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#ヒラマサ引っ越し2021④ 都城編2

これまでの記事はこちらのハッシュタグから #ヒラマサ引っ越し2021

今日は都城でもう一泊.実家に帰ってきたといえばそうなんだけど,スタートポイントは天草なので,あくまでもここは中継地点なのである.

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とはいえ準備が万端だったわけではなく,慌てて車に荷物を積み込み始める.

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助手席はがじゅまるくんに決定.

そして,やたらすり減っていると脅されていたタイヤ交換のため外出.ローテーションで済むとのことで,ローテーションしてもらった.なんやかんやしてると遅くなったので,遅めの昼食にベストオブお惣菜だとおもっているながやまのチキンカツで頂く.

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積み荷完了し,Onちゃんの乗車.

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夕方にはここまでつつがなく終わる.事前に多少準備はしていたとはいえ,意外と早く終わった.

夕飯のリクエストを聞かれたものの,お昼が遅すぎてお腹が空いていない.とりあえず最後に食べたかった鳥のたたきをリクエスト.ぶり鶏のなかおさんより調達.

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あー,鳥のたたきを食べられなくなる生活が正直想像できない.

あっさりと出ていきたい.ここ1年間ずっと考えてた.感慨なんか感じない.ただ時間が過ぎるだけ.人生のステージが変われば住む場所も変わるという当たり前の話で,いちいち感慨を感じる意味が分からない.

精神的に独立していたい.あらゆる「集団」に愛着を感じたくない.家族も例外じゃないし,それが自立だし自由だと本気で思ってる.

大げさに別れを惜しむ母を見ながら,まあ僕はあっさり出ていきますけどねとか思っていた.

息子がいなくなるってんで盛大に晩餐会と洒落こむ.かと思っていたけど,意外とあっさりしたもんで普段通りにお食事をいただいた.思い出話に花を咲かせるもんかと思っていたけど,父母ともにスポーツ仲間と体を動かしに行ってしまった.

拍子抜けしてしまっている自分は,今日という日に主役でありたかったし,家族と語り合いたかったらしい.本心って意外と自分でもわかってないものなんだなと思いながら,いつもならとっくに寝ている時間まで両親の帰りを待ち,両親が寝るまで寝れなかった.

習慣になっているので早くに目が覚め,部屋の掃除をする.「お世話になった○○に感謝」とか言いながら掃除をする神経が僕には全く理解できなかったが,この朝は自然に体が動いてしまった.綺麗にして旅立ちたいと本当に思った.大人が言ってたのはそういうことだったのかと問題が解けたときのような快感を覚えつつ,それを押し付ける人間の高慢さはいつまで経っても嫌いだな,と考えながら拭き掃除をしていく.

今日は土曜日.母の出勤を見送り,妹の出勤を見送り,父に最後に挨拶をして旅に出る.
出発するとじーんとしてしまった.家の前のいつもの道が,滑走路のように思えた.こみ上げる涙を振り払うようにアクセルを踏み込みたいが,この道は30km/h道路だ.

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天草がスタートポイントだって言ってたのも,アンチテーゼというか,反骨心というか,「俺は家族との別れにジーンとなんかしねーぜ!」っていう気持ちの表れだったのかもしれない.そんなことはなく,やっぱり此処が今日がスタートな感じがしてしまう.今日の目的地は宇部.

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本日の移動距離:0km
スタートポイント天草からの移動距離:386km
残り:およそ1300km
これまでの移動はこちら:https://note.com/hiramasaas/m/m81610d87ade7
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