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落車で鎖骨骨折な日々〜1weeek〜

5:30スタートで60kmの2h走でいつものようにスタートしたバイクライド。メンバーは雄一くん、梅ちゃん、直美、私の4人だ。みんなベテランで落車なんか絶対にしないメンバーと誰もが各々に思って練習をスタートした。

アップダウンの序盤を終えて、フラワーラインに入ったら軽く回して行こう!となり、直美→みね→雄一→梅ちゃんという順番で一巡を終え、直美からの2巡目に入った時に「自分のペースでね」と直美に伝えて、ふとよそ見をしたんだろうね。気付いたら直美と梅ちゃんに挟まれ、さらにスピードはこっちがででる。ブレーキをかけたら雄一くんが危ない。左は梅ちゃん巻きこむから危ない。では?直美の後輪にはするのがアンパイと試すがスピードが違うのと、自転車が軽すぎるのか、リアクションがでかい!2、3回試すもののやばいってなりたまたま外側が空いたので右側に体重をかけ道路センターに逃げてこのままでは転ぶと左側に傾けたら反動がすごく、オオゴケ!柔道をやっていたので受け身をとったが肩からいったし、頭もうった。うってあー記憶なくなるやつ?なんて考えたらまったく記憶がなくならない。GIROの衝撃吸収してくれる構造MIPSが助けてくれた。ありがとう。

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さて、そんなこんなでセンターラインに立ち上がってやっちゃたー!なんて言ってたら雄一くんがミネッチ!座って!安静に!と言われ、肩やったかなーなんて触ったら鎖骨ガタガタ。やばいわね!ただ、見た目脱臼だからだと、救急車の隊員も脱臼でしょ?みたいな感じで言うから神に願って脱臼で!!安房地域緊急センターに運ばれてレントゲン室であー、って声が。おいおい、まだお医者さんから聞いてないけどわかったよ。そして処置室に戻って隣の医療部屋からもやば!って声が聞こえて。で実際に付き添いで来てくれた直美と画像みたら

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バスって、いやバリバリ折れてました。2020/8/10。次の瞬間頭に、鎖骨を何度も執刀されている敦賀さんに電話した。慈恵医大で今日は外来やってるからおいでと。

の前に、雄一くん家族にはお世話になりました。朝早くからリエさんに現場に梅ちゃんと雄一くんと、4人分の自転車を回収してもらったり、いらないシャツをもらったり、子供達は癒してくれ、本当は夕方までだったけど館山へまた来るね!!​

さて、13:30目標に梅ちゃん、直美さんで慈恵医大へ。体温を計測したら37.9分。おいおい。だから怪我しちゃダメなんだよ、今は。と隔離されました。隔離されながら検査を遠回りしながら受け、その日に入院した。病院はコロナ感染のルールもあり、面会はもちろん、部屋からも出れない。

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これは慈恵医大で見せていただいた立体スキャン画像だ。見事に骨折だ。

隔離と言う事で月曜日夜より入院した。夜は寝返りも打てずに寝たのか?寝てないかも。スケジュールは火曜日AMにPCR、PMに検査結果、水曜日は手術前日、木曜日は手術、金曜日退院という流れ。ただ陽性の場合はスケジュールが全て流れるから火曜日の午後までは不安である。夜はいろいろ考えた。後悔はないにしろ自分がトライアスロンの仕事をしていて、たくさんの鎖骨骨折先駆者の先輩方の話を聞いていたので、不安もなかった。ただ、怪我はしないなんて事は誰でもがありえないんだなとも思った。それをまた私は伝えていかなければならないと誓った。

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朝6時起床、朝ごはん6:20。病院の朝は早い。火曜日のAM。メガネはないので新しいコンタクトを入れたいのだが、両手で装着している派なのでできない。片手で人差し指で目の下側を開き、中指でくっつける方法を覚える。そして予定通りPCR検査。午後に陰性という結果が出る。予定通り手術ができる事にほっとする。左鎖骨は痛いまま、ただ腹筋とスクワットはできる事に気づき1h毎に30回を5setほどやり満足する。鎖骨の痛みに慣れてきたのか股関節周りも痛い事に気付く。痛みとは優先順位がピークによって変わるものだ。その日の夜も1hに1回は起きた。感覚ないし寝返りうてないのがもうだめ。9時くらいにロキソニン飲んで、夜中の1時くらいに睡眠薬を飲んだ。

水曜日も6:00起床。寝てるんだか寝れてないんだか、、、。朝はやはり早い!6:30〜7:00には朝飯。AMは身体測定と手術の検査のため採血、そして身体測定。183cmの82kgと浮腫んでるせいか6kgo増し。やばいなこりゃと部屋で鏡を改めてみた

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こりゃあ、、、と怪我してから始めて自分の肩みたかな。なんだこりゃ!と泣きたくなる。ただ月曜日夜に自分を奮い立たせたからすぐに治す!と息を巻きなおすPMは仕事の対応であっという間。寺澤くん、竹内くん、梅ちゃん、直美、ありがとう。そして、手術のオリエンテーションをし

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19:00には夕飯を食べ、これにて絶食。21:00前にOS1が支給され朝の6時までに飲み干し、それ以降はなにも口にしてはだめ。夜中のいつ飲む?なんてやはり1h毎に起きるからなんだかんだ朝の5:00には飲み干した。6:00から絶食ながら、半沢直樹1シリーズを見て気を紛らす。13:00には手術室に入室のため、12:30には着替えをすませる。足には血栓にならないようにカーフガードをはく。トライアスリートは御用達だ。

