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春近し、クラシック最有力候補の出現だ――長柄高校馬事文化研究部㊳

璃子「そういえば、今年度のJRA新規騎手免許試験の合格者が発表されたね」
恵麻「今年度の合格者は10名。それぞれの所属は美浦5人、栗東5人で、東西ちょうど半分ずつだね。璃子ちゃんは誰か注目してる新人騎手はいるの?」
璃子「やっぱ小牧加矢太騎手かな」
恵麻「馬術競技の元・全日本チャンピオンで、25歳にしてJRA騎手となった異色の経歴の持ち主だね。15歳の時に競馬学校騎手過程を受験したけど、体重とかの問題もあって残念ながら不合格になっていたみたい。今回は体重制限の緩い障害騎手免許に絞って受験して、見事に夢をかなえた」
璃子「レースでの活躍はもちろんだけど、ノーザンファームしがらきで勤務もしてたって話だし、調教も上手なんじゃないかって期待もしてるんだよ。音無厩舎の所属になってようだし、これから、『小牧(加)騎手騎乗』で追い切った音無厩舎所属馬の成績に注目してみるのも面白いんじゃないか」
恵麻「なるほどー。それはなかなか通というか、辻〇蔵的な見方だね」
璃子「音無厩舎の好走パターンに該当することを期待してます」
恵麻「私の注目は今村聖奈騎手かな。今年度は唯一の女性合格者で、現役では4人目の女性ジョッキーとなるよ」
璃子「もちろん日本での女性騎手の絶対数はまだまだ少ないけど、地方競馬も含めて、近年、存在感は確実に増してるよね。すでに重賞も勝っている藤田菜々子騎手はもちろん、園田の佐々木世麗騎手や川崎の神尾香澄騎手の活躍も目立ってる」
恵麻「斤量面で恒久的に1キロ減の恩恵があることも結構大きいのかもね。今村騎手にも減量の恩恵を生かした活躍を期待してるんだ」
璃子「順調に行けば再来週の競馬で早くもデビュー戦だもんね。それにしてもすごいよなあ。私たちのひとつかふたつくらい歳が上の人たちが、武豊とかルメールとかと一緒にレースするなんてさ。同い年なのに甲子園に出てプロ野球選手になる高校生が、妙に大人びて見える、みたいな――って、どうしたん、恵麻? なんか目をぱちくりさせちゃってるけど?」
恵麻「ん? ああ、ごめんごめん。そういえば私たち、高校生って設定だったなーって、思い出しちゃって」
璃子「……設定っていうか、ピッチピチの高校生ってことで、お願いしますよー」

2/12東京2R ダ1400m 1着:ユキノプリンセス
評価☆5

璃子「というわけで、ピッチピチの高校生がお送りする、新馬戦回顧です」
ハヤタ「室谷さんと渡辺さんのトークだからハラハラしながら見守ってたら案の定っていうか……まあ、いいや。深入りせず本編に行こう」
璃子「先週の新馬戦は土日合わせて4鞍で、すべてダート戦だった。土曜の東京ダート1400m戦を制したのはユキノプリンセス。好スタートから先行ポジションを確保すると、直線に入って先頭を奪い、後続の追撃も振り切った」
ハヤタ「牝馬らしく脾腹はやや薄目だけど、背中と胴が長くて重心の低い体型。先行力は十分だね。仕上がりもよかった」
璃子「騎乗した川島騎手によれば、跳びの軽い走りで脚抜きの良い馬場も味方したとのこと。出走馬中唯一の関西馬だったけど、遠征が報われたね」
ハヤタ「2着のビートエモーションも良い馬だよ。みっちりと筋肉がついた馬体でダート向き。まだ体つきに余裕があって伸び切れなかった印象だけど、絞れてくればすぐに勝ち上がれるだけの素質はあると思う」

