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【報告】 平井って今、何してるの? 2022年12月現在

こんにちは、平井です。
いきなりですが短刀直入に言います。

僕は大学を1年間休学し、この期間で本州最東端の岩手県宮古市でお仕事をしています。

実のところ僕が一年間休学しているということは知り合いだけにしておくつもりだったのですが、自分自身の言語化として、そして将来について悩む同世代に向けて将来や自分自身について考えるきっかけになればと思い、このnoteを書くことにしました。

目次

●休学をして宮古へ

●それで実際、宮古市で何してるの?

●これからのこと


休学をして宮古へ

時は遡ること2021年3月の春。大学2年生の終わり頃。僕は1ヶ月間にわたる長期インターンのため本州最東端の岩手県宮古市に足を踏み入れました。

きっかけは宮古市が地元で現在地域おこし協力隊として活動している吉浜知輝さんからのお誘いでした。知輝さんは僕が大学1年生からアルバイトをしていた会社のメンバーでとても良くしてもらっていました。

話を戻して、この2021年3月の1ヶ月間のインターンで知輝さんから「考えて、動かす」や「誰に、何を、どのように」といったデザイン思考に触れて自分自身の何か新しい可能性を感じました。こうしてなにかを掴んで迎えた大学3年生。某有名クラフトコーラ会社でインターンをさせていただいたり、朝霞倶楽部を立ち上げてメディア運営を始めたりしました。けれどもはっきりと「これを成し遂げた!」みたいな大きな収穫を感じることがなく焦っていました。「何かを掴みたい」「何か」を言語化できないまま大学3年の夏が過ぎようとしていました。

「来年、宮古市で一年間働いてみない?」

またも知輝さんからのお誘いでした。正直この時はまだ休学する勇気はありませんでした。ないというか、楽だからです。このままそれなりにやったことを話して就活して社会に出ても良かった。でも納得できない自分もいました。「今の自分は何ができるのか」社会に出る前に自分をちゃんと知りたかったんです。こうして僕は1年間の休学を決めて岩手県宮古市へ行く決心をしました。


それで実際、宮古市で何してるの?

宮古市で僕が行っている仕事の内容は主に2つです。

①地域企業の伴走支援
②宮古市と協同で行っている地域プロモーション

①地域企業の伴走支援
これは宮古市内の企業が抱える様々な課題を僕が実際にその企業の中に入って解決、改善するようなイメージです。例えば、SNS運用や商品の限定ラベル、商品企画などです。現在は特に深く関わらせていただいているのは「よしはま農園」という農園です。この農園では実際にアルバイトとして農業を行い、それと同時に企画を立ち上げたり、栽培する野菜やいちごをより多くの方に販売していくための施策を行っています。

〈ポートフォリオ〉

■菱屋酒造店

・千両男山 特別本醸造 「峯燦々」

ラベルのデザインをしました

・senryou otokoyama amane.
ディレクターとして商品リリースまでの細かい業務に携わらせていただきました。

ディレクターとして商品開発に関わりました

■よしはま農園

・みやこ野菜便
地元の採れたて野菜を農家さんがお届けするコンセプトの野菜便。地元の農家と野菜についてわかるパンフレットも同封した。

(左)告知用チラシ(真ん中2枚)野菜、農家の解説パンフレット(右)実際の野菜便

番外編
■九戸村(地域おこし協力隊の方と制作)

・岩手木炭学

木炭魅力発信
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②宮古市と協同で行っている地域プロモーション

「地域ブランド×地域産業データ×地元人材を活用した地域プロモーション事業」のチームメンバー(若手人材枠)としてこの事業に参加しています。

詳しく説明すると、この事業には主に3本の柱があります。

・地域色を活用した情報発信
・地域産業データのデータベース化
・若年層を中心としたデジタル人材の育成

僕は一応まんべんなく関わっているのことになっているのですが、特に「地域色を活用した情報発信」のところに関わっています。

今、宮古市は市民投票によって決められた地域色「浄土ヶ浜エターナルグリーン」の活用を進めています。遊覧船のラッピングに使われたり、市役所内でこの色のTシャツを着ている役員さんがいたりします。そしてこの色の活用をより押し進めるべく僕やこの事業に関わるメンバーが市内と市外向けの色のPR活動を行ったり、複数の市内事業者に浄土ヶ浜エターナルグリーンを使った商品開発を呼びかけて、それらの商品群をまとめてブランド化するといったことを行っています。(現在進行中)年度中にはリリースされる予定です。

行政と民間企業の狭間でお世話になっている若造

この事業は行政と民間が共同で行っているので、そんなカチカチの現場に21歳の若造がメンバーとして参加して日々いろんな経験をさせていただいております。年度末に向けて色々とボリューミーになってくるのでこれからはもっと気合を入れてより充実した期間にできるようにしていきます。

浄土ヶ浜エターナルグリーンについてはこちら


これからのこと

休学を決めて宮古市に行き、約9カ月が経ちます。いち早く社会に出て地域おこし協力隊として活動する同い年に出会って刺激を受けたり、地元とは空気が全く違う地域に行ってみたり、学生のままだったらできなかった体験をしています。そして来年の3月に大学4年生として復学し「就活」という大きなライフチェンジ期を迎えます。正直に話すとすごく不安です。上記ではカッコつけたようなことを書きましたが、もちろんこれらの仕事は僕自身1人で掴んだ仕事ではありません。先輩やいろんな人間関係の中でありがたいことに僕を呼んでいただいたに過ぎません。でも最近はこうしたご縁で自分にできることを1つ1つ全力で取り組むからこそ得られた学びや成長を感じています。将来の不安を少しでも多くの自信に変えられるようにもっと頑張ります。

これが今の僕自身のリアルです。まだこのnoteを綺麗にまとめることはできないですが、残り数カ月をもっと素敵な経験に変えてこの休学期間が終わる頃にまとまったnoteを書こうと思います。

それでは!

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