見出し画像

群像百貨店より『鏡の国の百貨店』脚本無料公開』

 群像百貨店、平井班のコント『鏡の中の百貨店』脚本を無料公開させていただきます。わりとありのまま台本です。

 僕の好きなイベントの一つ、群像シリーズ。6本すべてのコントがおもしろくて楽しくて涙でました。脚本担当、堂前さん、シゲカズさん、野村さん、大須賀さん、辻さん、そして演者の方々、おもろすぎです。

何よりお越しいただいた方々ありがとうございました。

 ご覧くださった方々は思い出しながら、観てない方は最高演者の顔、佇まいを想像力たくましく読んでいただけたら嬉しいです。





群像百貨店

平井班『鏡の国の百貨店』


有川助六  kento fukaya

赤野案内人  爆ノ介さん

ティ村   絶対アイシテルズらぶおじさん 

ディ村  ヒガシ逢ウサカ高見

卵ちゃん  守谷日和さん

従業員  男性ブランコ平井

無川助六  清友(堂前班からの最強助っ人)


L–暗転

M–『My Favorite Things』John Coltrane

舞台中央にはエスカレーターをモチーフにした板(右ななめに切られた板)

L–エスカレーターの舞台装置周りに四角の照明が当たっている

L–うっすらと周り明かり

有川登場

有川  本屋にいこう。本屋は11階にある。僕はエレベーターを使わない。あんな密室の箱の上下を信用することはできないから。目的の本屋が何階にあろうと僕はもっぱらエスカレーター。

有川はエスカレーターで上へ行きながら

有川  エスカレーターを使って、上へ上へと上がって行く。だいたいエスカレーター周りは鏡ばりになってるもんだから、前髪をいじっちゃう。前髪至上主義の僕は前髪をいじっちゃう。鏡があればいじっちゃう。いじりこねくりっちゃう。(誰かとぶつかる、どんっ)あ、すいません。ん?今誰かとぶつかったかな?えっと、まあいいや、マナーとしてエスカレーター周りで立ち止まってはいけません。

有川はエスカレーターで上へ上へ行く

有川  こうやってぐるぐるぐるぐるぐるぐるエスカレーターを上がって行くと、僕は今何階にいるのかわからなくなってくる。ぐるぐるぐるぐるエスカレーターを上がって行く。しかし体が覚えている。そう、ここだ!ここが11階の本屋さんだ!

M–『ピクニック』(イギリス民謡)フルートピアノ伴奏

L–派手な照明

◯場転ダンス

赤野案内人、ティ村とディ村、卵ちゃんが奇妙なダンスで登場

ダンスと共に、エスカレーターは舞台奥へ移動。

赤野案内人舞台中央奥で待機、ティ村とディ村は背を向けて上手奥で待機、卵

ちゃんは下手奥で待機

L–明転(舞台奥、ティ村ディ村卵ちゃんのいるところ暗く)

M–CO

有川  よし、お目当ての本はっと、童話の42の棚のはず・・・あれ?本屋・・・

赤野案内人が振り向き

赤野  ふうー!いやん!あら!こんにち!

有川  ・・・え?

赤野  は!あたし、「こんにちは」を分けて言うタイプなの。あなたは「こんにちは」は分けて言うタイプ?

有川  え?えっと、分けて言わないタイプです

赤野  世知辛い〜それは世知辛いタイプ

有川  世知辛い?えっと、僕、本屋に行かないといけないので

赤野  本屋さん?本屋さんをお探し?

有川  はい

赤野  ちょうどよかった、今ね、ここで物産展やってるから見てって〜

有川  物産展?

赤野  物産の展、物の産の展!あたし、物産展を分けて言うタイプなの、あなたは分けて言うタイプ?

有川  分けて言わないタイプです

赤野  おしゃかさま〜、それ、おしゃかさま〜

有川  おしゃか、さま?いや、僕は本屋に行きたくて・・・

赤野  申し遅れました!

