ChatGPT無料ユーザーが最新の「GPT-4o」を使う方法!!

今月5月14日に発表された超絶高性能化したChatGPTの新バージョン「GPT-4o」は、無課金勢にも開放されると聞いて大喜びしたはいいですが、「なんか自分のChatGPT、前のまんまなんですが……」という状況。

実はすでにウワサのGPT-4oを使えるようになっています！

とはいえ、ちょっとばかり確認の仕方が分かりづらいので、簡単に解説しようと思います。

実はこんなとこにある無課金ユーザー向けのモデル選択

まず、いつものようにChatGPTのサイトにアクセスします。まだアカウントも持っていないよって方は、ここでは詳細は省きますので、どこかの情報を参考にして作ってみてください。

ChatGPTのサイトにアクセスすると、下のような画面になるかと思います。

有料プランを契約してChatGPT Plusが使える人であれば、左上の[ChatGPT]と書かれたプルダウンメニューから利用するモデルを選択でき、ここで[GPT-4o]を選択することもできるのですが、無課金勢は、ここを選んでも現状維持かアップグレードを迫られるだけです。

とはいえ無課金でも、実はすでにGPT4oとチャットできるようになっています。

GPT-4oの課金ユーザーと無課金ユーザーの利用できる機能の違いを表形式で教えて下さいと入力。

注意書きも書かれていて結構親切に教えてくれました。

こちらがその結果です。この結果が、以前から使えたGPT-3.5で出力されたものか、それともGPT-4oで出力されたものなのかを確認するには、アンサー左下にある評価ボタン（親指ボタン）の横にある、ぴかマークをクリックしてみてください。

ぴかっと光を表すマークをクリックすると、利用モデルを選択可能。賢くて速いGPT-4oか最も速いGPT-3.5か。

こちらで使用するモデルを選ぶことができます。めちゃくちゃ分かりづらいですね…

無課金ユーザーは使える回数に制限がある

使えるとはいえ、無課金ユーザーにはその利用回数に制限が設けられていると上記の表にも書かれています。いったいどの程度使えるのでしょう？ これもGPT-4oに聞いてみました。

無課金ユーザーは「3時間ごとに最大10メッセージを送信できる制限があります」とのことなので、最初の質問プロンプトにあらかじめ「日本語で」という一文を加えておくと英語での返答がなく使えるのでぜひ試してみてください。

万が一他の言語で返答された場合には、Deep-Lなど他の翻訳AIを使うなどでもいいと思います。

ちなみにChatGPTとのやりとりが10回を超えると、自動的にGPT-3.5を利用するようになるそうです。

そのほか、無課金ユーザーがGPT-4oを使う上で気をつけたいこととして、まず、3時間ごとに10回しか使えないということは、壁打ちなどのブレインストーミング的に何度も推敲するような作業には向きません。

さらに、うっかり質問を途中送信してしまって、中途半端な答えをもらって1回分を消費してしまうのを防ぐため、プロンプトはいったんメモ帳などにしっかり記載したものをコピペして入力するのがおすすめです。

という事で、GPT-4oは、やはり格段に性能がアップしているのがその回答を見ても分かるので、色々と試してみて、これは本格的に使いたいぞ！と思ったら、1ヶ月くらい課金して使い倒してみるのもいいかも知れません。

発表時点では、有料プランユーザーは無課金ユーザーの5倍の使用が可能との触れ込みでしたが、現状では3時間ごとに40回となっているようです。