2/12阪神4R ダ1400m 1着:メイショウクリフト
評価☆5.5

恵麻「阪神の新馬戦もダート1400mで、1番人気のメイショウクリフトが4馬身差の圧勝を決めたよ。外目の枠からじわっと先行争いに加わり、終始抜群の手応えのまま、直線はあっさりと抜け出した」
ハヤタ「450キロ台だけど身の詰まった馬体だね。首が太くて前躯にパワーがあるし、飛節も直飛でダートをしっかりとらえて走れていた。ここはスピードが一枚上手だったね」

2/13東京4R ダ1600m 1着:ショウナンダール
評価☆5.5

ハヤタ「ショウナンダールは骨太のドゥラメンテ産駒。少し背中が反った面も見られるけど、ダートの1600m~1800mくらいが向きそうな馬体だよ」
姫「序盤から積極的に先行争いを演じつつ、直線で追い出されてから加速がついた。ラスト3ハロン36秒1と早い上がりを使ったし、残り400mからの脚は他馬を圧倒してたわね。ゴール前は抑える余裕もあったし、層の厚いこの路線でも楽しみはあるんじゃないかしら」

2/13阪神4R ダ1800m 1着:エルデスペラード
評価☆5

恵麻「混戦模様だった阪神のダート1800m戦は、3ハロン目でラップが14秒6まで落ちるスローペースに。そんな中、2番手で折り合ったエルデスペードが直線で抜け出して押し切った」
ハヤタ「牡馬で430キロ台と小柄だけど、骨は案外しっかりしているから、もう少し身が入ってくるのかもしれないね。体型的には胴が長めの先行スピードタイプだよ」

2/12東京3R 未勝利 ダ1600m 2着:メジャークロニクル
評価☆5.5

璃子「この世代の新馬戦は来週まで。ということで、未勝利戦の方へ回る未出走馬も増えてきたね。そんな中から取り上げたいのが、このメジャークロニクル」
姫「NHKマイルカップを制したメジャーエンブレムの全弟ね。デビューはこの時期までずれこんだけど、既走馬相手にタイム差なしの2着。血統どおり力のあるところを見せたわ」
ハヤタ「550キロ台の大型馬で、胴が長い体型はお姉さんを彷彿とさせるね。横山武史騎手によると精神面に課題があるってことだけど、そのあたりをクリアできれば次も勝ち負けできると思うよ」

2/12阪神5R 未勝利 芝1800m 1着:マイシンフォニー

璃子「ここは4ヶ月ぶりの出走となったマイシンフォニー。スローペースで序盤は少し折り合いに苦しみながらも、直線は開いた内目から脚を伸ばし、2着馬の追い上げもしのぎきった。私たちのPOG指名馬だよ!」
姫「待望の初勝利ね。この馬はずっと良馬場がベストと言ってきたんだけど、出走するレースはなぜか重、稍重続きで……。今回はようやく良馬場でレースを迎えられただけに、負けられない一戦だったわ」
恵麻「ここからトントン拍子で行ってくれるといいんだけどねえ」
ハヤタ「ディープインパクト産駒でこの時期からの急成長は期待できるよね。ただ、気性面が課題かな。今回も引っかかり気味だったし、道中でしっかり折り合えるようになってほしい」
璃子「クラシックに出走するためにはここからひとつも凡走は許されなくなるからね。なかなか厳しい道のりだけど、なんとかクラシック戦線に殴り込みをかけたいところだ」

2/13阪神3R 未勝利 ダ1400m 8着:フレイムジョーカー

姫「日曜阪神3RにはPOG指名馬のフレイムジョーカーが出走したわ。初めての芝スタートでとまどいもあったのか、後方からの追走に。断然人気だった勝ち馬の直後につけていたのだけれど、勝負所から置いて行かれ、力の差を見せつけられてしまったわね。勝ち馬以外は手薄なメンバー構成で、そこを狙った関西遠征でもあったのだけれど、この馬自身も力が足りなかったわね。この先、また距離を延ばす案もあるみたいだけど、どこへ向かうにしても、もう少しレース振りに進境を見せてほしいところだわ」