いざ出陣し、まずはブロック注射を打ってもらう、術後の痛みを軽減のため。次に手術台に移動するが、想定したより狭い。ドラマとは違うんだなーと酸素マスクを被らされ、2.3回深呼吸をし、、、、、


高嶺さん!と言う声で覚醒。あれなんで高校の廊下にあいるんだろう?なんて、いや違うし!終わったんだ!コロナの関係もあり、せっかくかけつけてくれた人は会えないものの嫁は合わせてくれた、こっそり。こっそりだからここで読んだら心に留めて欲しい。さて、覚醒しきらないラリラリだから直美の手を握り、現実へ帰ろうと奮起。5回くらい握ったか?よくあるドラマで手をにぎにぎはだからか?なんて思いながら。でもほんとそれから意識がはっきりし始めた。ただ気持ち悪さもでできて点滴?で対応してもらう。

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部屋に運ばれ、16:00過ぎかな?ブロック注射効果で左腕がまったく動かない。終わった安堵はあるけどラリラリ。18:00くらいでようやく意識がはっきり。おしっこも自力で立ち、できたけど、きつかったな。水は飲んで良いと許可をもらい飲みまくる。二日酔いの感覚には慣れている。(全然違うらしい)ただ、夜中も痛くて、点滴から痛み止め、定期的に点滴と抗生剤を投与。まったく寝れずに朝を迎える。腹は減り続ける

退院の朝、点滴の管は外れたものの最後に抗生剤を点滴で落とすため、右手には点滴のパーツが装備されたまま。これが血が途中で止まるのだが、再起で使用するときに、液体で血管へ押し戻すのが痛いのなんの。そして腹は減り続け、火曜日からの流れで6:00すぎには朝ごはんが来ると待てど待てど来ず、8:30に朝ごはん。約38時間の絶食は一日4食食べている私には、手術にも勝る試練であった。

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11:30にラストの抗生剤の点滴を落とし、12:00に脱出。お会計を済ませる。だいたい16万円だ。手術名は骨折観血的手術(鎖骨)。急遽、対応してくれたツルさん、また病院の皆様、ありがとうございました。

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自営業たる者甘えてはならず、直美に迎えにきてもらい会社へ出社。痛みは骨折の時のようなぼやけた感覚はなく、鈍痛かな?腹が減りすぎたので蕎麦屋で牛丼と蕎麦を大盛り平らげる。うますぎる。年末のように悪い流れを断ち切り、また良い流れを呼び寄せるため蕎麦をすすっと!

寺澤くんが私のカバーをしてくれてその日はいろいろやってくれた。やはり1日目は動けないストレス半端なし。イライラしてしまった自分は負けだ。寺澤くんには感謝。

仕事を終えて、夕飯を食べ、眠くて横になるがそこに悪魔がいた。病院のベッドはよくできていてすぐに起きれるようになっている。いうならどんな体勢でも起き上がれる。ただ、私は布団派なため、布団しかない。横になったとき、とてつもない痛みと変な違和感。喘いだ。直美に心配かけただろう。眠いのに寝れないのは地獄。直美の提案でソファに寝てみる。安眠ではないけど寝れなくはない。観念というか休息が少しでもとれるならこれが良いと金曜日の夜は過ごす。氷嚢を用意して患部はアイシングはかかさなかった。

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土曜日の朝を迎え、お昼まではゆっくりした。ただ私の治癒力は昔から妖怪混じりと自他共に認めてはいたが、痛みが昨日より大幅にない。肩はとこっそりあげると普通から90%くらいの領域であがる。調子に乗らないように今日はここまでにして、仕事へ。

土曜日も何件か予約あり、ありがとうございます、痛みを懸念したが、なんと普通にメカニック、仕事はできた。執刀されたツルさんに感謝。大畑さんも見舞いにきてくれ、たくさんの話をした。多分今年、たくさん一緒に練習したからこそなんか親近感があり、なんか聞いてもらって、スッキリした。土曜日の夜も怖くてソファーで寝た。寝れないけど安静にはできるから今日で最後だと思って。

日曜日の早朝、直美が練習しに行くのに5:00スタートででて行ったのでそれに合わせて、もうソファーで寝るのは限界に達したため、布団で寝ることを試みた。肩甲骨より頭をうまく斜めにすればいける!これまた安堵だ。2~3hほどゆっくりして、腹筋やスクワット、軽いストレッチを敢行。あくまで無理しないように体をほぐすいう観点で。日曜日も普通に仕事ができたむしろ感性が高まっているのかはかどる!

今まで飲んだ薬は、セフカペンピポキシル塩酸塩錠100mg、ロキソニン、レパミヒド、を毎食後に飲んだ。ロキソニンは体に合わず、途中からセレコキシブという痛み止めに変えた。ロキソニンはどうも喉のイガイガがでて、しゃっくりが出やすくなるし、気持ち悪くなるから合わないんだろうな。

まずは怪我してから1週間の流れをまとめてみた。本当にいろんな人に心配されまた迷惑をかけすみませんでした。ここからは驚異の回復力を記述していきます。次回お楽しみを!!



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