3Dプリンタの導入したときの不具合の対処法【anycubic i3 Mega 3D プリンター】レビュー
3Dプリンタを水耕栽培のために買ってみたけど3Dプリンタって、買ってわかったんですが、結構くせものです。
うまくいかなかった時にやったことをこれからやる人のために書いておきます。
まず、3Dプリンタはどれ選ぶかなんですが一番売れているものが情報がたくさんあるのでそれを買った方が良さそう。
今のところ、今回買ったものは情報がありすぎて助かってます。
(友人が魔改造してこれでノズルをドリルにして基板作ってる人もいるくらいです。やり方もたくさんある。安いからできることですね。できること多すぎてほんとこれすごい。)
使ってみてわかったけど、まだ発展途上の分野なので改善点が多いなって。
だから自分で直すスキルが求められるっぽい(Google検索スキルがあれば十分なレベル)
誰でも0からでもできるけど、何がダメかを何度も調べるのめんどくさい。
そのめんどくさいを私が調べておきました。
とはいえ、どの3Dプリンタメーカもまだ始まったばかりなので仕方がない気がします。
まだ3Dプリンタの歴史は10年程度ですからね。
情報があるのは、一番売れているものです。
だからAmazonだと上位にきていて、アマゾンチョイスに選ばれているもののはず。
なので、これを選んでみました。
この3Dプリンタでうまくいかなかった時に、私がやった対処法です。
そして、これと似たようなやつがある。
同じメーカで、Sという文字が一個増えて少し高いけど、何が違うんだろうと調べたら下記の記事が出てきた。
この記事を要約すると、 i3 mega と i3 mega s 違いは、ゴムみたいなやつ(TPU)ができるかどうか見たい。
あとは横にフィラメント の置くところがついてるだけ。
ゴムのやつも触ってみたいので、そっちをかっておけば良かったなぁ。と思いました。
造形できる幅が広がるので面白そう。サンダル作ってみたい。
それと、物の開発をやっていた私の考えとしては、i3 mega と i3 mega sのリリースはSの方が最新みたいなので、まともな開発者であれば前回の開発で改善点は見つかったと思うので、ダメなところは改善していると予想します。
なので、買うならSの方がいいかもしれないです。
それで、2日くらいで届きました。
組み立てはかなり簡単すぎて驚きました。
ネジ8本しめて完了。
これはすげえ!
苦戦すると思ったけどかなり簡単だった。
30分もかからなかったです。
あとは、繋がるところをつなげてOK。(コネクタ3箇所)
説明書は英語だったから読まなかったけど、なくても全然いけた。
それくらい単純。
つけれそうな場所以外はつけられない構造設計。
これはいいね!
ここでちゃんと日本語で画像付きで丁寧に解説してくれてる神みたいな人がいたので、参考にすると楽そうです。
なので、写真で確認したい方は上記の記事がわかりやすいです。
早速、問題発生です。
うまくプリントできない。
そして、早速プリントしてみるとできるけど、形が変になることに気がつく。
これは初期設定でもある程度位置がいい感じだけど、ちゃんとノズルの位置を設定しないといけないみたいだった。
モーター停止するボタンがあるので、そこを押すと手動で上のノズルが動くようになった。
右、左の棒のところをクルクル回して両方の高さを調整する。0.1mmくらいの誤差まで定規で頑張った。
それで、端っこの四箇所でノズルの位置を調整するみたい。
プリントするために土台と隙間をギリギリにしたいみたい。
なので、説明書の紙を土台とノズルの間に入れて、紙がスルスルぎり動くところに調整したら大丈夫。
動画とかでどこかでちゃんとあったので、これでできる。一箇所を調整したら他がずれるので、何度もやることが重要みたい。
動画ならこれがわかりやすいです。0:30〜
何言ってるかわかんないけど。
行動見ていればやりたいことが大体分かると思う。
この手順をプリントしたすぎて飛ばしてた。
早く印刷したくてうずうずしてたので・・・。
でもいい感じにできたのでオッケーです。
ーここまではさっきの神様の記事に書いてあることです。ー
SDカードがダメかも
なんとか初期に入っているものを印刷できたけど、次がうまくいかなくなった。
自分で3Dデータを入れたけど、プリントを押したらフリーズする。(エラーコードを出さずに停止する。)
調べたらどうやら、SDカードが安物でダメみたい。
(データを送るのが遅いらしいから、だめってどこかのブログで言ってた。)
読み込みが遅くて途中で止まったりとかすると言っていた気がする。
途中でうまくいかない人はSDカードを疑ってみてもいいかもしれない。
