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つれづれ時たま日記 映画鑑賞日記

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過去に見た映画、見たばっかりの映画、感想集です。
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#作品

「ドライブマイカー」鑑賞。そのいち

「ドライブマイカー」鑑賞。 ということで、オスカーをとったので日本で話題になって、映画館もコミコミでした。なんでだろう、、、ということで、、、まず、、、訳がわからなかった人のために、、、簡単に解説コーナー。まずは、、、大きな作品のコンセプトは「喪」の物語である、ということです。最近の作品だと「ノマドランド」なんかがそれに当たるかな、、、と、、、悲しみや傷を癒すための物語であることは明白で、エンターテイメント性はゼロですね、、。亡き妻に対する複雑な思いを抱え、そこから立ち上が

ゲド戦記

映画館で、ジブリ、 ゲド戦記しか、時間が合わずに、観ましたが、一度TSUTAYAって、途中でやめた作品、ジブリの中でも評価が低いことで有名ですが、まあ、なるほど、中途半端といえば、そんな出来ではありました。たしかに。作中、疫病は世に均衡をもたらす為に必要なこと、という、ドキッとするセリフが出てきますが、ストーリーにはほとんど関係なく、というか、物語の核となるとみせかけて、いったいなんだったの?となる、龍のくだりとか、原作よんだらわかるんでしょうが、映画全体としては、龍いる?

「リチャードジュエル」鑑賞

リチャードジュエル みました。 最近、ザ 世界仰天ニュース、のような映画ばかり作り続けているクリントイーストウッド。 毎回、さすがとしか言いようのない、いい作品ですが、というかこの人は生まれてこの方、駄作というものがない人ですね、で、これは、本当にあったことということで、まあ、ありそうなことで、これはアメリカだったから、日本だったら死刑かも、と思いながら見ると、怖ーい映画でした。 「権威が有罪と決めつけるのは無実の証拠」という名台詞が出て来ますが、ほらほら、今の日本に

ブレードランナー 2049

「ブレードランナー」の新しいやつ、みましたよ。前作があまりにも偉大ですから、こういうのって大変ですよね。前作がライバルですからね、しかし、かんがえてみてください、こないだきた「ごーストインザシェル」も似たような内容でしたが、ぜんぜんちがいます。深さがね、、、これ、みないということには絶対ならない。言わんとしていることが、ちょっと危険な思想かな、とも思うけど、、命というものは、どこからきてどこにいくのか、現実とはなにか、人生とはなにか、魂とは何か、という永遠の問いかけに真剣に取