り返ると、焦りのせいか攻め方が単調かつ強引になりすぎていたと思います。
そのまま8位フィニッシュでした。
接触のミスもですが、焦って冷静さを欠いてしまったのもいけません。
反省です。


W7 Richmond

Track : Richmond Raceway
Track Length : 0.75mile
Race Length : 200Laps / 150mile

シーズン最初のショートトラック戦、リッチモンドです。
1マイルもショートトラックとして扱う考え方もあるようですが、ここではNASCARの区分に則り、1マイル未満をショートトラックとして扱います。
( 参考:List of NASCAR Tracks | Official Site Of NASCAR )
シーズン序盤なので次々とトラックタイプが変わりますね。
自分としては、一時期Late ModelやSuper Late Modelをメインに据えていたこともあり、オーバルの中ではショートトラックを特に気に入っています。
リッチモンドもCup Seriesの中ではTop5に入る、好きなトラックです。

お気に入りのトラックながら、過去の成績は良い悪いが極端。
変な癖があるのか、セットが好みか否かでかなり競争力が変わってしまうのが大きな理由ですね。
良いときはペース良く、オーバーテイクも気持ちよく決まって楽しいです。
ですが、悪いときは数周で強烈なタイトに悩まされます。
加えてショートトラックは荒れやすく、運の良し悪しや展開の読みなどの要素も大きいので、セットが好みでも良い結果とは限らないのが辛いところ。
さて今回はどうだったでしょうか、レース内容へ。

4/2(日) 1:00 Slot

1/8 Split / SoF:4895 / #15 / Start:P23 → Finish:P11 / 212 Champ Pts

2本目にに挑んだレース。
荒れやすいトラックなので安全策で予選は走らず。
序盤は完全に様子見です。

後方から様子見のスタート。

思ったより長くグリーンが続き、24周目に初コーション。
後方をキープしたままリスタートです。
20~25位辺りでレースを進めますが、ここのグリーンが長く続きました。
50周ほど続いて80周目に2回目のコーション。
ロングランが続いたおかげでペースが見えてきましたが、20位辺りがやっとな感じです。
どうにもすぐタイトになってしまい、良くないです。
ここでも後方待機策ですが、再度50周のロングランに。
やはり20位台の戦いになり、上位を狙うほどのペースはありません。

130周目のコーション後は後方待機を止めることにします。
レースが後半に入っていること、19時枠のレースで最低限の結果は出しているので、ここからは勝負に出て更なる結果を狙います。
ショートランなら戦えるスピードがあると思っているので、ここから荒れる展開になることを期待します。

134周目のリスタートでは18位です。
後半に入ったからか、落ち着いたレースから一転。
10周前後で細かくコーションが出る展開になりました。
期待通りの展開です。

137周目。
164周目。
前で事故が続きましたが、無傷で乗り切る。

レースも終盤、180周を越えたところで13位です。
特に何をしたということは無いですが、事故を避けて着実に上げました。

187周目のリスタートでついに事故に巻き込まれスピンを喫します。
しかし綺麗に回ったおかげか元の位置に戻ることが許され、下がった車もいたおかげで9位に。
Top10も現実的なところまで来ました。

187周目、4位争いで接触があり後続が玉突きに。
チェーンリアクションの中で後ろの#8に押されスピン。

しかし193周目のリスタート、後続のアグレッシブな攻めに怯み、慎重になりすぎたために3つポジションを落としてしまいました。

193周目リスタートのT2。
強気に攻めてきた後列の#3、2列後ろから上げてきた#10に挟まれる。
引かざるを得ない状況になり、#12にも先行される。

残り10周もないというのに、クリーンな展開でコーションは出ません。
さらに#18に並びかかられ、数周にわたって2ワイドでの戦いになります。
そのままファイナルラップへ。
T4立ち上がりで#18が若干外に膨らみ接触、壁に押さえつけられる格好になりましたが、ギリギリで12位を守り切りました。

ファイナルラップT4で内側の#18が膨らみ接触。
壁に押さえ付けられながらもギリギリ12位でフィニッシュ。

ラストのリスタートで3つも落としたのは非常に痛かったです。
特に#12と#3はそんなにペースが良くなさそうだったので、Top10に入れた可能性も十分にあったと思います。

最後が少し勿体なかったですが、まあ悪くはない内容でした。
展開に助けられた部分もあるとはいえ、上位で戦えるポテンシャルは見せることが出来たと思います。
しかしロングランについては大きな課題です。
長い事タイト気味なセットを苦手としていますが、一度走り方を見直す必要がありそうです。
走らせ方の引き出しが少なく、セットや車を問わず同じように走らせようとしてしまうのは大きな問題でしょうから。


4/1(土) 19:00 Slot ※ポイント対象外

1/4 Split / SoF:4229 / #10 / Start:P3 → Finish:P8 / 208 Champ Pts

この枠なら前をキープしていたほうが安全だろうと珍しく予選を走行。
3位スタートです。
ショートは良さげですが、数周でタイトに苦しみはじめます。
ロングランペースが悪く、Top10に留まるのが一杯一杯の状況です。

中盤には接触でスピンを喫し、最後尾まで落ちてしまいます。
終盤に差し掛かった159周目、ここのコーションで一か八か、半ばヤケクソのステイアウトでリーダーに。
リスタート直後にコーションが続いたため、17周に渡ってリーダーを守りましたが、3度目のリスタート後に首位陥落。
こうなるとタイヤ差もあるので厳しくなります。
しかも思ったよりコーションが出なくなり、じわじわとポジションを落とす状況。
それでもなんとか8位で踏みとどまります。
最後にGWCに突入しましたが、ここも8位をキープしてフィニッシュ。
ロングのペース的にはこの辺りな感触だったのでまあ良しとします。

ステイアウト策で一時はリーダーに。
なんとか8位で粘ってフィニッシュ。


あとがき

3月は以上です。
2月分も含めて主要なトラックタイプで1戦ずつ終わりました。
開幕からイマイチな感じでしたが、W5のアトランタでようやく200pts越え、Cotaを挟んで続くリッチモンドでもまずまずの得点になりました。
やはり200ptsは確実に獲っていきたいところです。

それでは次の更新で。

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