平出オススメ!お金の本三選!
今年読んで良かったお金の本を三冊紹介します。
まずはこちら!
トップバッターにふさわしい本です。
この本には信念の話が出てくるんです。私もよく「自分で握ってしまっている不要な信念や観念を手放そう!」と書いてきましたが、そのことを「お金」というキーワードを用いて非常に分かりやすく解説されています。
一時「お金のブロック」や「受け取り下手」って言葉が大流行りしてましたが、分かっちゃいるけど手放せないという方にはこの本が大きな助けになるでしょう。事例も豊富で、お金に関するあらゆる信念のパターンを知ることができます。自分に当てはまる信念が見つかれば「本当はそうじゃないんだよ」っと自分の思い込みに気づかしてくれるでしょう。
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まずはお金に対しての恐れや不安を理解したら、つぎはこちら↓
この本はお金を得ようと思ってビジネスをはじめた人に働く思い込みについてとても分かりやすく書かれています。今ってビジネス時代というか、個人でなんでも始められるじゃないですか。国も副業を推してるし、SNSのおかげで誰でも簡単に商売できますよね。あなたの周りにもいるんじゃないでしょうか?占星術やってたり、タロットしてたり、ボディーワークしてたり、ヨガの先生やってたり、カラーセラピーしてたり、お菓子売ってたり、よもぎ蒸しはじめたりとか、40代の女性だったら10人いたら7人ぐらいが特技をもっていて、その中の3人ぐらいは自分で何かはじめてるんじゃないかなという感覚を私はもっています。
それぐらい気軽に自分の好きなことを商売にできる中で、しっかり収益につながる人とそうでない人がいるわけです。その違いは技術ではなく、その人がもっている思い込みの差がどうやら大きいようですよ。
例えば、
◉沢山の人に商品を買ってもらわなければいけないと思い込んでいたり
◉すべての人に認められるものを提供しなければならないと思い込んでいたり
◉お金をもらったからには100%結果を出さなければならないと思い込んでいたり
◉他の人たちと差別化しなければならないと思い込んでいたり
◉すごい人にならなくてはならないと思い込んでいたり
◉成功しなければ価値がないと思い込んでいたり
するわけです。
でも「そんなことはないよ」ということをこの本が優しく教えてくれます。ぜひ、何かはじめようとか、はじめたけど上手くいかないという方にはオススメの一冊です。
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最後はこちら!
この本は「働き方」の思い込みについて開放してくれる本です。
雇われている人(実務作業)とそれを管理する人(マネージメント)と投資する人(オーナー)。この三つで組織は回りますが、これからの時代は役割を固定しない組織というのが活躍するかもしれませんね。
必要時応じて自分が得意な役割をやっていく。手や足を動かす実務作業が好きな人はプレーヤーになるだろうし、みんなが円滑に動ける様に計画を練っていくのが好きな人はマネージメントを担当するし、この案件はお金だけ協力しようとか思えばオーナーにもなれる。そんな組織の新しい在り方が書かれています。
今村づくりとか場づくりを一生懸命やっている友達が多いのですが、役割のスイッチングが自由自在なのです。これは縦の関係じゃなく横の関係だからうまくいくのでしょうね。色々なところで組織の変革が起こっていますが、いつかピラミッド型から循環型にシフトするのだと思います。
自由に役割をスイッチングするためには、まず視点の切り替えが必要です。ただ視点を切り替えるためには思い込みが強いとこだわりが強くなってしまうので自由自在に切り替えられないのです。昨日はこっちから見てたけど今日は真上から見てみよう!という柔軟さが求められる時代ですので、自分の中の不要な信念を知っていくにはこの三冊はとても有効だと思います。
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最後に人にオススメはしないけど、売らずにずっととってあるお金の本をご紹介します。
これは表紙とタイトルだけみると、死ぬほど成功したい人が手に取りそうな本だから大々的に取り上げませんでしたが、貧乏とカルマの関係を鮮やかに書ききっています。
この本はチベット密教の修行僧が師匠にいわれてニューヨークに行き、商売をするのですが、ただ商売をするのではなくて日常で教えを活かしながらどのように成功したのかが細かく描写されています。一瞬手に取ることを阻むデザインだし、恐怖を煽られちゃう方がいそうなのでオススメはしませんが、興味ある方はぜひ。
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これだけ読んどけばもう変なセミナーとか行かなくなるでしょう。というかセミナーできちゃうでしょ!
構造は単純なんです。①まず死に対する絶対的な恐怖がある②恐怖を避けるために信念をつくる③不足感がスタートになった信念では満たされない④不安もあるから動けない⑤動けなかった事実が蓄積すると苦手意識を作る⑥苦手意識は視野を狭める⑦視野が狭いから未来を描けない。この順番です。この順番を理解しているだけでもかなり人生に役立ちます。
スタートは「このままだと死ぬかも」という恐怖なんですね。だからもっともっと蓄えなきゃとか使ったら減ってしまうという、循環からかけ離れた思考に陥っていきます。要は不足感に縛られているわけです。「本当は満ちている」という感覚を思い出したらそこから抜けられるんです。これは体感です。脳で言えば前頭前野でなくて扁桃体が働いてしまっているんですよね。本来は満ちているから与えられるし、与えるから入ってくるという循環の中にいるはずですが、そうならない。仕組みが分かっても満ちている体感がないから、循環しようとしても、自己犠牲になってしまう。だって出すばっかりで入ってきている体感がないんだから。
それに死に対する恐怖というのは人間である以上つきまといます。だからヨギはシャバーサナ(屍のポーズ)によって、死を疑似体験するんです。死は怖いものではないよということを毎回毎回身体を弛緩させることで理解するんです。死にゆくことは怖いことではない、むしろ至高の体験だという認識の書き換えを行うんですね。
他にも不足感から抜け出すには「呼吸」がキーを握っているわけですが本だとどうしてもその辺のことが体感を持って進めていくのが難しいですよね。知識と体験はセットですから、まず上記の三冊を読んで自分が何の信念を持っているのか理解するのが良いでしょうね〜
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9/27〜28のツアーは若干名空きあります。
萩路庵でのチャネリング講座もやってるよ。体験の真髄がここにある。
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