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「村野さやか目線」でレディバグの歌詞を読み解く

こんばんは。蓮ノ空のこと好き好きクラブのひらゆうです。
先日更新された、104期活動記録第2話「踊り続けよう、きみが見ている」にて、DOLLCHESTRAの楽曲「レディバグ」の誕生秘話が公開されました。
そこで、この楽曲の歌詞を一つ一つ読み解いていきたいなと思います。
あくまで個人的解釈になるので「なるほど、なるほどねぇぃ」くらいの気持ちで読んでくださると幸いです。


〇はじめに

この楽曲は、104期活動記録第2話「踊り続けよう、きみが見ている」で描かれた敦賀でのスクールアイドルイベントを通して「村野さやか」が作詞した曲です。
そのため今回は主に「村野さやか」目線になって感じたことを綴っていきたいなと思います。

◎→歌詞
●→解釈

〇1番

◎傷付くのはもう嫌だな 
 夢なんか見ない方がきっと幸せだ
 羽ばたこうと足掻けば 
 ねぇ新たな感情バグのようね

●さやかは今まで様々な壁に突き当たり、たくさん傷ついてきました。
(フィギュアスケートでの挫折、スクールアイドルとフィギュアスケートの両立、自分は何のためにスクールアイドルをやっているのか等)
足搔いて、足搔いて、問題を解決してもまた新たな壁=「バグ」に突き当たり、その度にもしかしたら「もう傷つきたくないな…」という気持ちが心の奥底に多少なりともあったのかもしれません。
ここの歌詞はそのような気持ちを表しているように感じます。

◎憧れ→衝動→行動→未来 駆け抜けて
●ここの歌詞は、今までのDOLLCHESTRAの歩みを「起承転結」っぽく表しているように感じます。
徒町と綴理の歩みに関しては、さやかちゃん目線での考えでこう思っているのかなと予想してみました。

・憧れ(起)→さやか…お姉ちゃんみたいになりたい。
       徒町…色々チャレンジして、誇れる何者かになりたい。
       綴理…みんなと仲良くなりたい。
・衝動(承)→さやか…綴理との出会い。
       徒町…さやかとの出会い。
       綴理…沙知との出会い。
・行動(転)→さやか…「あたなと、ここで、アイスショーです。」
       徒町…「決めるのはっっ!!自分だ!!!!」
       綴理…「追いついたよ」
・未来(結)→これからのDOLLCHESTRA

◎諦め 才能 何だっけ もう 分からない
 でも嘘つけない
●さやかは自分自身に表現者としての、才能がないと諦めていたことがありました。でも表現するってことが好きっていう気持ちに嘘はつけない。だから足搔いていく。そういった気持ちが込められているように感じます。

◎Can I see? Can’t you see? 
 かけた願いは
 何時(いつ)か叶うと言い聞かせて
「Can I see? Can’t you see?」直訳すると「見せてくれますか?見えないの?」という意味になります。
つまり「願い」=「夢」はいつ叶うかわからないけど、いつか必ず叶うよ!と自分(さやか)に言い聞かせているように感じます。

◎消えない 消せない 傷跡さえも
 ほら 抱きしめて 進め またひとつ
●さやか含め、DOLLCHESTRAは今までたくさん傷ついてきました。その経験も大事にしていくことによって、夢を叶えることができると信じている。そういった気持ちを感じます。
またさやか自身、つい最近まで、姉みたいになろうとした過去の自分は間違っていたと思っていました。しかし敦賀のイベントを通して、その気持ちも間違えではなかったと気づくことができました。
気づくことができたからこそ、この歌詞が書けたのではないかと思います。

◎決めた ココロ 高鳴る場所へ
 ピュアな言葉で埋め尽くして
●ここの歌詞は、さやかが徒町の気持ちを汲み取って、その気持ちを大事にしてほしいという願いが込められているように感じます。
「決めたココロ」=さやかみたいにかっこいいスクールアイドルになれるように頑張る。
「ピュアな言葉」=「決めるのはっっ!!自分だ!!!!」含め徒町の素直な気持ちから出た言葉。

