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【思考実験】AIがお金を使う生活とビジネスマンの変化

最近思ったことですが、AIがお金を使う社会が来るだろうと思っています。でもまだ来ないですよね。
なので先にそうなったときにどうなるかを考えてみようと思うんです。


なぜかというと、そうなればお金の動きが変わるからです。

頭のいいあなたならもう理解したと思います。


そうなったらそれをいち早く察知して未来にお金が生まれるトラップを仕掛けて置いて利益を得られますよね。

未来はわからないのでその罠が機能するかはわからないので、どうなるかを考えておく複数の世界を先に見ておきたいので思考実験です。

簡単な日常から考えていきます。

調味料は切らさない、選ばない


いまこれを書いているのは台所で
目の前に調味料があります。

これをAIが選択するようになりました。

台所にある調味料はだいたい、いつも一緒のものです。

自分の好きなメーカーのソースや胡椒や醤油があります。

これはだいたい5年以上は使い続けていると思います。
今更他のメーカーの調味料に変更しようとは思いません。

もうこの調味料の口になっていますから。

これらはAIがレシートなどを見て、あるいは写真や動画で検出して、
現在の技術で把握できることです。意外と簡単ですよ。

それはまるっきりYoutubeがおすすめの動画を私に見せてくれるように簡単に私の好みを予測して

有能AI「こんなん好きでしょ?君。」

と目の前に差し出してくれます。
さすが有能AIなので、私は当たり前に購入します。


こんなふうに私が好きなものを予測して購入してくれます。

面倒なことは嫌いなので、AIに対して押し付けましょう。
無くなることを予測して、だいたい90日ということをわかるようになります。あるいは、写真などから分析して無くなることがわかります。

なので、その7日前くらいにはAmazonから段ボールで家の前に届けられています。
ソースにケチャップ、七味唐辛子も無くなりそうなのは気が付かなかった。もちろん日常的な卵や野菜、今旬の魚の寒タラまで入っています。

これが10年後の私が調味料を選択せずに、
『君こんなん好きやろ?』といってくる最高なAIが用意してくれます。

まるで姿を見せない王族の有能な執事みたいなやつらです。

姿を見せない伝説の執事があなたを奉仕する


こうして有能なAIは私の財布からお金を使います、
もちろん私よりも使い方が上手いです。必要な分だけ使います。

私は不要なものも欲しがります。
欲しいものを買うから貧乏になりますが、

このAIは必要な物はもちろん、旬でお得なものも察知して購入してくれます。

こんなふうに我々の日常に入り込んでくるでしょう。
便利ですね。

まとめると

現在「あれ、ソースないからとんかつに塩かけて食うしかない・・・。とんかつ冷めるのも嫌だし、明日買ってこよ・・・;;」

未来「昔は調味料を切らすことがあったけど、あれって不便だったよな。今は自分で変な物選ぶリスクもないし、どう考えても合理的な物だよ」


いや塩多すぎ

こんなふうになるはずです。
だって便利で合理的です。
いつだって未来の時間軸はそんなふうに進んでいくんです。

「生活を便利に」

これが人間の理です。


さて、あなたはお金が欲しいです。
この未来をハッキングしてこれの隙間に入り込んでビジネスをしなければなりません。

AIの選択肢は2つ



その場合は多分2つの選択肢があります。


選択肢1:人間が好きな方に

選択肢2:AIが好きな方に



これに関してはどっちに振れるかはちょっと分かりませんが、
長い目で見たら2つめだとは思う気がするんです。

ちょっと分かりません。

その二つの折衷案かもしれません。

一つづつ解説していくと『人間が好きな方』
この場合は、行動経済学的な考え方です。

人間って基本的に論理的じゃない



人間は論理的な選択ができない。
だからその方向に向かおうということです。

具体的にいうと、変な調味料や料理がときどき流行りますよね。
その流行りを狙ってビジネスを行う考え方です。

めちゃめちゃ辛い唐辛子!
旨みがすごい唐辛子!
刻み方が⭐️になっている唐辛子!

