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早稲田佐賀中2020B・算数・解説〜B日程の会場は福岡・北九州・熊本〜

偏差値爆上がり中の早稲田佐賀中入試は2日程あります。A日程は佐賀・唐津の本校会場と早稲田大学の首都圏会場。そして、B日程として福岡・北九州・熊本会場があります。北部九州の生徒には2回の受験チャンスが。詳細は下の情報をご覧ください(学校HPより)。

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A日程とB日程で傾向や難度は大きく変わりません。2020年算数だけで比べるとB日程の方がやや難しいかな?という印象でした。九州入試の全体平均点でも4点の差。しかしながらA日程で合格している子はB日程を受験しないため母集団の学力にやや差があるので難度に大きな差は無さそうですね。

大問1 小問集合13題

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(12)はポンポンポンと書いていて1/32と書かないように笑

大問2 規則性  大問3 割合(濃度算)

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大問2につかまると後がかなり苦しくなると思われます。解説は非常にスムーズに書いていますが、もう3ケースくらいは試行錯誤しないと見えてこないと思います。追記:『中学への算数』発展演習に掲載されるほどの良い難問でした。

大問3の濃度算も(2)はレベルが高い良問です。ラ・サールを目指すならば解けて欲しい。

大問4 平面図形(点の移動)

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(2)のBP:CRが1:2と分かれば(3)も見えてくる。難度は高め。

大問5 立体図形(切断)

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2回切断と立体の中で一番難しい分野。実際は切り口も複雑では無いですが、正確にイメージしきれるか、時間内に解くのは大変かも知れません。

小問集合の大問1、各大問の(1)をしっかり解けるかが合否の分かれ目。


↓同年のA問題の解説は以下をクリック