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【VRchat】フルトラで、君も忘れられない究極の没入体験を味わおう!

こんばんは!ヒロです。ボクは、VRchatをするとき、フルトラ【フルボディトラッキング:両手両足を使って全身でアバターを操作する技術のこと、HMDとコントローラのみでのVRの場合、頭と両手の3点となり、足で操作することがない。腰と両足に着けることで、全身で操作できるようになるのです!】で入っているのですが、今日はどうしてそんなにフルトラにはまってしまったのか、どんな風に使っているのか紹介します。

ちなみに、ボクは寝る前をのぞいて、ほとんど11点(両足、両膝、両肘、胸、腰)に装着しています。コントローラはIndexコントローラを使っていて、指や手首(*手首ができるというのが超重要)もトラッキング(同期や追従すること)ができます。


フルトラ機材持ってるけど、ほぼ常時11点のヒロさんの考えについていけない・・・


ここまで読んだVRchat経験者やフルトラを経験しているユーザーの皆さんなら、色々思うでしょうが、これが本音なのではないでしょうか?

「11点って・・一個つけるのもめんどくさいのに、ほぼ常時って・・(あきれ」
「単なるド変態さんやん・・・もう読むのやめようかな・・」
「ひろさんの動き、通常の人間だとできないから、再現性ゼロやろ」
「キャリブレーション(事前の調整のこと)や体につけるのがめんどくさいのに、毎回つけることができるヒロさんについていけない・・・」


多分このように思っているかと思います。フレンドさんならほぼ100%(笑

実は、意外に思われるかもしれませんが、自分も、もうフルトラやめようかな? めんどくさいし、別につけなくてもチャットはできるからいいかなーって考えた時期もあったのです。

フルトラ機材は最低でも4万円する高価なものです。でも、やっぱりめんどくさいんです。取り付けるのが。だから皆やめちゃう。ボクも実はそんな一人だったのです。

フルトラのキャリブレーションの様子。ミラーの前でTポーズをしている人がいたら、このように白い球とアバターが一体になるように、フルトラの調整をしています

ヒロさんがVRchatとフルトラをやめる?・・・・んなわけないやん。


って、普段僕を知っている人なら思うかもしれません。というのも、ボクはもともと「フルトラ」をやるために、VRchatに来て、普段尋常になく動いています。

世間では、ボクの動きが再現できない、ボクの運動量が尋常じゃないということで、「ひろさんムーブ」という人も出てきたのです。

そんなフルトラ中毒の人がフルトラやめたら、VRchatもやめてしまうだろうと・・・。

そう、僕は、フルトラ関連の技術の進歩があまりなかったために、もうやめちゃおうとそう思っていたのです。動きが再現できないのなら、もうやめちゃおうかなと。

だけど、そんなときに、ボクがVRchatでフルトラを続けるきっかけとなり、考え方が激変した出来事が起こったのです。


フルトラやめそうだったボクがよく11点フルトラで入るようになったきっかけ。


ぶいちゃを初めて8か月ぐらいのある日。事件は突然起きた。
いつもと同じようにボクは、フルトラで奇怪な動きをしたり、かわいいふりムーブをして、人を笑わせていた。

でも、そんなときにふと感じていた空虚感があった。

「あぁ、最近フルトラ関係の技術進歩しなくて、トラッカー以上に精度いいのがないなぁ」

そう、ボクは、VRchat上でできる11点フルトラに飽き始めていたのだ。そして、「もうVRchatやめちゃおうかな・・・」それくらい思っていたときだったのだ。

そんなある日、ボクは激しく動いたからか、疲れてしまい、JPTutorial(初心者が最初によく訪れるワールドとして有名)で、パブリックV睡(誰でも訪れることができる空間で、寝てしまうこと)をしてしまったのだ。

僕は普段、フルトラを使っているとき、ミラーの前にいて、常に動きを見ていた。キャリブレーションはうまくいったのかとか、そういったところをよく見ていたのだ

フルトラの調整に失敗し、腰トラッキングが追従していないときの様子

しかし、パブリックv睡をするとき、ミラーなんていちいち見ても意味がないので、自分の足を眠たげに、見ていることにした。

パブリックでv睡しているときの様子

そんなうとうとした様子で、自分の足を見ると、自分の足とラスクちゃん(アバター)の足が同じ動きをしているのがわかった。こんなことは何度も経験しているからわかっている。

だけど、ふとした時に

「・・・・あ、自分、今、ワールドで寝ているわ」

という悟りに気づいてしまったのだ。この時、ボクは、アバターと自分の肉体との一体感を感じてしまったのだ。

「ボク、このワールドで寝てていいんだ・・・」

そううとうとしていると、やがて

「ボク、ラスクちゃんでいいんだ・・・」

と、自分の肉体がまるで自由に変えれるかのような、没入感を悟ったのだ。
その没入感はやがて

「ボク、ここにいていいんだ・・・」

と自己肯定できるようになったのだ。
これがボクが手に入れた「究極の没入感」ってやつのきっかけでした。

理性なんておいていけ。


フルトラ諦めたい、フルトラをやる意味がわからない
そう思っている方。フルトラするときに、理性的になっていないだろうか?

「動きがいまいち・・・」
「キャリブレがずれる・・・」
「かわいい動きができない」
「ダンスでキレッキレに踊れない」
「床が滑る・・・」
「思ったポーズができない・・」

ビジターさんの前でガニ股しようとして、アバターのイメージを崩そうと必死の作者

そんな、ミラーの前や動画撮影で疲れた時、この言葉を思い出してほしい。

「ボク、ここにいていいんだ・・・」

究極の一体感や没入感・・・・そこから得られる自己肯定感
それを感じるためだけにボクは、今でもフルトラを続けているんだと思う。

ここの小見出し「理性なんておいていけ」は、スズキ スイフトスポーツのキャッチコピーのひとつ「理性なんておいてこい」から、少し修正したものをつかっています。

この記事を書いている猫について知りたい方は以下参照お願いします。
(外部の私のサイトになります)
https://vrchat-fbt.com/hiro124move/

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