有川  ・・・はい

赤野  ・・・

有川  ・・・え?なんですか?

赤野  申し遅れましたをさらに遅らせております

有川  できれば早めて欲しいですが

赤野  ご期待に添いまして、申し遅れましたを早めます!私、このフロアの案内人の赤野と申し上げま〜す。(上にあげる)

有川  案内人?え?(あげた方を見る)

赤野  申し、上げてしまいましたので、上の方を赤野が漂ってますね〜

有川  ええ?ああ〜、ええ?

赤野  上の方で漂う赤野かわいいですねっとそれはさておいて、物産展いかがでしょう?

有川  いや、僕は本を探しに来てて。あと物産展分けて言ってないですね

赤野  いやん!そこんとこは勘弁してケツカリーナ2世

有川  ああ〜、ずっときついなあ〜

赤野  それでは物産展ご案内しましょう

有川  いや、だから、あの僕は

赤野  まあまあ、そこは穏便に穏便に、穏便にすませましょうや!

有川  怖い!全然穏便じゃない

赤野  ではまいりましょうか?

M–『フニクリフニクラ』ナポリ音楽

L–派手な照明

赤野は腕を差し出す、腕を組んでっていう感じで、有川は戸惑いながら腕を組

もうとするが、腕をニワトリのようにパタパタとする

ティ村とディ村の元へ、ティ村とディ村振り返る。

L–明転

M–CO

ティ村とディ村は不敵な笑みを浮かべている。

赤野  さあさあ、こちらのブースでお買い物!

有川  あの、すいません、そもそもここは何の物産展なんですか?

赤野  おや、知らないのですか、ここはね、皆が望むものが揃っている夢のフロア、北海道物産展です

有川  間違いないやつ!北海道物産展は間違いないやつだ

赤野  それでは北海道物産展第一のブース担当の二人を紹介しましょう!

有川  え?紹介?

赤野  こちらのお二人をご紹介します!いや、なんで私が紹介とかしないといけないのよ、自分で自己紹介なさい!

有川  自分で言ったのに

ティ村  ティ村です!

ディ村  ディ村です!二人合わせて!せえの!

テデ  北海道物産展です!よろしくおねがいしまーす

有川  え?

ティ村  いやあ、北海道と言えばね、寒いね

ディ村  寒いね〜冬は特にね

有川  え?

ティ村  こういう時はね、気合い入れて体温めなあかんね

ディ村  それはまあ、ええ提案しやるけども、どうやって体温めんねんな

ティ村  あの、なんか気合いいれる時、円陣っちゅうの?何かこう手を差し出してやるやつあるやん?

ディ村  ああ、あるなあ〜、なんか一致団結感でるやつな

ティ村  ちょっとやってみようや

ディ村  ええやんか、これでね、体もあったまると思いますんで(有川、赤野に向かって)すいませんね〜

ティ村  じゃあ、まずディ村が手を出して

ディ村  わかった!いくぞ!

ディ村手を出す、ティ村その手に重ね、ちょうちょを形つくる、そして飛ばす

ティ村  ちょうちょ〜

ディ村  ふう、大きなちょうちょ、もう春かあ・・・いや、もう春かあ〜やないねん!もう春かあ〜やないねん、どんな温もり方してんねん!

ティ村  もう一回やろ

ディ村  ちゃんとやってよ。はい!

ディ村手を出す、ティ村手を出す、自動ドアウィン

ディ村  はあ〜(肩さすりながら)やっぱ百貨店は冷房効いてんね、いや、やっぱ百貨店は冷房効いてんねやないねん!

ティ村  え?

ディ村  やっぱ百貨店は冷房効いてんねやないねん!

ティ村  俺そこ言うてへんけどな

ディ村  百貨店の冷房で冷えたやないか!ちゃんとやって!

ティ村  わかった、次は俺から手を出すわ

ディ村  ちゃんとやってよ

ティ村  わかった!

