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2023/03/10(金)-11(土)

金曜午前。ゆっくりめに稼働した。お昼に珈琲を淹れて、残り物のシチューを食べながら「大豆田十和子」の最終回を観た。

午後に上司と1時間オンラインでMTGをして、自分の潜在的なトラウマに遭遇した。これからの働き方はまだまだ考えていかねばだ。でも、問題なし。1こ1こ、その場での解決ができなくても、1歩でも進むことができればそれで良い。

夜、先輩と待ち合わせしていつもの店で肉を焼く。贅沢。美味。至福。夜の街は鮮やかだった。玉を突をついて、踊り場で我を忘れて、酒場で休憩して、歌を歌う。時間はどこかへ行った。握られ、握り返す手。何一つ気にしなかった。始発は久しぶりだった。

土曜の昼下がり。腕、背中。髪。彼の匂い。起き上がって本屋。焼いたラム。映画の話。同僚の仕事の仕方について。私たちへの言及と、未来の話。不安定でいびつで、完成度が低い。成果は2~1000の間を都度行き来する。広い往来で、多分出会うべくして出会っていて、この先のことはわからない。何かにすがりたい気持ちと、どうにでもなれと投げやりな気持ちが混ざり合って本心を曇らせる。心と一致しない行動を一体何度繰り返すんだろう。弱気が充満する時、自分がとても嫌いになる。受け入れるだけの時間も余裕もまだまだ足りない。このままではまたバランスを崩してしまうのだろう。誰にも期待しない。自分にも。それでいい。

「ちひろ」の大判を買ってもらう。これを読んでから映画を見る約束をした。たまに優しくしてくれて、たまに抱きしめてくれて、気持ちが重なればいい。頭をやさしく撫でてくれる眼差しが愛おしい。

帰宅後、体を洗って布団にもぐって読書。白ワイン。グラスは2つ。お気に入りのキャンドルを灯す。静かな夜。寝息。

翌朝は早かった。私は気は使う。でも、遠慮はしない。私は引き続き強固でめんどくさくて、陰気でいい。ひねくれてていい。このままでいい。楽しくいられればそれでいい。

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