ずっとやってきたことを、やめる。
わたしは、ヴォーカリストです。(Vocalだからヴォーカルだよね?表記おーけーです?)
バンドに憧れた。
とにかくメンバーを探して、集めて、バンドを結成して、ステージにも立った。音源も作った。
バンドに憧れたキッカケは、幼少期に聴いた母のバンド音源。
母は若かりし頃、ロックバンドのヴォーカルを担当していた。
その歌声と、ロックサウンドにでっかく感動したチビ仮名子は、自分もロックでカッコイイヴォーカリストになる!!と夢を掲げたのだ。
実際ちゃんと実現させた。
だがね、ものすごく躓いたことがあるんだよ。
それがアー写!
ステージに立つとならば、アーティスト写真はライヴハウスから必ずや要求されることだろう。
バンドロゴだけでオーケーのとこもあれば、女ヴォーカルイベントを大きく取り扱っているライヴハウスであれば、写真も下さいと言われる場合が多い。…かもしれない。
まず、第一に私は容姿がコンプレックスだ。すごく。
じゃあなぜステージに立つんだよ。って思うだろうけど、スタジオミュージシャンでいようと思わない限り、大体バンドってのはステージに立つんじゃよね。そーゆうもんなんじゃ。他のメンバーはステージで暴れたい願望があるし。
濃いメイクをしても骨格までは変えられない。写真を撮られる度、歌とは違うところで自信を無くしていった。
そしていつの間にか歌も別に上手くないしなぁ。とか考えるようになった。歌については冷静に判断してるので、悲しい気持ちとかじゃない。ふつうにそう思うだけだ。笑
そのため、次のステージを最後にステージを卒業することに決めた!ある意味これも断捨離だ!スッキリ!
一応、レコーディングの依頼はまだあるので、それは引き受けてもいいかなと思っている。
容姿って何なんでしょうね(笑)
もう、自分だと思わないようにしてますよw
これ(からだ)は、ロボットモノのロボット(乗り物)で本当のわたしは中にいる。……と思いたい。笑
バンド活動の中に「自分を見せること」が入っているとは、あまり考えていなかった。
なんでもやってみる。だけど、本当に心が嫌がったらやめる。どんなに長く続けていることでも。
手放して、断舎離をすれば、また新しい何かが自分のところにやってくるから。
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