演出様と役者
凄いぞ。
原田大二郎さんのワークショップに出た。
地方から帰られた原田大二郎先生は羽田空港から直接車で、開催会場迄こられた。大きなビニール袋が印象的。中には何が入っているのだろう。
2時間タップリのワークショップだ。
「大さん。なんですか?此の袋は?」
主催者も恐る恐る聞く。
「ああこれ?100円ショップで買った俺の宝物。」
マア出て来るは出て来るは、魔法使いの被り物から天使の被り物、手編みの帽子まで色々有る。
どうですか?子供のハロウィンの帽子らしく、私の頭には小さい。しかし、変な帽子を付けて見ると、何時もの平常な私ではなくなる。不思議である。
まず、今回は役者としての魂をグッと捕まえられてしまった。
ベネチアの仮面舞踏会はこれかもしれません。
自分の日常から非日常へ。
「役者であり演出家はおれ位な者だ。」確かに。
今は世間に出た役者で、色々研さんを積んだ役者は少ない。まだ五年しか舞台を踏んでいない、私などが足元にも及ばない。
「黙って彼の言う事を聞くと誓った。」
私は喜劇役者の藤山寛美さんが好きだった。
あんな舞台ならやってみたい。たとえ通行人の役でも。
原田大二郎先生はやはり感性の人であった。
ひょつとしたら、役者って、クリエイターって
感性の人が多いのかも、しれません。
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