音解姓名判断の概略⑭
ここまで概略を綴ってきたが、基本に立ち返ってみようと思う。
つまり、単数1~9と11,22の数の象意を改めて整理する。
1、創造、独立、開拓、進歩、新機軸
2,柔順、奉仕、調和、外交、愛
3,芸術、天才、友情、親切、楽天家
4,実際、几帳面、保守、忍耐、実直
5,自由、進歩、変化、多芸、語学
6,愛、調和、安定、責任、音楽
7,智、沈黙、理論、忠実、探究
8,権威、成功、幸運、行政、財政
9、自然、慈善、博愛、奉仕、吸引
11,霊的、美術、発明、宗教、伝導
22,向上、力、実際、理想、物質
これらの基本的意味から、天地人の各数、子音合計数、姓と名のそれぞれの総数を導き出す。
大雑把に言えば、人数がその人の核、天数がその人の服装、子音合計数がその人の持ち物、地数はその人の適性を表す。
天数と子音合計数に関しては、外面と内面という言い方をする方もいるが、私は、正面から見た時と、側面から見た時といった風に感じている。
核心はやはり人数になると思う。つまり、命名の極意は誕生日を基準に組み立てるということになる。
他にも条件がいくつかあるが、その中で最重要なのは名の総数と生まれ日の同数を避けること。
名の総数の単数が9なら、9日、18日、27日生まれは凶。
名の総数の単数が4なら、4日、13日、22日、31日生まれは凶。
理論的説明ははっきりしていないが、音解姓名判断では特定の条件を除いて、同数を衝数と呼び忌み嫌っている。
ここから推察すると、姓名の総数すなわち地数と誕生日の総数すなわち人数の同数は、凶であると言える。
ちまたでは、画数が重要視されているが、音についても同等に重要視するべきであると考える。
あとは、姓と名が358,169,247のそれぞれのグループに属することと、
これは、西洋占星術の考え方が導入されているが、生まれ月の主星すなわちルーラーとの凶配合を避けよとしている。
その他にも条件があるが、主なものを列挙してみた。