2/12東京7R 1勝クラス 芝1400m 1着:レディバランタイン
修正評価☆5.5

恵麻「ここからは1勝クラスのレースだね。土曜東京の芝1400m戦は、好位のインを追走したレディバランタインが、直線で馬の間を割って抜け出したよ」
ハヤタ「3ヵ月ぶりでも太め感はなかったし、馬体重プラス12キロは成長分と見ていいね。肩は立っていて、後ろ脚は長め。初戦は新潟の芝1800mを逃げ切った馬だけど、1400mになっても切れ味は健在だった」
恵麻「距離の守備範囲が広いのは大きな武器だね。ルメール騎手は1200mでも大丈夫とコメントしてるくらいだし、次にどこを狙ってくるのかも楽しみ」

2/12阪神6R 1勝クラス ダ1400m 1着:コンクパール
修正評価☆6

姫「土曜阪神の1勝クラス戦はダート1400mよ。ここは大外枠からハナを奪ったコンクパールがけれんみのない逃げで押し切ったわ」
ハヤタ「前脚が短くて序盤のダッシュ力に長けた体型。やっぱり行き切る競馬が合ってるんじゃないかな。筋肉も発達してダート馬らしい体つきになってきたね」
姫「アメリカンフェイロー産駒。アメリカ・ダートチャンピオンの血筋らしく、産駒も逃げ先行で強さを発揮する馬が目立つ気がするわ。コンクパールもなかなかメンバーがそろったここで2勝目を挙げられたのは収穫だし、ゆくゆくは牝馬交流重賞なども狙っていけるといいわね」

2/13東京7R 1勝クラス ダ1600m 1着:フルオール
修正評価☆6

璃子「日曜東京7Rの1勝クラス戦は、中団追走のフルオールが直線で外からしぶとく末脚を伸ばして差し切った。新馬戦を1番人気で制してから1勝クラスのレースで足踏みが続いたけど、今回はきっちり前をとらえたね」
ハヤタ「デビュー時から馬体が8キロ増えて、少しずつ力をつけてきている感じかな。湿った馬場もこの馬には向いたと思う」

2/13阪神8R こぶし賞 芝1600m 1着:スタニングローズ
修正評価☆6.5

恵麻「日曜阪神の1勝クラス特別こぶし賞は、6頭立てと少頭数での1戦になった。レースはスローペースで進み、6頭団子状態のまま直線での追い比べに。最後は外目から脚を伸ばしたスタニングローズがアタマ差前に出て、未勝利勝ちと同じ阪神芝1600mの舞台で2勝目をマークした」
璃子「新潟2歳S5着、サウジアラビアRC3着、デイリー杯2歳S5着、いずれも着差は0秒5以内と、重賞で強い相手と渡り合ってきた。自己条件に戻ったここは実績がものを言ったよね」
ハヤタ「3ヵ月ぶりの出走だったけど、休養効果がてきめんだったのか、パドックでは歩様に活気も感じられた。今回は稍重馬場での勝利だったけど、きれいな馬場でももちろん問題ないはずだよ」
璃子「仕切り直しの1戦を勝って、このあとはまた桜花賞トライアルなどに出てくるだろうし、牝馬同士なら重賞でも侮れない存在だよね」

2/13小倉9R あすなろ賞 芝2000m 1着:シーグラス
修正評価☆5.5

姫「日曜小倉9Rでおこなわれた芝2000mのあすなろ賞も8頭立ての少頭数となったわ。ゴールドシップ産駒のシーグラスはスタート直後は控えて最後方から進み、向こう正面に入って追い上げ開始。これに反応してまわりも動き出すと、ひと呼吸置いてからスパートし、4コーナーからびっしり追われて直線でのしのぎ合いを制したわ。緩急自在の立ち回りが光ったわね」
ハヤタ「うん。小柄な馬だけど、筋肉にはなかなかバネがある。急かさずに追走できるこのくらいの距離は良さそうだし、小回りコースも走りやすいんだろうね。あと、蹄の作りから、荒れた馬場も苦にしないタイプだよ」
姫「小倉の開幕週から現地入りして、2着、1着、1着。このあとは小倉巧者の称号を手土産に他場のレースへ向かうわけだけど、どこまでやれるのか見物ね」

