私を殴った男が誰かの父親になっている(放課後ミドルノート)

お久しぶりです。
先日から佐吉祭が始まりました。

私たちroute.©️も、粛々と、稽古やスタッフワークに励む日々でございます。

「放課後、ミドルノート」
ご予約も始まりました!ぜひ。

[平安咲貴扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/tga9vrr?m=0ibfbgb

さて。
今回初めましてのキャストさんがたくさんいること、また佐吉祭ということもあり、route.©️を初めて観劇するかどうか検討していらっしゃる方もいるんじゃないか…いたら良いなという気持ちでこの文章をしたためております。
あらすじを読む限り、なかなか過激そうな内容なので、人によって自衛が必要かどうか不安な方もいるかもしれないので、その辺のお話をまずさせてください。

○性的描写がありますか。
→直接的なもの、生々しいものはありません。ただ、(これってそういうこと?)みたいな雰囲気の演出や台詞はございますので、そういった類のものを全く受け付けない方にはおすすめはできません。

○暴力的な描写がありますか。
→多少ありますが、直接的にグロテスクなものはありません。

○重たい話ですか。
→普段エンタメを観ている方からすると重ため、ある程度アングラ演劇や不条理劇を嗜んでいる方からするとよくある重たさ、なのではないかなと思います。

○小さい子でも楽しめますか。
→推奨年齢は中学生以上です。小さい子だと難しいかもしれません。また、未就学児のご来場はご遠慮させていただいております。

○その他演出について。
→今回ほんのりと、「香り」の演出がございます。殆どの人にとっては不快にならない程度ではありますが、気になる方は後方のお席をおすすめします。


毎日稽古場で、「幸せになること」について考えを巡らせています。

私を殴った男は誰かの父親になったし、知り合いを殴った男は養育費も払わず消えたし、友達を殴った男はまだ平然と仕事続けているし、そう言う人に限ってエンタメとか弱さとか幸せについて語っている。
(身の回りの人、殴られすぎでは?)


かく言う私も、誰かにとっては加害者で。
それを忘れずにいたいなと思う反面、
忘れてあいつらみたいにヘラヘラ幸せを享受したいとも思う。

でも、そんな自分になったら、不幸でいるより不快だな。


この作品に出てくる人たちはみんな、被害者であり加害者です。
あらすじにも出てくるゆきちゃん、彼女の友だちであり主人公のかなえちゃん、そして二人を取り巻く未成熟なみんながどんな選択をしていくのかを、丁寧に最後まで見届けたいと思います。


甘ったるいハッピーエンドを添えて。

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