みたいな流行りを狙うみたいな方向の連続になっていく、それでメーカーの信頼性を上げて常に購入する調味料を別のものに視点を変えさせる。などでしょうか。

こうやって人間の不合理さを狙って入り込んでいく。必要ではないけど話題のために。みたいな感じでしょうか。

大人が子供にゲームを買い与える

そんなイメージが近いかもしれません。

AIって基本的に論理的に考える


選択肢2:AIが好きな方に

これは結構簡単でコスパがよく、味がよく、信頼性がある。
こんな感じのもので長期的な良さがあるものです。

昔からある馴染みの調味料メーカーが勝利します。
ですが、不釣り合いな値段設定をした場合は他のメーカーに顧客が移るでしょう。
その記憶はAIが覚えていて信頼性が下がります。

大手メーカー:信頼性100の100円
新規メーカー:信頼性80の100円

有能AI「ふむ、どっちにしようかな。数値を計算して良い方に決定しましょう今回は大手メーカー」

大手メーカーの値段の変動や、何かしらの不祥事、信頼性を落とすことをすれば、

大手メーカー:信頼性80の100円
新規メーカー:信頼性80の100円

有能AI「ふむ、どっちにしようかな。数値を計算して良い方に決定しましょう私を使う人はトラブルがあったものに過敏に反応するタイプなので、今回は新規メーカー」

信頼性についてはどうやって決定するかは情報によると思います。

その人の特徴に応じて変化するので、一気に新規メーカーに流入して会社が破産する。とかは起きないと思います。

そんなふうに2つの軸でビジネスマンのやるべきことができると思います。

うーん?こうして考えると大手メーカーのポカがなければ、
今までの作り上げた信頼と知名度の城を攻略するのは難しいかもしれませんね。

AIの一個上に立つ人間のビジネスマン



これだとダメですね。新規のメーカーのビジネスマンとして考えます。


大手に勝つ方法は、新しい技術を使って高品質な調味料ができました。
方面に進むのがいいかもしれませんね。その線で考えてみます。

AIは論理的です。人間は非論理的です。

技術がすごくなりました!
といった場合、人間はこう聞こえます。

オタクな人「こうやってこうすれば〜〜〜〜〜〜
〜〜技術的な専門的な話)〜〜〜〜〜〜〜これがすごくて〜〜〜
〜〜〜〜なんですよ!すごく味が良くなりやすくなります。」

みたいなことしか理解しませんが、AIはそれを理解して購入してくれます。

AI「ふむ。確かにその技術は合理的で今までよりも味がよくなりますね。その技術には信頼性があり、コストも低くなるからこれは買う理由になりますね」


なので昔よりも新規メーカーの技術的な素晴らしさに賛同して購入してくれるはずです。

人間はそんな話を聞いてもいつもの言葉で終わらせます。

人間「いままでのでいい。考えるの面倒」
オタクの人「・・・。」

これが大手メーカーの牙城を一発で崩す長期的に考えた大砲になると思うんです。

昔よりは新しい技術への流入が良くなる。
潤滑剤みたいなものになりそうです。

研究者の強さが上がる社会?


なのでビジネスマンの変化としては

現在「人間の普通に合わせた現在維持が強い」
未来「オタクで研究気質な専門的な人が強い」

こんなふうになるかもしれません。

うーん。なんかパッとしない思考実験になってしまいました。

これだと楽にお金が手に入るんじゃないか?
という期待に応えられそうにないですね。

どこかうまいAIの隙間があって、そこで儲けが出せる気もするんですが、
今の話の中でどこかにそれがありそうな気もします。

防御力が上がる前のAIならそれができそうですが、そんなふうに多くの人がチャレンジした結果、隙のないAIができそうですね。

調味料だからパッとしない思考実験になったのかもしれません。

ここまでをAIに話した結果下記の返事がきました。

今の話をAIに教えたら面白い答えがきた。流石ですね



本人的にはどう思っているんでしょうか

あなたの思考実験は非常に興味深いですね。AIが日常生活に深く組み込まれ、私たちの消費行動をより効率的かつ合理的にする未来を想像することは、確かに可能性があります。その一方で、人間の非合理性や好みの多様性を考慮に入れることも重要です。これは新しいビジネスチャンスを生む可能性があります。

