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64 実験TAを終えて

はじめに

コロナ禍で様々な制約がある中での実験で、どうしても人手が必要だということでTA(TeachingAssistant)を拝命した。

本当は前期もTAを実施する予定だったが、前期はそもそも全部遠隔授業だったので不可能となった。後期は対面授業・実験が実施されるも、今回担当した電気機器実験では冬季の感染流行等を見越してやや縮小しての実施となった。

正直、3年生のときの実験なんて全然覚えてないし当時だって理解していたかといわれると怪しい。うそ。ぶっちゃけしてない。とはいえ、ご指名頂いた上に学校でできるお仕事だしいい経験になりそうなのでお断りする理由はないわけです。

とりあえず後期の実験は巻きでやって終わったので、感想等を記録しておきます。

感想

予備実験

実験が始まる前の週に、予備実験を行いました。

3年生当時マジで何をやっているのかわかってなかったので、そういうことをやっていたのかと4年越しに納得しました。

僕もそうだったように多くの学生は実験前に予習をしてこないので、実験後にレポートを書くときに具体的な原理(巻き方の違いによる特性の違いの原因とか)を調べると思います。

というわけで、実験中に説明する場合は、詳細は置いておいて「何を目的にして、どこをパラメータにして実験をしているのか」というところを強調するようにしました。(もっとも、僕もこの実験のために教科書まで読んでないので、現象に対して具体的な説明はできないのですが。)

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実験

学生との実験は、自分が3年生の頃を思い出して懐かしくなりました。

3年生にとっては初めて触る装置もあったので、(予備実験で教わった通りに)器具の使い方を説明したり、実験の手順を説明したりしました。実験で難しかったのが

・配線についてどの程度指示するか
放っておいても勝手に(わからないところは尋ねて)配線してくれる人もいましたが、「みんなこれくらいできるのか」と思って放っておいてたらデバッグが難しい誤配線をされる場合もあったりして、難しかったです。ケーブルの色とか、「そっちから配線すると難しくなりません?」とか、言いすぎても言わな過ぎてもダメなので。。。自分も当時は「できない側」の人間だったので、この後の教育でリカバリーできたのかとちょっと感動しました。

・実験の説明
口が立つところが評価されてTAに起用されたようですが、やはり実験の説明は難しく、これまで何年も指導をしてきた先生方に比べれば稚拙になってしまうわけです。3年生諸君には申し訳ない。

3年生当時も、実験後は疲れてボーっとしていましたが、実験TA終了後も同じくらい疲れました。実験を供給する側は疲れてなさそうとか思ってましたが、そんなことないです。終了後先生と話しますが、先生方もしっかり疲れていて安心しました。疲れるのが普通。

懐かしい疲労が(僕は実験レポートがないので)心地よい中、日々日々快活クラブで漫画を読みました。↓参考

おわりに

とりあえず実験自体はひと段落して、今は来年以降に参考になるような資料を作ったりしてます。

実験でお世話になった方々、ありがとうございました。稚拙なところもあったと思いますが、学生の皆さんもありがとうございました。

末筆になりましたが、1番困るのは、計器を混ぜて棚に片づけられることです。ACとDCを混ぜるな。マジで。





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