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* 結婚願望ゼロだったわたしが婚活コラムを書く理由

コラムを始めて、まだ数回しか更新できていませんが、ここらへんでちょっと一息、個人的なお話を少し。

この「コンカツ一問一答」では、初回の投稿にもあるように、婚活のプロを「指南役」に迎え、取材をもとに構成しています。

某大手結婚相談所にて10年以上、多数の男女の婚活をサポートし、成婚に導いてきた実績をもつ、まさに婚活のベテラン。

実はその指南役というのは母なのですが、もともとわたしは結婚願望ゼロ。よく女の子の夢に「お嫁さんになること」がありますが、そんなことを思ったことはまったくなく、自分のなかにそもそも「結婚願望」という言葉はありませんでした。

結婚することは自分にとって負担でしかないというイメージをもっていたうえ、大人になってからは身近なところで結婚に幻滅するようなできごとが重なり、いよいよ一生シングルで過ごすつもりで将来を考え始めていました。シングルの生活のほうが自分に合っているだろうと思いこんでいた部分もあります。

しかしながら母がそんな仕事をしていたため、さすがに申し訳ない気持ちがあって、「結婚願望ゼロ」であることは内に秘め、20代の最後に一度、とある結婚相談所に入会。入会しても自分がいかに結婚に興味がないかを実感する一方で、結局一度もアクションらしいアクションを起こすことなく退会してしまいます。

そして「結婚願望ゼロ」ということを母に伝え、「一生シングル」宣言。もちろんかなり話し合った記憶がありますが、最終的に母はわたしの気持ちを受け入れてくれました。おそらくそれも仕事でいろんなひとたちを見てきたからでしょう。結婚はそんなに無理してまでするものではない、という実感があるのか、いずれにしてもわたしにとっては申し訳ないやらありがたいやら、でした。

当時同居していたため、シングルでいるなら、住むところは確保しなさい、という話があり、紆余曲折があってマンションのローンを組むに至るのですが(…)、その後、まったく思いがけず貴重な出会いに恵まれ、結婚して4年が経とうとしています。

「結婚とは」「夫婦とは」ということについては、まだまだわからないことだらけではありますが、ひとつ確かにいえるのは、「結婚してみてよかった、こんなにいいものだとは思わなかった」ということ。

結婚願望の有無も、結婚するかしないかも、それぞれの自由。でも、結婚したいと思っているひとには、スムーズにいってほしい、また、婚活することに気後れして結婚したいと思えないひとには、少しでも気持ちの負担が軽くなるように後押ししたい…。

そんな思いから、婚活のプロからのアドバイスを共有すべく、コラムをスタートさせた次第です。

「婚活」という言葉がうまれてだいぶ経ち、世のなかに浸透している印象がありますが、いざ自分が始めるとなると、それはやはり勇気がいることです。でも勇気をだして踏みだすことで、出会いは確実にひろがるともいえます。

できればかつてのわたしのように「結婚願望ゼロ」のひとにとっても、ちょっと結婚に対する気持ちをゆるめるきっかけになるといいなと願いつつ、マイペースながらコラムを続けていきたいと思っています。

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