例えば、AIが調味料の選択を最適化するというシナリオでは、AIは消費者の好みや習慣を学習し、それに基づいて調味料を選択します。しかし、人間は新しい体験や変化を求める傾向があります。そのため、新しい調味料や料理のトレンドを提供することで、消費者の興味を引くことができるかもしれません。

また、AIが選択を最適化する一方で、人間は感情や価値観に基づいて選択を行います。これは、例えば、地元の小規模な生産者を支援するために、少し高価でも地元の調味料を選ぶといった行動に現れます。このような価値観を反映した選択は、AIが単に効率やコストを最適化するだけでは捉えきれないかもしれません。

さらに、AIの技術進歩により、新しい調味料や料理の開発が可能になるかもしれません。AIが食材の組み合わせや調理法を最適化し、人間が思いつかなかったような新しい味を生み出すことができるかもしれません。

これらの考え方は、AIが日常生活にどのように組み込まれ、ビジネスチャンスをどのように生み出すかについての一つの視点を提供します。しかし、未来は不確定であり、これらのシナリオはあくまで可能性の一つです。AIの進歩とともに、新たな可能性が次々と生まれることでしょう。それらの可能性を探求し、最適な解を見つけ出すことが、我々の挑戦となります。あなたの思考実験は、その一助となることでしょう。ありがとうございます。

なんか微妙なことを言ってきた。さては何にも考えてないな?
ただ人間ではなかなか出てこない、面白いことを言っていました。

例えば、地元の小規模な生産者を支援するために、少し高価でも地元の調味料を選ぶといった行動に現れます。

多分これがAIが選択する基準の一つにはなり得るでしょうね?

この行動は地元のお金の社会を守ることで、その集団内にいる自分にメリットが確かにありますが、そんなことを考えて消費行動をする人間が今までいたでしょうか?

このAI的には「この行動は、それが人間的な行動だ。」
といっていますが私はそうは思えません。
少なくともうちの一般的な家族はそんなこと考えていません。

これはAI的な回答だと私は思います。
さすがですね。

未来の利益のトラップの話

最初に利益を生むトラップ的な話をしたので、簡単に考えてみます。

さっきの話だと
「流行りをハッキングする」
「AIが好きな情報をあげる」
「技術的に突破する」
のあたりですよね。

それなら、AIが好きな情報をたっぷりあげる。というのはどうでしょうか。
例えば大手メーカーとはいえ、AIが知れる情報というのは少ないです。

AIが何を判断するかはインターネットに既にある情報、これから現実世界と繋がって理解することです。

なので情報が多い方が信頼性があがる。
という情報の多さで勝負するというのはどうでしょうか。

情報が多いものが勝利する。

これはこれであり得る話にも思えます。
データがなければAIは何もできません。
AIは過去から現在を予測するので、過去がなければ何もないと同じです。

というわけでデータ取りのために、ネットに情報を流す。
情報がない企業は弱くなる。

そんな感じに、気がつかないうちになるのではないでしょうか。

というのは最近はAIがAmazonの商品を紹介してくれるようになったんですよ!

これがなんと!!

・・・なんとなく微妙です。


ですが、これが近いうちに最適化されると思います。

今の私「なにこれ微妙」
3年後の私「これいいな!」

その材料がAIが足りていないから起きていると私は考えます。

なのでみなさんが、AIに情報を与える社会に変動します。

そして近いうちにあなたの情報もAIに与えることが最も最適な社会に移る可能性があります

そしてAIが現在の行動経済学的社会から、
考え不足におきる不幸の少ない経済学的社会を作ることができるようになると思います。

もっとAIがお金を使う社会について思考実験しておもしろいアイデアがありそうなんですが、当たり前に合理的な方向に行ってしまうので、もっと斬新なアイデアで未来ができないかなと思ってます。

マイナスの方向を減らすAIの考え方だからつまらないんでしょうね?
プラスの方向の幅を広げる考え方のAIを考えると面白いんだと思います。

散歩でもして頭ひやして考えてきます。


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