なので自分の激早SDカードを挿してみたらOKだった。
これは意外とつまづく人が多いんじゃないかな・・・。
だって普通そんなところ疑わないじゃないか。
でもSDカードのUSB変換器が入っていたのでこれは嬉しいポイント。
終わった時に、終わった場所で停止してて、造形物にノズル跡がつく。
→スライサーのソフトの設定を変えると、取り出しやすくなるみたい。
終わったところで止まるとどうなるかと言ったら、こうなります。
あ、うんこが美人ボクロになってる。
悔しいけどうんこ可愛い。
この対策について詳しく書いてる神様がもう1人います。
こちらを参考にしました。
PLAは大丈夫だけど、ABSが反る。
PLAでいくつか試してみたけど大丈夫そう。
とは言えABSだと反る。
対策どこかにないかなーと検索したらまた神がいた。
多分、神はインターネットの中にいると思う。
さて、参考にしたサイトです。
⑤のヒートベットが一番重要だと思います。
要約すると全て言っていることは一緒です。
反るのは温度のせいです。
反るのはなぜかとメカニズムを考えると簡単です。
熱膨張ってありますね。
あつい → おっきくなる。
さむい → 縮む
これがこの材料でも起きます。
簡単ですね。
材料のざっくり解説です。
温度は参考です。
適性温度はフィラメント(材料)のホイールとか箱に書いてます。
PLA(簡単、安い、硬い、反りにくい、削りやすい)
(180-230℃程度)
ABS(温度に強い、PLAより高い、PLAより柔い、反りやすい、削りやすい)
(230-260℃程度)
TPU(ゴムみたいな、高い。)
(190-220℃程度)
もうわかったと思いますが、かなり反るのはABSです。
私も今反りまくりです。
いろいろ対策はありますが、したの土台(ヒートベット)を温めるのが一番解決する方法かと思ってます。
それでも反るなら他の方法を試すといいと思います。
作ったもの
水耕栽培をするためにやってますが、なかなか楽しい。今やってるわからないこと。上に行くほど曲がる。
QRコードのやつはわかりにくいですが、うんこの方がかなりずれて行っています。
まともに印刷できるやつはできて今が、これは何度も再現するので、ソフト(cura)の問題かなぁ。となっています。
少しづつできていくのは楽しいですね。
あ 基本的にくだらないものばかり作ってテストしています。
今のところ、使いやすいと思う。なかなか簡単でシンプル。
これから絶対に需要は上がるのである程度簡単になった今手をつけるのが一番コスパが高い気がします。
3ヶ月やって挫折したプログラムの勉強よりは100倍楽しい。
目の前でGANTZっぽいのは見ていて本当に楽しいですよ。
20分くらいずっと眺めてる。アクアリウムより癒し効果あるかも。
淡々と規律正しく作業する風景を見るのが好きなので、ぶっちゃけ結構ハマりました。
余談
これ以外の不具合って人はこの方が参考になるかも。
2018年の記事で結構昔です。
主にネジの増す締めをしていないことが不具合の原因っぽいです。
そこから2年経っているので、まともであれば組み立てラインの改善を行っているので大丈夫だと思う。・・・思う。
・購入から現在までの流れ(約1ヶ月)
3週間ほどで到着!輸入にしては早い方です!
↓
組み立て簡単じゃん!早速電源つけたろ!
Z軸「ズガガガガガガガガ!!」(Z軸原点復帰失敗)
↓
Z軸のスイッチの形状他のと違うぅぅ!
(解決:付属のスペア部品と交換)
↓
サンプルデータの鳥さん印刷できた!しゅごい!!
↓
早速自分のデータ印刷すると印刷終わった瞬間、
造形物に熱々のノズルを突っ込んで泣く。
(解決:スライサーの印刷終了時の設定でした。)
↓
急にフィラメント送り機構が滑りはじめる。
(解決:最初からイモネジがガバガバでした。)
↓
突然ノズルの温度が全然上がらなくなる。
(解決:本体裏のヒーター配線のねじ止めがガバガバ。)
ソフトは全部無料です。ざっくり解説
fusion360
3Dデータ作るやつ
cura
3Dデータを変換して薄く切って印刷するやつ。スライサー
meshlab
STLデータ(いじれない完成品)をfusion360で編集できるように変換するやつ。
SVG変換サイト
写真から線にしたい時とかに使えます。
うんこもこれ。
あ 終わりです。
人気記事 依存させてくるサイコパスの特徴 https://note.com/hiratagood/n/naf33536ef806 マウントしてくる人の特徴【対処法:褒めると簡単に落ちます。】 https://note.com/hiratagood/n/n5958d8604da5