うつ病だったみたいという話

4月から病院に通っていました。

血液検査や複数回のカウンセリングを受けて、今日言われたのが「うつ病」ということでした。


ああそうなんだ、と思いました。
ストンと納得したのと、少しほっとした気持ちです。


あ、でも、今がすごく悪いわけじゃなくて。
多分中学くらいからずっと
"そういう状態"が続いていて。
ようやく名前がついただけだと思います。

(と、先生も言っていました。)

今はむしろ、中学の1番ひどい時期に比べたらめちゃくちゃ良い方です。

いつからか、本音を人に話せなくなりました。
本音で話すと、聞いた人はすごく私を心配したり、怒ったり、泣いたりするからです。
自傷をしたら驚いたような悲しいような顔をされ、もうやらないと誓いました。
私の為に誰かが心を消費してしまう事が耐えられなくて、それならば言わない方が良かったので、奥底にある感情は言わずに隠しておきました。


そうやって根っこに巣を作ってしまった暗闇に、名前がついただけだと思います。


「今は死にたいって衝動は無い?」

ありませんよ、と少しだけ嘘をつく。
でも全部が嘘なんかじゃないから。

下半期にはヱの現場や客演が決まってるし、私が書いた脚本が舞台になるし、年明けには夜明けとワンピースがあるし、佐藤佐吉演劇祭だってある。
そしてきっと、佐藤佐吉演劇祭が終わる頃には、次の計画を立てていると思う。
立てたからにはそれを残して消えるわけにはいかないですし。


そうやってうまい具合に、生きていく。

まあただ本当に、たまに来る何もできない時期があり、それは生活において多方面に迷惑なので、気長に治療していこうかなと思います。


あと嬉しかったですよ。

私この10年ほど感じてた気持ち悪さとか、胸の動悸とか、パニック発作とか、好きだった物が楽しめなくなって自己嫌悪したりとか、毎日のように消えたいと涙を流したこととか、きっとそれが世の中の人にも当たり前で、私が弱いせいで耐えられないんだと思っていたので。
自分を責める要素が一つ減りました。

ラッキー!

私の作品をみてくれてる人にも、きっと、私みたいな人はいるんじゃないかなと思います。

だからこそ、私の作品が安全装置になれば良いな。


みてろよー!!!
紡ぐぞ!!!!

まずは脱スランプ!!!!

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