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記事一覧

サプリ業界大ショック、小林製薬紅こうじサプリ問題、発覚から1週間のまとめ

小林製薬、紅こうじサプリ問題、発覚から1週間のメーカー・各行政の動きをまとめました。 機能性表示食品の制度が2015年に始まってからメーカーが健康被害を公表し商…

小林製薬『紅こうじサプリ問題』NEWSを読む前のQ&A

小林製薬が販売する『紅麹コレステヘルプ』などを摂取した人に腎疾患などの健康被害が出ていることが大きなニュースとなっています。 悪玉コレステロールを下げるなどと謳…

【クリニック・エステは要確認】医師法違反・美容師法違反の事例をまとめた。

「きれいになりたい」という願いの叶え方は1つではありません。 化粧品などの物を使って叶えることもできるし、 美容医療やエステを使って叶えることもできます。 薬機法…

もしもあなたが、今日から広告の薬機法チェックを担当してくださいと言われたら

このnoteは、企業内の担当者が薬機法・景表法チェックを行う場合の手順とポイントについて書いたものです。 薬機法・景表法に気を付けなければいけない。 って、具体的に…

薬機法専門行政書士がまとめて解説!薬機法NG→OKな表現に言い換えるとこうなる

このnoteは、化粧品の広告で「薬機法に気を付けなきゃ…」と思い始めた方にぴったりの内容となっています。 筆者は、薬機法専門行政書士&元化粧品メーカー広告制作・薬機…

薬機法専門行政書士が選ぶ、広告チェックで使えるガイドライン10選

\薬機法行政書士がガチでおすすめ/ 広告チェックで使えるガイドラインを10個選びました。 元メーカー薬機法チェック担当&薬機法行政書士として、年間300件以上(…

「無添加」表示が厳しくなる!?怖がり過ぎないためにも、ルールをしっかり知っておきましょう!

「無添加」表示が厳しくなるらしい!?!? 全面的に禁止なの?違反したらどうなるの?? 表示に関わる方のために、食品添加物の不使用表示に関するガイドラインについて…

化粧品・健康食品を売るときに【知っておきたい】薬機法違反事例5選

さて、2023年も終わりが近づいてまいりました。 年末年始もインプットをしたい仕事熱心な方のために今のうちにいくつかnoteを書いておこうと思います。 美容・健康ジ…

美容系インフルエンサーの必須スキル、薬機法対応OKなSNS投稿の作り方(NG→OKへの修正例)

「正直な感想を伝えたい」 発信者からすると、薬機法は邪魔ものかもしれません。 「人の肌や健康に関する商品を買いたくさせること」 には一定の責任が伴い、薬機法上表現…

食品を取り扱うときに知っておきたい!「食品が薬機法違反になるロジック」を解説

医薬品としての承認を経ていないにも関わらず、医薬品かのような効果を謳い、販売することは医薬品医療機器等法(=薬機法)に違反します。 https://www3.nhk.or.jp/shuto

摂取は危険、大麻グミ成分規制へ。同じく大麻由来の成分CBDについても、一緒に解説

薬機法規制は「広告について」だけではありません。 薬局をつくるときや、化粧品を製造するとき、危険な薬物を取り締まるときのルールも定められています。 今日は違った…

《仮事例解説》セールイベントの告知で【#PR】はいらないの?

薬事の疑問は、キリがありません。 バナー、記事LP、LP、メルマガ配信、同梱物などにおける 「薬機法に基づく広告表現」なんてほんの序の口。 商品開発、パッケージデ…

どう向き合う?Webメディアと薬機法・景表法(ステマ規制)

薬機法・景表法の広告規制が深く関わる美容・健康業界では、10月から始まったステマ規制の動向が注視されています。 私は3年ほどWebメディアの薬事表現の顧問してい…

化粧品で効果があると言ってはいけない!?勝手にハマる薬機法の落とし穴。

お庭の砂場で、息子がせっせと育てているものがあります。 落とし穴です。 スコップで地道に掘って、冬になったら雪を埋めるそうです。 毎朝登校のときに迎えに来る友達に…

ステマ規制Special②/ステマ規制のシンプルにここが知りたい!を解説する

Special①の前回は過去話題になったステマ騒動についてまとめたnoteを書きました▼ Special②では、ステマ規制の概要と行政側から出されている運用基準の解説をしていきま…

ステマ規制Special①/過去のステマ騒動7選

10月1日からいよいよ規制がスタートする「ステマ」 法律上は、一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示と呼ばれます。 規制は2023年か…