2/12東京11R クイーンS(GⅢ)芝1600m 1着:プレサージュリフト
修正評価☆6.5

璃子「さてここからは、先週おこなわれたふたつの3歳重賞を振り返っておこう。どちらも春のクラシックを占う上で最重要とされるレースだよ。まずは土曜東京でおこわなれた牝馬限定のマイル戦、デイリー杯クイーンステークスから」
姫「人気の中心は3頭。前走フェアリーS2着のスターズオンアース、アルテミスS2着で阪神JFでも6着に健闘したベルクレスタの実績馬2頭と、10月東京の新馬戦を快勝して以来3ヵ月半ぶりの出走で連勝を狙うプレサージュリフトが、単勝3倍台で人気を分け合う構図になったわ」
恵麻「レースも結局、この3頭で決着したんだよね。勝ったのは、最後方に近い位置から直線大外に出して豪快に伸びてきたプレサージュリフト。33秒5の末脚で2着スターズオンアースをクビ差かわしたよ」
璃子「ゲートが遅いことはわかってて、後方からの競馬になるのも想定内だったみたいだね。道中は無駄に動かず脚を溜めてたし、直線も邪魔されない大外に出して、とにかくフルに末脚を発揮することだけに徹した感じ」
ハヤタ「新馬戦の時点から牝馬同士なら重賞でもって評価だったけど、期待に応えてくれたね。あいかわらず柔らかみのある筋肉を保っていたし、馬体重プラス12キロで、仕上がり的にはまだ上がありそうな感じもした。この先も視界良好なんじゃないかな」
璃子「いっぽうで、現状、ゲートに難があって後方から追い込む大味な競馬しかできない点は気になる材料ではある。直線の長い東京コースでは力でねじ伏せられたけど、コースが替わってどうなのか。このあと、トライアルをはさむにしても桜花賞に直行するにしても舞台が替わるわけだし、次走が試金石になるね」
恵麻「じつを言うと、2着スターズオンアースも3着ベルクレスタも、今回必ずしも全力を出しきれたわけじゃなさそうだしね。スターズオンアースは直線で右にもたれてジョッキーがまともに追えなかったというし、3着ベルクレスタのほうは道中内枠でポジションを悪くして、4コーナー最後方から直線で内をさばく苦しい競馬になった。上がり3ハロンのタイムでは勝ち馬を上回ってるよ。癖や展開も含めて競馬ではあるんだけど、実力的には上位3頭の差はそれほど大きくないのかもしれない」
璃子「そうなると、全体のレースレベルの問題になってくるよね。この3頭の力が抜けてたことは間違いないから、阪神JFの上位勢と比較してどうなのか。阪神JF6着のベルクレスタを物差しにすれば、プレサージュリフトにさらに上があれば食い込んでいけると見立てられるけど……まあ、そういう面でも、次走が試金石になるね」