ティ村手を前に出す、ディ村その前に出ている腕をつかみ、ぐるぐる回す

ディ村  こんにちは〜奴隷で〜す、こんにちは〜奴隷で〜すやないねん!こんにちは〜奴隷で〜す、このぐるぐる回すやつでロープ巻き取って門を開けてま〜すやないねん!

ティ村  俺そこまで言うてないって

ディ村  我々奴隷のささやかな喜びは春になってヒラヒラ舞うちょうちょを見ること〜やないねん!

ティ村  言ってないて

ディ村  ほんま頼むで、ちゃんとやって!

ティ村  わかった

ティ村手を出し、ディ村手を重ね、がんばるぞー、おー!をする

ディ村  できた!!

ティ村  できた!

ディ村  できた!やないねん!

ティ村  ないねんってなんやねん

ディ村  できたーやないねん!これで終われる〜やないねん!早く家帰ってお風呂入りたい〜やないねん!

ティ村  言うてないて、まあこれでな、北海道の寒さに負けないぐらい体あったまったやろ?

ディ村  いや、もうええわ・・・やないねん!

ティ村  もうええわでええやろ!どうもありがとうございました

赤野  ・・・

有川  ・・・

赤野  北海道物産展でした

有川  どういうこと!?漫才?

赤野  北海道物産展の漫才です

有川  あの、二対二で漫才見せられても

赤野  それをやってのけるのが、北海道物産展

有川  物産展・・・

赤野  それでは北海道物産展さん、あの今日のお給金なんですけど、一応事務所通して

ディ  あ、直接もらいます

赤野  どうぞ(封筒渡す)

ティ  ふぃ!

有川  闇だ!詳しくないけどおそらく闇のやつだ!

ティ村、ディ村後ろを向く

赤野  それでは次の北海道物産展第二のブースにまいりましょう

有川  あの、もう物産展、大丈夫なんですけど

M–『コロブチカ』ロシア民謡

L–派手な照明

赤野腕を差し出して、組んで〜と無言の催促、有川仕方なく組もうとするが、

それをかわし、奇妙なダンス

卵ちゃんの前に行く

L–明転

M–CO

赤野  それではここが北海道物産展第二のブースです!どうぞ!

有川  あの〜ほんとに僕はもう

卵  もう〜むちゃくちゃや、むちゃくちゃ(ため息混じりに)

赤野  あ、卵ちゃんどうしたの?

有川  卵ちゃん?

卵  ああ、赤野はんやん、むちゃくちゃや、世の中、むちゃくちゃ、ほんまむちゃくちゃやねん

赤野  そんなむちゃくちゃなことあるの?

卵  あんな、もうむちゃくちゃやねん、俺な、好きな人おんねんけどな、俺めっちゃ好きやねん、めっちゃ好きやねんけど、その娘はな、俺のこと好きちゃうねん、むちゃくちゃやん

有川  むちゃくちゃじゃない、そういうことあるでしょ

赤野  卵ちゃんはね、卵の殻ぐらい心が割れやすいんだ

有川  そうなんですか

卵  むちゃくちゃやん

有川  (赤野へ)あの、ここは何を売ってるブースなんですか?

赤野  もちろん卵よ、卵ちゃんが売るんだから、卵に決まってるでしょ?

有川  そうですか、ではこの方は?ゆるキャラなのかそういう人なのか

赤野  え?あっ、はっはっは、あっ、はっはっはっは

卵  赤野はんどないしたん?

赤野  あのね、卵ちゃん、この人がね、卵ちゃんは、ゆるキャラですか?人ですか?って

卵  ・・・むちゃくちゃやん、それ、むちゃくちゃやん〜

有川  あ、すいません

赤野  あっ、はっはっは

有川  笑い方気になるな〜

卵  むちゃくちゃやん、卵ちゃんは卵やん、むちゃくちゃやん

有川  卵なんですね

卵  むちゃくちゃやん、自分。わし絶対卵やん〜

有川  ああ、はい、すいません、ずいぶん大きい卵なんですね

赤野  ちょっと!あなた!今なんと?

