カドカワKindle70%引きだから、おすすめのBLを紹介していく

※過去の紹介記事なので一部割引対象外になっている商品もあります。ご注意ください。

10月6日までだそうです。というわけでどんどんいきます。
(すみません、終了日まちがえていた……)


まずは、一穂ミチさんの超名作。何度も紹介している作品ですが、あなたが買うまですすめつづけますとも……。主人公が同棲していて、その彼女との悩みがわりと中心ですすむので、むしろ腐女子じゃない人のほうが読みやすいかも。しかも今回70%オフ!(※2014年のセール)

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours【電子特典イラスト付】 (フルール文庫 ブルーライン)

↑だけでも名作ですが、スピンオフもぜひ。

ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)

そして私の愛する高遠琉加さんのルビー作品。出版業界ものだから『世界一初恋』とか好きな人、よかったら!三島由紀夫『春の雪』をモチーフにした美しいBLです。

葛城副編集長の最後の賭け (角川ルビー文庫)

ついでに別にセールではないけど「愛と混乱のレストラン」シリーズもマジでおすすめですよ……。

愛と混乱のレストラン (シャレード文庫)


そしてBLレーベルではないけど激しくおすすめしたい、何なら私があなたにお贈りしたいくらいなのが柴田よしきさんの『聖なる黒夜』。前途洋々の輝かしい未来が待っていた理系大学院生が刑務所に入れられてその将来を閉ざされ、男娼になってヤクザの愛妾としてなりあがり、自分を刑務所に入れた本人にして初恋の男とどろどろの愛憎劇をやる話だよ、マジで。絶対『新しき世界』とか好きな人は好きだから……。

聖なる黒夜(上) (角川文庫)

聖なる黒夜(下) (角川文庫)

『聖なる黒夜』よりはぜんぜんソフトだけどミステリーっぽいものが好きなあなたにおすすめしたいBLが「厄介な連中」シリーズ。さくーっと読めます。

雨かもしれない 厄介な連中 1 (角川ルビー文庫)

イミテーション・サマー 厄介な連中 2 (角川ルビー文庫)

時計仕掛けのオリーブ 厄介な連中 3 (角川ルビー文庫)

温泉神社で逢いましょう 厄介な連中 4 (角川ルビー文庫)

イレギュラー・クリスマス 厄介な連中 5 (角川ルビー文庫)

5巻まであるけど本当にさくっと読めます〜。


もうちょっとお色気がほしい人はぜひ崎谷はるひさんの作品を。それにしてもさきやんといい柏枝さんといい、みなさん着実に一般文芸に進出していらっしゃるなあ……。たくさん割引になってるけど、下のシリーズがさくっと読めてかわいくておすすめ。

ハチミツ浸透圧 (角川ルビー文庫)

カラメル屈折率 (角川ルビー文庫)

で、個人的にはスピンオフの『チョコレート密度』が殿堂入り。これだけでも読めます。

チョコレート密度 (角川ルビー文庫)


もうちょっと絢爛豪華にいきたい方は、グリム童話をモチーフにした『人魚姫の弟』を。今の時代、同性同士というだけでも身分違いだけでも人種違いだけでもあまり恋の障害として大きくないね、だから全部載せにしちゃおうね!という潔さが感じられる作品。笠井あゆみさんのイラストまじお美しいね。

人魚姫の弟 (フルール文庫 ブルーライン)

記憶喪失モノ、というありがちな展開ではあるが、攻めが茶道家かつ元いじめられっ子、受けが元パティシエかついじめっ子という職業設定もあり、なかなか楽しめたのが『宵越しの恋』。っていうか橋本あおいさんのイラストがとても好き!

宵越しの恋【電子特典イラスト付】 (フルール文庫 ブルーライン)

うーん、こんなところかな。KADOKAWAってメディアファクトリーをあわせたとしても、実はばりばりのBLレーベルは強くないというか、『世界一初恋』と『純情ロマンチカ』がとにかくダントツで、はばひろくおもしろい作品がある感じではないのですよね……。私が小説読みだからそう感じるだけかもしれませんが。でも『ふったらどしゃぶり』はまじさいこうですよ。


というわけでBL以外だと、桜庭一樹さんの作品もいっぱいセールになっていて嬉しかったのでいくつか紹介しておきます。このへんの一冊完結のものを読んでぜひ気になったら「GOSICK」シリーズを!マジ大好き!

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫)

道徳という名の少年 (角川文庫)


いつもありがとうございます。より良い浪費に使います。