2/13東京11R 共同通信杯(GⅢ)芝1800m 1着:ダノンベルーガ修正評価☆8

姫「最後は日曜東京11Rの共同通信杯。東京芝1800mでおこなわれるこのGⅢ戦は、ダービーを見据えて左回りを経験させたい関西馬が使ってくることもあるし、それ以上に近年ではここから皐月賞へ直行するローテが確立している、クラシックへ向けた最重要のステップレースよ。昨年の勝ち馬エフフォーリアのその後の活躍も記憶に新しいわよね」
恵麻「このレースも、2歳重賞・GⅠ好走馬、対、昨秋の新馬勝ち以来の評判馬の対決で、奇しくも土曜のクイーンステークスと同じような構図になったんだよね。前者は朝日杯FS5着のジオグリフ、同3着のダノンスコーピン、そして東京スポーツ杯2歳S2着のアサヒの3頭。そして後者は昨年11月の東京新馬戦で豪快な差し切り勝ちを決めたダノンベルーガ。卍巴とも言える戦況で、どの馬に軍配が上がるか注目されたわけだけど……」
璃子「これも奇しくもと言うべきか、クイーンステークスと同じく、新馬戦以来となるダノンベルーガが連勝で重賞初制覇を果たした」
恵麻「この馬はハヤタ君がクラシック候補として名前を挙げて激押ししてたんだよね!」
ハヤタ「激押しとまで言うと後付けだって言われそうだけど……うん、今回で能力を再確認できた。パドックではデビュー2戦目とは思えないくらい落ち着き払って堂々としていたし、雄大な馬体もあいかわらず。骨もしっかりしてて脚も長いし、体に窮屈なところがない。背中が波打つような全身運動ができる歩きで、まさに一流馬の身のこなしだよね」
璃子「レースも道中は中団で前を見ながらじっくりタメをきかせて、直線は外から豪快に伸びて前を一飲み。堂々たる勝ちっぷりだったもんなあ」
ハヤタ「ストライドが違うって感じだったもんね。折り合いに難もないし、距離は2400mまで延びてもまったく問題ないはず。皐月賞よりはダービー向きかなと思うけど、牡馬クラシックの最有力候補の1頭と見て間違いないと思う」
恵麻「今回破った相手も相当強いからね。2着のジオグリフも、私たちも素質を高く評価してきた馬。喉の具体がどうかとも言われてる馬だけど、朝日杯FS5着から巻き返してきた」
姫「雨模様で空気が湿っていたのは喉に不安を抱えるこの馬にとってはプラスだったんでしょうね」
ハヤタ「パドックではチャカついていたけど、筋肉の質はやっぱり相当良いものを持ってると思う。最後はダノンベルーガに遅れを取ったとはいえ、やっぱり世代上位の実力の持ち主であることは間違いないよ」
璃子「今回、ある程度前目で競馬をできたことはこの馬にとって収穫だったんじゃないかな。右回りも札幌2歳Sでこなしてるわけだし、器用な立ち回りができれば皐月賞では逆転があってもおかしくないよ」
恵麻「3着のビーアストニッシドは得意の逃げを打てたことで前走から着順をあげた。2番人気に推されたアサヒは出遅れが致命的だったかな。最後方からのレースを強いられて、上がり3ハロンは勝ち馬に次ぐ33秒8のタイムをマークするも、5着が精一杯」
ハヤタ「ダノンスコーピオンは追い切りも少しもたれ加減だったみたいだし、まだ完全には態勢が整っていない感じかも。距離もマイルくらいが良さそう。クラシックで上位を狙うなら、体格面でもう少しスケール感も欲しいところだね」
璃子「以上を総括すると、クラシックに向けてはやはり1、2着馬、ダノンベルーガとジオグリフを最注目すべきとなるね。特にダノンベルーガは無敗の2冠すら狙える位置にいる。もちろん、2歳GⅠを制したドウデュースとキラーアビリティの2頭も黙っちゃいないだろうし、東京スポーツ杯2歳Sの覇者で、私たちのPOG期待の1頭、イクイノックスも虎視眈々とクラシックを狙ってる。あとは今回敗れたメンバーも含め、トライアルレースからこれらの上位勢を脅かす存在が出現するかどうか」
姫「ダートでデビュー2連勝し、若葉ステークスへの出走を表明しているデシエルトとかね」
璃子「いやあ、興味は尽きないねえ。新人騎手のデビューに、桜に皐月に……まだまだ寒い日は続くけど、春の日は近い」



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