有川  いや、大きい卵なんですねって

卵  むちゃくちゃやん!むちゃくちゃやん!

有川  え?僕だめなこと言いました?

赤野  謝んなさい!

有川  えっと!

卵  むちゃくちゃやん!大きいって?僕が大きい卵だって!?

有川  あの、すいま、

卵  それは!ニワトリの卵の大きさ知ってるからやん!うずらの卵の大きさ知ってるからやん!魚卵の大きさ知ってるからやん!

有川  え?

卵  そら、僕はそれらの卵に比べたら大きいよ!でもね!もしもそれらの卵の大きさ知らなんだら!?知らなんだら、絶対この卵ちゃん、普通の大きさって思うやん!

有川  え?ああ、はい

卵  相対的やん!お前ら人間は相対的な生き物やん!

赤野  ちょっと卵ちゃん、落ち着いて

卵  むちゃくちゃやん、大きい言われてもうたわ、むちゃくちゃやん

有川  すいません、なんか、傷つけちゃって

赤野  謝ってほしいと思ってるよ!私は!

有川  すいません

赤野  私はね、何も難しいことは言ってないよ!謝ってほしいとそう思ってるんよ!

有川  すいません

赤野  卵ちゃんはどう言って欲しいと思ってる?

卵  ぐすんぐすん、謝って欲しい

赤野  だって!だって!

有川  すいません

赤野  ふう、最初から謝ってくれてたらここまでこじれることはなかったの

有川  謝ってたけどな〜

卵  むちゃくちゃやん

赤野  卵ちゃん?

卵  むちゃくちゃやん、むちゃくちゃ

赤野  どうしたの?卵ちゃん

卵  この人ね!3個前ぐらいから謝ってたで!!

赤野  ええ!?そうなの!?

卵  せやで、むちゃくちゃなんはあんたや、赤野はん

赤野  わたし!?

卵  この人に謝ってや!

赤野  ごめんなさい、言いすぎたわ

卵  むちゃくちゃや、わいは何も難しいこと言うてへん、この人に謝って欲しいんや

赤野  ごめんなさい

卵  わいはな、何も金出せ〜言うてんとちゃうねん、ただごめんなさいの一言が聞きたいねん

赤野  ごめんなさい

卵  最初から謝ってたら、ここまでこじれることはなかったんやけどな

赤野  私、3個前から謝ってたわよ!

卵  そうでおまっか!

赤野  あはっ、はっはっは〜

有川  ・・・むちゃくちゃだ・・・

卵  ほんに堪忍してケツカリーナ2世やで。お詫びに、うちの自慢の物産、卵の試食会招待するわ

赤野  あら、いいじゃないの!

有川  あの、僕は遠慮します、すいません!僕、本を買いに来ただけなので、物産展来るつもりなかったんで!

有川下手にはける

赤野  ちょっと!あなたー!

M–『I Will Follow Him』Peggy March

L–派手な照明

有川すぐに登場、右往左往している

◯場転ダンス

卵の試食会のテーブルとして、エスカレーターの板を前に出す(エスカレーターの向きは最初と反対にして)、立ち食いスタイル。赤野、ティ村、ディ村、卵ちゃんが板の後ろにいる

L–前明かり(エスカレーター板辺りは暗い)

M–CO

有川はエスカレーターのあったところへ

有川  あれ?エスカレーターは?エスカレーターが・・・ない

L–明転

赤野  あら、あなた、卵ちゃんの卵の試食会の準備整ったわよ!

有川  え!?(振り向く)なんで?

赤野  さ、あなたも卵ちゃんの卵召し上がりよし

卵  召し上がりよし

M–『イエヴァン・ポルカ』フィンランド民謡

L–派手な照明

全員ピンポン玉を口に入れ、無限卵をやる

有川  こわい、こわい、こわいって!これは、どういうこと?エスカレーターは?

