生き残りたい販売員はチェック柄を売れ。
コロナ禍が長期化すると言われ、今後のアパレル産業の形が急速に変わる事は感覚的に掴めていると思いますが、
その中の1つで大量生産の強制終了が訪れます。
この場合あなたはどうなると思いますか?
あなたは狙い撃ち出来ますか?
店頭に100種類あった商品が20種類になると仮定した場合、今までお客様との会話で気に入ってもらえそうな物を勧めていた販売員は売れなくなります。
今までの沢山の中から選ぶ作業を少ない中から探す作業にスライドすると気に入りそうな服が無い場面が増え、「ないですね〜」が口癖になります。
少ない商品から私があなたに勧めたい物を買ってもらえないと、この先は厳しい日々が待っています。
これからの店頭販売員はブランドの打ち出しをお客様にダイレクトに伝えられて、ファンを増やせる人しか求められません。
ただ売れる人は不要と思われます。
狙い撃ちで売るには
狙い撃ち出来る人は良い意味で媚びません。
プロとして自負と責任を持っているから、自分から買った人がダサいままというのは許せないんです。
ただ、押し売りが上手い、話が上手い人ではないです。
むしろ狙い撃ち出来る人は押し売りを絶対しません。
狙い撃ち出来る人は1つの商品を勧めない。
矛盾してるようでこれが出来ないと狙い撃ちは出来ません。
チェック柄を売る
例えば、チェック柄の商品を売りたい時に狙い撃つ商品はシャツやパンツではなく、チェック柄です。
商品を選んでもらう際に商品を勧めても狙い撃ちは出来ません。
チェック柄がどうオシャレなのか、背景、意味付けなど、チェック柄の良さを伝えた上でチェック柄のどれかを選んでもらうのです。
コーディネイトで売る
柄を好きになってもらう
紐付けする
この3つで売れます。
・コーディネイトで売る
1番分かりやすくあなたがチェック柄を着てそのコーディネイトを売り込む方法。
あなたと感性の近い人やあなたが好きな人にはこの方法が1番売りやすい。
・柄を好きになってもらう
チェック柄のカッコよさや可愛さを熱意を持って勧めることでお客様自身が使いやすいと思うチェック柄のアイテムを選んでもらう方法。
自分でコーディネイト出来る人にはこの方法が刺さりやすい。
・紐付けする
例えばブロックチェックは市松模様とほぼ同じです。
鬼滅の刃の主人公が着てる服も市松模様なので、お洒落に興味はなくても漫画やアニメが好きな人など服に興味はないけど別に趣味を持ってる人などは服としての個性ではなく別の視点で興味を引くことで買ってもらう。
商品に対して勧める方法を3つ持っているとどのお客様にも対応した接客が出来るので、チェック柄以外でも考えてみましょう。
それではまた。