◎Can I feel? Can’t you feel?
 あの日 貴方が
 話してくれた夢が煌めくの
「Can I feel? Can’t you feel?」直訳すると「感じませんか?感じてもいいですか?」という意味になります。
この問いかけは、徒町のパフォーマンスを見た時のさやか自身に、言い聞かせているように感じます。
そして、ここの「貴方」は、姉の背中を追いかけていたさやか自身のことを指しているように感じます。
つまりここの歌詞では、敦賀での徒町のパフォーマンスを見て、過去の自分を肯定することができた結果、夢=「姉みたいになる」ために努力していた日々が煌めいた、というが込められているのではないかと感じます。

〇2番

◎全部が もし勘違いで 挫けそうになって
 泣く夜が来るとしても 重ねた日々があれば
 大丈夫 また言える  “I’m ready”

●ここの歌詞は、さやかが徒町に向けて「何事にも諦めずに努力できる小鈴さんは、たとえ凹んでしまう日があっても、その努力した日々を信じれば大丈夫だよ」という気持ちを込めて、背中を押してあげているように感じます。

◎それぞれ 葛藤 / 心配 / 苦悩 胸に秘め
 しがらみ 平行線なんて もう 馬鹿みたい
 でも誇るべきでしょ?

●「それぞれ」=「DOLLCHESTRAの3人」が多少なりとも、マイナスな気持ちを胸に秘めている。それでもこの3人を誇っていきたい。そういった気持ちを感じれます。
また、「平行線」とはどういった状態を表してるのだろうと考えたのですがその後に「馬鹿みたい」という歌詞が続いているので、何か否定したいことを表してるのだと思います。そう考えた時、個人的には「他の人と同じ道を歩んでいるだけ」みたいなことを指しているのかなと思いました。

◎Can I see? Can’t you see?
 欠けたピースは 何時(いつ)も 
 そっと近くに隠れて
●「Can I see? Can’t you see?」=直訳すると「私は見えますか?貴方は見えますか?」という意味になります。ここは「さやか自身」と「徒町」に問いかけている気がします。
「欠けたピース」=「憧れを追いかけることは間違いじゃないということに気づくこと」
この欠けたピースに気づけたのは、近くにいる徒町が教えてくれたことを表しているように感じました。

冷めない 果てない 憧れさえも
 明日へ導く光に変わるの
「憧れを追いかけるのは間違いじゃない」これに気づけたからこそ、この歌詞が書けたのだと思います。
また、ここでの「光」とはそれぞれ(もし徒町と綴理も歌詞を書くなら)
さやか→姉と綴理
徒町→さやか
綴理→さやか徒町と沙知
のことを指しているのかな?と思いました。

〇Cメロ ラスサビ

◎間違い探し(Regret) 繰り返してばかり
 やめよう 選んだ答えは
 “自分”という存在証明だから
 高く飛ぶわ 羽を広げて

●「あの日、あれは間違いだったのかな…?と思う時もある、だけど今の道を選んだからこそ”村野さやか”がいるんだ。それを信じて羽ばたいていこう」ここの歌詞からはそんな強い気持ちを感じれます。

◎Can I see? Can’t you see? 
 かけた願いは
 何時(いつ)か叶うと言い聞かせて
 消えない 消せない 傷跡さえも
 ほら 抱きしめて 進め またひとつ
 決めた ココロ 高鳴る場所へ
 ピュアな言葉で埋め尽くして
 Can I feel? Can’t you feel?
 あの日 貴方が
 話してくれた夢が煌めくの

●(略)

◎同じ夢を見てると気付けたの
●昔のさやかと今の徒町は「憧れを追いかける」という同じ夢を持っていた。そのことを徒町のおかげで気づけた。
最後にこの歌詞を持ってくるということは、さやかの中で「憧れを追いかける気持ちは大事なこと」ということに気づけたことが、如何に大きなことだったのか改めて感じることができます。

〇最後に

いかがでしたでしょうか?このレディバグという曲は、DOLLCHESTRAの曲という一面の他に、「村野さやか」というキャラクターの解像度が上がる要素多くあり、大好きな曲になりました。
あくまでこの解釈は一例に過ぎないので、皆さんの考えも取り入れて、もっと曲の解像度を上げていきたいなと思いました。
つたない文章ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
機会があれば別の曲の歌詞も読み解いていきたいなと思います。
それでは、ばいさや~

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