L–明転

M–BGM音量

みんな無限卵止めて

赤野  エスカレーターですって?

卵  おい、お前ら聞いたか?エスカレーターだって

ティ村  エスカレーターな〜

ディ村  エスカレーターな〜やないねん!エスカレーターって意味のないカタカナ言うな〜やないねん!

有川  意味のないカタカナ?いや、エスカレーターはエスカレーターだから

赤野  そんな空想にふけってないで、あなたも卵を出しなさい

有川  卵、出してたの!?

赤野  当たり前でしょ、さあ、あなたも卵を出して、卵を出すのよ!

M–少しボリュームUP

L–青っぽい照明F.I.

卵を出して出してとみんなピンポン玉卵を片手に有川の方ににじり寄る

有川  ちょっと!ちょっとー!やめて!やめてください!

M–さらにUP

L–暗転F.O.

◯場転

エスカレーター板を冒頭とは逆向きに置く、みんなハケる

エスカレーターの板にもたれかかって座っている有川

L–ゆっくり明転

M–FO

そこへ、百貨店の従業員

従業員  あの、すいません、こんなところで寝られると困るんですけど

有川  え?あ、ああ、すいません、あれ?夢か

従業員  あのすいませんが、立ってもらってもいいですか?

有川  ああ!(立ち上がる)すいません、なんでだろう、なんかちょっと疲れてるのかな、本当にすいません

従業員  いえいえ、わかってくだされば、はい、あの、どのお店に行かれるんですか?ご案内しますよ

有川  ご案内?!

従業員  え?ああ、はい、まあ階を教えるぐらいですけど

有川  ああ、そうですよね、あの、本屋さんに行きたくて

従業員  そうですか、でしたら11階ですね

有川  11階、はい

従業員  エレベーターまでご案内しましょうか?

有川  ああ!ご案内はもういいです、エスカレーターで行きます!

従業員  そうですか、それでは、ごゆっくり

従業員はける

有川はエスカレーターを上る

有川  変な夢だ

L–エスカレーターの舞台装置周りに四角の照明が当たっている

L–うっすらと周り明かり

有川は2階分エスカレーターで上る。違和感を感じ、ふと立ち止まる。

有川  あれ?上りのエスカレーターってこっちの向きだったっけ?

有川は3階のエスカレーターの上がったところで足を止める。

◯有川と同じ服装、無川が現れる、鏡に映ってる感じ。

有川はエスカレーター3階の鏡のところで顔を触ったり、前髪を整える

有川  ふう

M–『イエヴァン・ポルカ』フィンランド民謡(とてもうっすらとF.I.)

すると赤野がエスカレーターを走って来て、有川にちょっとだけぶつかる、赤

野はそのままエスカレーターを上り、はける

有川  あ、すいません!

有川は鏡に向き直る、一瞬間があって、さっきぶつかった人の方へ振り返る

有川  え!?

赤野の方へ、振り向いている間、鏡の中の無川は無限卵をしている

有川  え!?

有川は鏡の方に振り返る

M–UP

L–暗転

おわり


ありがとうございました。

僕はベストスポットで観て、腹抱えて笑っていました。みなさんのおかげです。ありがとうございました。

なんでもないですが、稽古の時のラブおじのスタイルが異常だったので写真のっけます


どういうこと?

アメリカ帰り?


いつもサポート、ノート購入ありがとうございます。感謝しかありません。もっと恩返しできるよういいコント作っていきます。

ここからは、有料なのですが、群像百貨店の感想的日記や、本当に短い短いですが、最後の最後の『鏡の国の百貨店』エピローグも載せたいと思います。

ぜひ気兼ねなく読み進めてほしいです。


ここから先は

1,684字

¥ 300

おもしろいこと、楽しいこと、皆さんの心を動かすことだけに集中させてください。どうか皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。