サプリ業界大ショック、小林製薬紅こうじサプリ問題、発覚から1週間のまとめ

小林製薬、紅こうじサプリ問題、発覚から1週間のメーカー・各行政の動きをまとめました。
機能性表示食品の制度が2015年に始まってからメーカーが健康被害を公表し商品を自主回収するのは初めてのケースということで…制度の見直しも含め社会問題に発展しそうです。

ほぼ自分用に整理したものになりますが…
どなたかの参考になれば。

【登場人物】
★小林製薬(問題になっているサプリメントの販売メーカー)
◎消

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小林製薬『紅こうじサプリ問題』NEWSを読む前のQ&A

小林製薬が販売する『紅麹コレステヘルプ』などを摂取した人に腎疾患などの健康被害が出ていることが大きなニュースとなっています。

悪玉コレステロールを下げるなどと謳われた商品は“機能性表示食品”として販売されていました。

今回はニュースを読む前段階の基本情報として紅こうじという成分や機能性表示食品についてQ&A形式でnoteを書いています。

紅こうじについてQ&A
Q:こうじとは
A:かびの一種

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【クリニック・エステは要確認】医師法違反・美容師法違反の事例をまとめた。

「きれいになりたい」という願いの叶え方は1つではありません。
化粧品などの物を使って叶えることもできるし、
美容医療やエステを使って叶えることもできます。

薬機法という物を縛る法律だけを気にしていると目に入りにくいですが、「誰かをきれいにする事業」と考えたときには溢れかえるほどの商品があり、サービスがあります。

私も普段、薬機法専門行政書士として化粧品メーカーやメディアに向けて広告のアドバイス

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もしもあなたが、今日から広告の薬機法チェックを担当してくださいと言われたら

このnoteは、企業内の担当者が薬機法・景表法チェックを行う場合の手順とポイントについて書いたものです。

薬機法・景表法に気を付けなければいけない。
って、具体的にどこをチェックして何に気を付ければいいの???

という疑問を解消する目的で書きました。

・新しく化粧品や健康食品の取扱いを始める企業や
・内製化で何となくやってるけど…とうやむやになっている企業
・外注→内製化に切り替えたい!と思

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薬機法専門行政書士がまとめて解説!薬機法NG→OKな表現に言い換えるとこうなる

このnoteは、化粧品の広告で「薬機法に気を付けなきゃ…」と思い始めた方にぴったりの内容となっています。

筆者は、薬機法専門行政書士&元化粧品メーカー広告制作・薬機法チェック担当をしていました。
薬機法を守る視点と販売する視点、どちらにも寄り添えるようになるためにたくさん実務を重ねてきました。
年間にチェックした広告は300件を超えています。
化粧品以外にも、健康食品や美顔器などの雑貨など女性向

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薬機法専門行政書士が選ぶ、広告チェックで使えるガイドライン10選

薬機法専門行政書士が選ぶ、広告チェックで使えるガイドライン10選

\薬機法行政書士がガチでおすすめ/
広告チェックで使えるガイドラインを10個選びました。

元メーカー薬機法チェック担当&薬機法行政書士として、年間300件以上(年々増えているので今はもっとありますが…)の広告をチェックしています。

薬機法が直接的に絡む商品もあれば、そうでない商品もありますが、チェックのときに頼りになるのが「ガイドライン」です。

法令よりもわかりやすくNG事例などが示されてい

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「無添加」表示が厳しくなる!?怖がり過ぎないためにも、ルールをしっかり知っておきましょう!

「無添加」表示が厳しくなる!?怖がり過ぎないためにも、ルールをしっかり知っておきましょう!

「無添加」表示が厳しくなるらしい!?!?

全面的に禁止なの?違反したらどうなるの??

表示に関わる方のために、食品添加物の不使用表示に関するガイドラインについてまとめました。

食品の販売では、食品表示法に基づいた表示を行う義務が生じます。
この中で「無添加」や「〇〇不使用」といった食品添加物の使用に関する表示をするときに確認しておきたいのが今回紹介する食品添加物の不使用表示に関するガイドライ

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化粧品・健康食品を売るときに【知っておきたい】薬機法違反事例5選

化粧品・健康食品を売るときに【知っておきたい】薬機法違反事例5選

さて、2023年も終わりが近づいてまいりました。
年末年始もインプットをしたい仕事熱心な方のために今のうちにいくつかnoteを書いておこうと思います。

美容・健康ジャンルが好きだから仕事でも扱いたいという方は多いと思いますが、注意したいのが薬機法です。なぜなら「何人規制だから」です。

何人規制というのは、薬機法の規制が及ぶ範囲が商品を作っているメーカーだけでなく販売している一個人にも及ぶという

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美容系インフルエンサーの必須スキル、薬機法対応OKなSNS投稿の作り方(NG→OKへの修正例)

「正直な感想を伝えたい」
発信者からすると、薬機法は邪魔ものかもしれません。

「人の肌や健康に関する商品を買いたくさせること」
には一定の責任が伴い、薬機法上表現に対する制限がされています。

制限の対象は、商品をつくっているメーカーだけではなく一個人であっても同様。広告する人全員に対する制限となっています。

正直レビューが売りのインフルエンサーさんが広告になった途端に、いつもの勢いを失うのは

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食品を取り扱うときに知っておきたい!「食品が薬機法違反になるロジック」を解説

医薬品としての承認を経ていないにも関わらず、医薬品かのような効果を謳い、販売することは医薬品医療機器等法(=薬機法)に違反します。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231121/1000099368.html

「がんに効果がある」と宣伝しヒメマツタケと呼ばれるきのこのエキスが含まれる食品を販売したとして横浜市にある食品会社の役員2人が逮捕されました

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摂取は危険、大麻グミ成分規制へ。同じく大麻由来の成分CBDについても、一緒に解説

薬機法規制は「広告について」だけではありません。
薬局をつくるときや、化粧品を製造するとき、危険な薬物を取り締まるときのルールも定められています。

今日は違った角度の薬機法のお話しです。
(一応広告の話も出てきます)

元化粧品メーカー広告・薬事チェック担当/薬機法専門行政書士によるニュースの解説です。ご質問・ご相談はこちらまで!

救急搬送相次ぐ、合成薬物成分が検出された大麻グミ
巷ではここ最

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《仮事例解説》セールイベントの告知で【#PR】はいらないの?

薬事の疑問は、キリがありません。

バナー、記事LP、LP、メルマガ配信、同梱物などにおける
「薬機法に基づく広告表現」なんてほんの序の口。
商品開発、パッケージデザイン、ホームページのコラム・・・商品が登場する様々な場面で疑問が生じます。

「あれ?これでよかったんだっけ?」
『なんでこの広告はこの表現でOKなの?』

最近の話題で言えばステマに対する疑問が一番多いかもしれません。
消費者庁から

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どう向き合う?Webメディアと薬機法・景表法(ステマ規制)

薬機法・景表法の広告規制が深く関わる美容・健康業界では、10月から始まったステマ規制の動向が注視されています。

私は3年ほどWebメディアの薬事表現の顧問していることもあり業務としてメディアを見る機会がありますが、プライベートの時間に少し調べ物を…と検索してWebメディアの記事にお世話になることもとても多いです。

もともとの悩みもあり美容や健康への関心はそこそこ高い方かと思われるので薬機法関連

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化粧品で効果があると言ってはいけない!?勝手にハマる薬機法の落とし穴。

お庭の砂場で、息子がせっせと育てているものがあります。
落とし穴です。
スコップで地道に掘って、冬になったら雪を埋めるそうです。
毎朝登校のときに迎えに来る友達に穴を見せ、お友達は一旦穴に入ってから学校に向かうのが最近のルーティーンです。

「また穴に入ってる…」と観察するのが私の日課です。
毎日入る必要がどこにあるのでしょうか。謎すぎますが、特に害もないので見守っています。

そんな話はさておき

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ステマ規制Special②/ステマ規制のシンプルにここが知りたい!を解説する

Special①の前回は過去話題になったステマ騒動についてまとめたnoteを書きました▼

Special②では、ステマ規制の概要と行政側から出されている運用基準の解説をしていきます。

◤このnoteでわかること◢

・なぜステマを規制するの?
・だれが処分対象になるの?
・どのような表示がステマなの?

シンプルに、「ここが知りたい」というところを解説します。

※例によって、細かい例外につい

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ステマ規制Special①/過去のステマ騒動7選

10月1日からいよいよ規制がスタートする「ステマ」
法律上は、一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示と呼ばれます。

規制は2023年からスタートですが、ステマそのものの認知が広まったのはかなり前のこと。

実際の規制まで、かなり年月を要しました。
その間に世間では「ステマ」で話題になった事件は数多くあり。
「ステマ疑惑」まで含めればかなりの数、SNSの普及でよりアクティ

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